セルヒオ・ラモスの給与削減を目論むレアル、ベイルとアザール以下になる問題発生
2021.02.13 21:30 Sat
契約延長交渉がなかなか進んでいないレアル・マドリーとキャプテンを務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモス。しかし、その裏には意外な事実があるようだ。
チームのキャプテンも務めるセルヒオ・ラモスだが、マドリーとの契約は今シーズン終了後に満了を迎える状態。クラブは契約延長に向けて動いている。
しかし、なかなか両者の間で合意に至らない契約延長交渉だが、スペイン『アス』がクラブの経済的問題を指摘。それは、新型コロナウイルス(COVID-19)とは別のところにあると言及した。
『アス』によると、マドリーはセルヒオ・ラモスの給与を減らそうと画策しているが、これにセルヒオ・ラモスが応じない状況。しかし、その理由の1つがガレス・ベイルの給与というから驚きだ。
ベイルはマドリーとの契約が残っており、来シーズンは復帰する可能性があるが、そこで大きな問題が生じることとなる。
ベイルが復帰した場合、マドリーは総額で3000万ユーロ(約38億1500万円)をベイルに支払う必要が生じてくる。これはセルヒオ・ラモスと同額となるが、今回の契約延長で仮にセルヒオ・ラモスの給与を下げた場合は、いらぬ軋轢が生じることとなってしまうのだ。
前述の通り、セルヒオ・ラモスは長年にわたるクラブへの貢献があり試合も668試合に出場してる。一方でベイルは、多額の移籍金を支払って獲得したものの251試合で105ゴール68アシストという結果。近年は散々な状況であり、大きな問題となりそうだ。
さらに、より稼働していないベルギー代表MFエデン・アザールは年間で2800万ユーロ(約35億6000万円)をもらう状況であり、さらに問題が複雑になってしまう状況だ。
しかし、セルヒオ・ラモスをこのままの条件で雇うことは難しく、マドリーは補強ができない状況となってしまう。一方で、セルヒオ・ラモスが退団した場合の影響は小さくなく、悩ましいところだ。
新型コロナウイルスの感染拡大によって財政的に余裕がない状況で噴出した問題。不良債権を大量に抱えてしまっていることがそもそも問題だが、“エル・カピタン”を手放す方が大きなリスクとなりそうだ。
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セルヒオ・ラモスは2005年8月にセビージャからマドリーへと完全移籍。加入当初は右サイドバックとしてプレーしていたものの、その後はセンターバックとしてチームを牽引。ここまでマドリーで公式戦通算668試合に出場し100ゴール40アシストを記録している。しかし、なかなか両者の間で合意に至らない契約延長交渉だが、スペイン『アス』がクラブの経済的問題を指摘。それは、新型コロナウイルス(COVID-19)とは別のところにあると言及した。
『アス』によると、マドリーはセルヒオ・ラモスの給与を減らそうと画策しているが、これにセルヒオ・ラモスが応じない状況。しかし、その理由の1つがガレス・ベイルの給与というから驚きだ。
ベイルは度重なるケガやクラブへの貢献度が低いことから信頼を失い、今シーズンは古巣のトッテナムへとレンタル移籍をしている。しかし、そのトッテナムでも満足させる活躍は見せられていない状況だ。
ベイルはマドリーとの契約が残っており、来シーズンは復帰する可能性があるが、そこで大きな問題が生じることとなる。
ベイルが復帰した場合、マドリーは総額で3000万ユーロ(約38億1500万円)をベイルに支払う必要が生じてくる。これはセルヒオ・ラモスと同額となるが、今回の契約延長で仮にセルヒオ・ラモスの給与を下げた場合は、いらぬ軋轢が生じることとなってしまうのだ。
前述の通り、セルヒオ・ラモスは長年にわたるクラブへの貢献があり試合も668試合に出場してる。一方でベイルは、多額の移籍金を支払って獲得したものの251試合で105ゴール68アシストという結果。近年は散々な状況であり、大きな問題となりそうだ。
さらに、より稼働していないベルギー代表MFエデン・アザールは年間で2800万ユーロ(約35億6000万円)をもらう状況であり、さらに問題が複雑になってしまう状況だ。
しかし、セルヒオ・ラモスをこのままの条件で雇うことは難しく、マドリーは補強ができない状況となってしまう。一方で、セルヒオ・ラモスが退団した場合の影響は小さくなく、悩ましいところだ。
新型コロナウイルスの感染拡大によって財政的に余裕がない状況で噴出した問題。不良債権を大量に抱えてしまっていることがそもそも問題だが、“エル・カピタン”を手放す方が大きなリスクとなりそうだ。
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