トリンコンとメッシがドブレーテの共演! バルサがリーグ7連勝でPSG戦へ《ラ・リーガ》
2021.02.14 06:59 Sun
ラ・リーガ第23節、バルセロナvsアラベスが13日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが5-1で勝利した。
現在、ラ・リーガ6連勝で3位に付けるバルセロナ(勝ち点43)は17日にチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦で因縁の相手であるパリ・サンジェルマン(PSG)とのホームゲームに臨む。その重要な一戦を控えるチームは今節、残留争い中の16位アラベス(勝ち点22)と対戦した。
今週ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグではセビージャ相手に敵地で0-2と完敗。今季最も獲得の可能性が高いコパのタイトル獲得に黄色信号が灯る中、CLに向けて白星を取り戻したい一戦では先発4人を変更。ユムティティ、ジョルディ・アルバ、ペドリ、デンベレに代えてラングレ、トリンコン、リキ・プッチ、これがプリメーラデビューとなる18歳MFイライクス・モリバを起用した。
この試合、スタートは[3-5-2]を採用したバルセロナは開始直後に流れるようなパスワークからボックス内のグリーズマンにいきなり決定機が訪れるなど、良い入りを見せた。
すると、この直後にオランダ人指揮官が抜擢した若き才能が先制点をもたらす。29分、右サイドで高い位置を取ったミンゲサの鋭いクロスがファーに流れると、これを回収したイライクスがシュートではなく冷静に中でフリーの味方へのパスを選択。これをトリンコンが左足ダイレクトで蹴り込むと、ゴールカバーに入っていたDFの股間を抜いてゴールネットを揺らした。
イライクスの初アシストからトリンコンにリーグ2試合連続ゴールが生まれたバルセロナは、勢いづいて2点目を奪いに行く。36分にはブスケッツの背後を狙ったミドルパスに抜け出したグリーズマンがボックス内でGKと一対一となる絶好機を迎える。左足のシュートはGKに阻まれるが、こぼれ球をメッシが右足で流し込む。しかし、VARのレビューの結果、グリーズマンの抜け出しのタイミングで微妙なオフサイドを取られてゴールは取り消しに。
それでも、ハーフタイム突入寸前の前半アディショナルタイムにはボックス手前右でカットインの仕掛けを見せたメッシが強烈な左足のミドルシュートを放つ。これが右ポストの内側を叩いて逆のサイドネットに突き刺さった。
メッシの3試合連続となる見事なゴラッソによって2点リードで試合を折り返したバルセロナは、ブスケッツに代えてユムティティをハーフタイム明けに投入。この交代でデ・ヨングがセンターバックから本来のピボーテにポジションを上げた。
後半に入って決定機こそ作れないものの、危なげない試合運びを見せていたバルセロナだったが、後半頭に2枚替えを敢行して攻守にアグレッシブな姿勢を強調してきたアラベスにミスを突かれて1点を返される。
57分、自陣左サイドのイライクスが不用意に出した中央への横パスを途中出場のリオハにかっさらわれてボックス内まで運ばれると、左足のシュートをきっちり決められた。
この失点で少し嫌な空気が漂うバルセロナだが、引いて受けに回ることなく積極的に3点目を奪いに行く。62分にはグリーズマンからの絶妙なスルーパスに抜け出したトリンコンがボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはGKパチェコの好守に遭う。続く66分にはジュニオル、メッシ、グリーズマンと見事なダイレクトプレーが繋がるも、グリーズマンの右足のシュートはわずかに枠の右へ外れた。
その後は相手のカウンターに晒されるが、これを何とか耐えたホームチームは圧巻のゴールラッシュで一気に試合を決めた。
まずは74分、ペドリのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したメッシとGKとの一対一はファインセーブに阻まれるが、こぼれ球をトリンコンが冷静に流し込んでドブレーテを達成。すると、直後の75分にはボックス手前中央でグリーズマンからパスを受けたメッシがこの試合2本目の見事なミドルシュートをゴール左隅に突き刺してこちらもドブレーテ。
さらに、80分にはメッシの浮き球パスに抜け出したグリーズマンのボックス右からの折り返しをファーでドフリーのジュニオルがきっちり流し込み、こちらは今季初ゴールを挙げた。
そして、6分間に3ゴールを奪って一気にアラベスを引き離したバルセロナが終わってみればマニータの快勝でラ・リーガ7連勝を達成。来週に行われるCLのPSG戦に大きな弾みを付けた。
