スアレス2戦連続ドブレーテも土壇場被弾のアトレティコの連勝が「8」でストップ…格下セルタ相手にホームで逃げ切れず《ラ・リーガ》
2021.02.09 07:03 Tue
ラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリーvsセルタが8日にワンダ・メトロポリターノで行われ、2-2のドローに終わった。
前節、カディスとの打ち合いをスアレスのドブレーテなどで4-2と打ち勝ったシメオネ率いるチームは、その試合から先発3人を変更。エルモソ、フェリックス、デンベレに続き、試合当日にエレーラとレマルがコロナウイルスの陽性判定で起用できない苦境の中、コンドグビア、ロージ、コレアが先発に名を連ねた。
この試合、アトレティコはアンカーに加入後リーグ初先発のコンドグビアをアンカーに置き、サウールとコケをインテリオールに並べる形でスタート。
立ち上がりからボール回しになかなかリズムが生まれない中、13分にはセルタに左サイドから右サイドに展開を許すと、マージョの絶妙な右足ダイレクトクロスをニアに飛び込んだサンティ・ミナにダイビングヘッドで流し込まれ、先制点を奪われた。
以降は中盤での潰し合いが目立つクローズな展開が続く。決定機はおろか流れの中でフィニッシュにさえ持ち込めない苦しいアトレティコだったが、絶好調のエースが前半終了間際に貴重な同点ゴールをもたらした。
45分、相手GKのクリアボールを左サイドのロージが撥ね返すと、これを回収したコンドグビアが中央でボールを運ぶ。そして、コレアを経由したボールがボックス右角に走り込んだジョレンテに繋がると、ジョレンテの斜めのグラウンダーパスをファーで飛び込んだスアレスがスライディングシュートで押し込んだ。
この試合で初めて見せた見事な崩しによって1-1のイーブンで試合を折り返したアトレティコは、フェリペを下げてトレイラをハーフタイム明けに投入。この交代で布陣を[4-4-2]に変更し、ジョレンテが右サイドバックにポジションを下げた。
すると、この交代で流れを引き寄せたホームチームは50分、中央でボールを持ったコンドグビアが左サイドのスペースを狙うロージへ浮き球のパスを出すと、ロージが左足ダイレクトで折り返したボールを再びスアレスが右足のスライディングシュートで合わせ、2試合連続のドブレーテを達成した。
スアレスの見事な2発で試合を引っくり返したアトレティコはここからややバランスを意識した戦い方にシフトする。
一方、ビハインドを追うことになったセルタはリスクを冒して前に出る中、56分にはブライス・メンデスの縦パスに抜け出したイアゴ・アスパスにボックス内でシュートチャンスも、利き足とは逆の右足でのシュートを逡巡した結果、必死の戻りを見せたコンドグビアの見事なシュートブロックに阻まれた。
後半半ばから終盤にかけてはセルタの攻撃を受け止めるアトレティコが要所でカウンターを繰り出して3点目を狙う展開が続くが、互いに決定機を作るまでには至らず。
コロナの影響で多数の主力を欠く中、トレイラの投入以降交代カードを切ることなく試合最終盤を迎えたアトレティコだったが、最後の最後に痛恨の失点を喫することになった。
89分、相手陣内中央右でボールを受けたアスパスからボックス右に走り込むソラーリへスルーパスが通ると、ソラーリの丁寧なグラウンダーの折り返しに反応したファクンド・フェレイラがスライディングシュートで押し込み、途中出場の2選手の連携で劇的な同点ゴールを奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2試合連続の複数失点で逃げ切り失敗のアトレティコは、リーグ連勝が「8」でストップした。
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リーグ8連勝で首位を快走するアトレティコ(勝ち点50)は、月曜開催のナイトゲームで10位のセルタ(勝ち点25)と対戦。この試合、アトレティコはアンカーに加入後リーグ初先発のコンドグビアをアンカーに置き、サウールとコケをインテリオールに並べる形でスタート。
立ち上がりからボール回しになかなかリズムが生まれない中、13分にはセルタに左サイドから右サイドに展開を許すと、マージョの絶妙な右足ダイレクトクロスをニアに飛び込んだサンティ・ミナにダイビングヘッドで流し込まれ、先制点を奪われた。
これで4試合連続失点とらしくないホームチームはすぐさま反撃に転じるが、レマルやカラスコの不在、マルコス・ジョレンテを右ウイングバックで起用している弊害もあってなかなか普段通りの攻めが見せられない。
以降は中盤での潰し合いが目立つクローズな展開が続く。決定機はおろか流れの中でフィニッシュにさえ持ち込めない苦しいアトレティコだったが、絶好調のエースが前半終了間際に貴重な同点ゴールをもたらした。
45分、相手GKのクリアボールを左サイドのロージが撥ね返すと、これを回収したコンドグビアが中央でボールを運ぶ。そして、コレアを経由したボールがボックス右角に走り込んだジョレンテに繋がると、ジョレンテの斜めのグラウンダーパスをファーで飛び込んだスアレスがスライディングシュートで押し込んだ。
この試合で初めて見せた見事な崩しによって1-1のイーブンで試合を折り返したアトレティコは、フェリペを下げてトレイラをハーフタイム明けに投入。この交代で布陣を[4-4-2]に変更し、ジョレンテが右サイドバックにポジションを下げた。
すると、この交代で流れを引き寄せたホームチームは50分、中央でボールを持ったコンドグビアが左サイドのスペースを狙うロージへ浮き球のパスを出すと、ロージが左足ダイレクトで折り返したボールを再びスアレスが右足のスライディングシュートで合わせ、2試合連続のドブレーテを達成した。
スアレスの見事な2発で試合を引っくり返したアトレティコはここからややバランスを意識した戦い方にシフトする。
一方、ビハインドを追うことになったセルタはリスクを冒して前に出る中、56分にはブライス・メンデスの縦パスに抜け出したイアゴ・アスパスにボックス内でシュートチャンスも、利き足とは逆の右足でのシュートを逡巡した結果、必死の戻りを見せたコンドグビアの見事なシュートブロックに阻まれた。
後半半ばから終盤にかけてはセルタの攻撃を受け止めるアトレティコが要所でカウンターを繰り出して3点目を狙う展開が続くが、互いに決定機を作るまでには至らず。
コロナの影響で多数の主力を欠く中、トレイラの投入以降交代カードを切ることなく試合最終盤を迎えたアトレティコだったが、最後の最後に痛恨の失点を喫することになった。
89分、相手陣内中央右でボールを受けたアスパスからボックス右に走り込むソラーリへスルーパスが通ると、ソラーリの丁寧なグラウンダーの折り返しに反応したファクンド・フェレイラがスライディングシュートで押し込み、途中出場の2選手の連携で劇的な同点ゴールを奪った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2試合連続の複数失点で逃げ切り失敗のアトレティコは、リーグ連勝が「8」でストップした。
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