ミリトンが開始直後に退場のマドリー、レバンテに痛恨の逆転負け…《ラ・リーガ》
2021.01.31 02:17 Sun
ラ・リーガ第21節、レアル・マドリーvsレバンテが30日にアルフレド・ディ・ステファノで行われ、アウェイのレバンテが1-2で逆転勝利した。
2位のマドリー(勝ち点40)は前節、指揮官ジダンをコロナの影響で欠いた中、ベンゼマのドブレーテの活躍などでアラベスに快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にした。この重要な勝利をキッカケに再浮上を図るチームは、12位のレバンテ(勝ち点23)と対戦。引き続きジダン監督を欠き、セルヒオ・ラモス、カルバハルに加え、ルーカス・バスケスがメンバーを外れたものの、オドリオソラを右サイドバックで起用した以外、同じ10人を起用した。
連勝を目指してホームで勢いを持って試合に入ったマドリーだったが、予想外のアクシデントに見舞われる。7分、ラドヤのロングフィードに完璧に抜け出したセルヒオ・レオンに完璧に背後に抜け出され自陣ボックス手前でDFミリトンが後ろから倒してしまう。当初の判定はイエローカードもオンフィールドレビューの結果、決定機阻止でのレッドカードに判定が変わった。
残り80分以上を10人で戦うことになったマドリーはカゼミロをセンターバックに下げてベンゼマを最前線に残した[4-4-1]に並びを変更。ここから守勢に回ることが予想されたが、圧倒的な個の力で先制点を奪って見せる。
13分、自陣のボックス手前でクリアボールを回収したクロースが相手の高いラインの背後にスプリントするアセンシオへ右足アウトにかけた圧巻の高速スルーパスを通す。そのままスピードを落とさずにボックス内まで運んだアセンシオが利き足とは逆の右足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
一方、ある程度ボールは持てるものの、数的優位をなかなか生かせないレバンテは25分にボックス左のロジェールに決定機が訪れるが、左足のシュートはGKクルトワの好守に阻まれる。それでも、32分には右サイドでの細かい繋ぎで相手を寄せてミラモンが入れた柔らかなクロスを内に絞っていたDFオドリオソラの背後から飛び出したホセ・モラレスが見事な右足のハーフボレーでゴール右隅に流し込んだ。
攻撃的な姿勢がマイナスに働いたか、追いつかれたマドリーはパワーが残っている前半のうちに勝ち越しゴールを奪おうと、攻撃のギアを上げていく。これにより、試合はターンオーバーの応酬が目立つやや大味な展開となったが、互いの守備陣が最後のところで粘りをみせ、1-1のイーブンのまま前半終了を迎えた。
後半の立ち上がりはクロースの高い位置でのボール奪取からベンゼマに決定機が訪れるなど、マドリーが良い入りを見せる。その後は一進一退の攻防が続く中、マドリーは60分にアザールを下げてヴィニシウスを投入。だが、この交代が裏目に出る。
61分、ボックス左に抜け出したクレルクをヴィニシウスが蹴ってしまうと、当初ボックス外のファウルと判定されたものの、VARのレビューの結果、判定がPKに変わる。それでも、この窮地でGKクルトワがロジェールの右を狙ったシュートを見事なワンハンドセーブで阻んだ。
守護神のビッグプレーに応えたいマドリーだが、過密日程の中で10人での戦いが続いた影響もあり、後半はなかなか攻撃にパワーを出せない。すると、78分には右CKの流れからバルディが入れたクロスをボックス中央でうまく収めたロジェールにPK失敗を払しょくする見事なボレーシュートを叩き込まれて逆転を許した。
その後、疲れの色濃いベンゼマとアセンシオを下げてマリアーノ、アリバスをピッチに送り込むが、ロジェールを下げてセンターバックのヴェソを投入して逃げ切り態勢に入ったアウェイチームのゴールを再びこじ開けることはできなかった。
試合序盤のミリトン退場が大きく響いたマドリーはホームで格下レバンテに痛恨の敗戦を喫した。
2位のマドリー(勝ち点40)は前節、指揮官ジダンをコロナの影響で欠いた中、ベンゼマのドブレーテの活躍などでアラベスに快勝。公式戦4試合ぶりの白星を手にした。この重要な勝利をキッカケに再浮上を図るチームは、12位のレバンテ(勝ち点23)と対戦。引き続きジダン監督を欠き、セルヒオ・ラモス、カルバハルに加え、ルーカス・バスケスがメンバーを外れたものの、オドリオソラを右サイドバックで起用した以外、同じ10人を起用した。
残り80分以上を10人で戦うことになったマドリーはカゼミロをセンターバックに下げてベンゼマを最前線に残した[4-4-1]に並びを変更。ここから守勢に回ることが予想されたが、圧倒的な個の力で先制点を奪って見せる。
13分、自陣のボックス手前でクリアボールを回収したクロースが相手の高いラインの背後にスプリントするアセンシオへ右足アウトにかけた圧巻の高速スルーパスを通す。そのままスピードを落とさずにボックス内まで運んだアセンシオが利き足とは逆の右足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
リードを奪ったことで一旦引いて堅守速攻の色合いを強めるかに思われたが、マドリーは以降も高い位置でボールを動かしてアセンシオやアザールの個人技で積極的に2点目を狙う。
一方、ある程度ボールは持てるものの、数的優位をなかなか生かせないレバンテは25分にボックス左のロジェールに決定機が訪れるが、左足のシュートはGKクルトワの好守に阻まれる。それでも、32分には右サイドでの細かい繋ぎで相手を寄せてミラモンが入れた柔らかなクロスを内に絞っていたDFオドリオソラの背後から飛び出したホセ・モラレスが見事な右足のハーフボレーでゴール右隅に流し込んだ。
攻撃的な姿勢がマイナスに働いたか、追いつかれたマドリーはパワーが残っている前半のうちに勝ち越しゴールを奪おうと、攻撃のギアを上げていく。これにより、試合はターンオーバーの応酬が目立つやや大味な展開となったが、互いの守備陣が最後のところで粘りをみせ、1-1のイーブンのまま前半終了を迎えた。
後半の立ち上がりはクロースの高い位置でのボール奪取からベンゼマに決定機が訪れるなど、マドリーが良い入りを見せる。その後は一進一退の攻防が続く中、マドリーは60分にアザールを下げてヴィニシウスを投入。だが、この交代が裏目に出る。
61分、ボックス左に抜け出したクレルクをヴィニシウスが蹴ってしまうと、当初ボックス外のファウルと判定されたものの、VARのレビューの結果、判定がPKに変わる。それでも、この窮地でGKクルトワがロジェールの右を狙ったシュートを見事なワンハンドセーブで阻んだ。
守護神のビッグプレーに応えたいマドリーだが、過密日程の中で10人での戦いが続いた影響もあり、後半はなかなか攻撃にパワーを出せない。すると、78分には右CKの流れからバルディが入れたクロスをボックス中央でうまく収めたロジェールにPK失敗を払しょくする見事なボレーシュートを叩き込まれて逆転を許した。
その後、疲れの色濃いベンゼマとアセンシオを下げてマリアーノ、アリバスをピッチに送り込むが、ロジェールを下げてセンターバックのヴェソを投入して逃げ切り態勢に入ったアウェイチームのゴールを再びこじ開けることはできなかった。
試合序盤のミリトン退場が大きく響いたマドリーはホームで格下レバンテに痛恨の敗戦を喫した。
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