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その中で来週にCLラウンド16初戦を戦う3位のバルセロナ(勝ち点43)、4位のセビージャ(勝ち点42)の2チームの戦いに注目したい。今週ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグではセビージャ相手に敵地で0-2と完敗。今季最も獲得の可能性が高いコパのタイトル獲得に黄色信号が灯る中、CLに向けて白星を取り戻したい一戦では先発4人を変更。ユムティティ、ジョルディ・アルバ、ペドリ、デンベレに代えてラングレ、トリンコン、リキ・プッチ、これがプリメーラデビューとなる18歳MFイライクス・モリバを起用した。
この試合、スタートは[3-5-2]を採用したバルセロナは開始直後に流れるようなパスワークからボックス内のグリーズマンにいきなり決定機が訪れるなど、良い入りを見せた。
その後はミンゲサを3バックの右から右サイドバックに配置転換し、本来の[4-3-3]の形で試合を進めていく。ただ、[5-4-1]に変化したアラベスの明確な堅守速攻のスタイルに手を焼きなかなか決定機まで持ち込めない。逆に、26分にはバッタリアに強烈なミドルシュートを枠に飛ばされるが、ここはGKテア・シュテーゲンが好守で凌いだ。
すると、この直後にオランダ人指揮官が抜擢した若き才能が先制点をもたらす。29分、右サイドで高い位置を取ったミンゲサの鋭いクロスがファーに流れると、これを回収したイライクスがシュートではなく冷静に中でフリーの味方へのパスを選択。これをトリンコンが左足ダイレクトで蹴り込むと、ゴールカバーに入っていたDFの股間を抜いてゴールネットを揺らした。
イライクスの初アシストからトリンコンにリーグ2試合連続ゴールが生まれたバルセロナは、勢いづいて2点目を奪いに行く。36分にはブスケッツの背後を狙ったミドルパスに抜け出したグリーズマンがボックス内でGKと一対一となる絶好機を迎える。左足のシュートはGKに阻まれるが、こぼれ球をメッシが右足で流し込む。しかし、VARのレビューの結果、グリーズマンの抜け出しのタイミングで微妙なオフサイドを取られてゴールは取り消しに。
それでも、ハーフタイム突入寸前の前半アディショナルタイムにはボックス手前右でカットインの仕掛けを見せたメッシが強烈な左足のミドルシュートを放つ。これが右ポストの内側を叩いて逆のサイドネットに突き刺さった。
メッシの3試合連続となる見事なゴラッソによって2点リードで試合を折り返したバルセロナは、ブスケッツに代えてユムティティをハーフタイム明けに投入。この交代でデ・ヨングがセンターバックから本来のピボーテにポジションを上げた。
後半に入って決定機こそ作れないものの、危なげない試合運びを見せていたバルセロナだったが、後半頭に2枚替えを敢行して攻守にアグレッシブな姿勢を強調してきたアラベスにミスを突かれて1点を返される。
57分、自陣左サイドのイライクスが不用意に出した中央への横パスを途中出場のリオハにかっさらわれてボックス内まで運ばれると、左足のシュートをきっちり決められた。
この失点で少し嫌な空気が漂うバルセロナだが、引いて受けに回ることなく積極的に3点目を奪いに行く。62分にはグリーズマンからの絶妙なスルーパスに抜け出したトリンコンがボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはGKパチェコの好守に遭う。続く66分にはジュニオル、メッシ、グリーズマンと見事なダイレクトプレーが繋がるも、グリーズマンの右足のシュートはわずかに枠の右へ外れた。
その後は相手のカウンターに晒されるが、これを何とか耐えたホームチームは圧巻のゴールラッシュで一気に試合を決めた。
まずは74分、ペドリのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したメッシとGKとの一対一はファインセーブに阻まれるが、こぼれ球をトリンコンが冷静に流し込んでドブレーテを達成。すると、直後の75分にはボックス手前中央でグリーズマンからパスを受けたメッシがこの試合2本目の見事なミドルシュートをゴール左隅に突き刺してこちらもドブレーテ。
さらに、80分にはメッシの浮き球パスに抜け出したグリーズマンのボックス右からの折り返しをファーでドフリーのジュニオルがきっちり流し込み、こちらは今季初ゴールを挙げた。
そして、6分間に3ゴールを奪って一気にアラベスを引き離したバルセロナが終わってみればマニータの快勝でラ・リーガ7連勝を達成。来週に行われるCLのPSG戦に大きな弾みを付けた。
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