G・ジェズスのゴールを守り抜いたシティがブレイズ撃破! 怒涛のリーグ8連勝で首位堅持《プレミアリーグ》

2021.01.31 01:58 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第21節、マンチェスター・シティvsシェフィールド・ユナイテッドが30日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが1-0で勝利した。
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前節、WBAに5-0の大勝を飾ってリーグ7連勝を達成したシティ(勝ち点41)は、マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点40)を抜き首位に浮上。8連勝での首位固めを狙う今節は前節ユナイテッドを破って首位浮上をアシストしてくれた最下位のブレイズとの対戦となった。
グアルディオラ監督は過密日程を考慮してWBA戦から先発5人を変更。ストーンズ、カンセロに代えてラポルテ、ウォーカーを最終ラインで起用し、中盤から前のポジションではロドリ、マフレズ、スターリングに代えてフェルナンジーニョ、フェラン・トーレス、ガブリエウ・ジェズスを起用した。

立ち上がりからボールを握って相手の堅固な守備ブロック攻略を狙うシティは、意外な形からファーストチャンスをモノにして早い時間帯にゴールをこじ開ける。9分、ロングボールのこぼれ球をボックス右で回収したフェラン・トーレスが相手に寄せられて一度尻餅を付くがすぐに起き上がってDF2枚の間を見事な仕掛けで突破。丁寧な折り返しを入れると、ゴール前でうまく収めたジェズスが右足に持ち替えて至近距離からのシュートをきっちり決めた。

幸先よく先制に成功したシティは失点後も相手が大きく戦い方を変えてこなかったこともあり、引きつづきボールを握りながら丁寧な攻めで2点目、3点目を目指していく。先生から数分後にベルナルド・シウバが枠内シュートを放ったが、以降はなかなかフィニッシュの数が増えていかず、やや攻めあぐねた状況のまま1点リードで試合を折り返した。
後半も70%を超えるボール支配率で相手を押し込むシティだが、引いたブレイズの守備をこじ開けられない。56分には右サイドに張ったフェラン・トーレスからのアーリークロスをゴール前に飛び出したジェズスがワンタッチで合わせるが、ここはGKラムズデールの好守に阻まれた。

試合終盤の事故を避けたいシティは67分にフェラン・トーレスが見事な単騎突破でボックス内まで持ち込むが、ここは相手のDFに対応されて中の味方へ折り返すことができない。さらに、72分にはボックス手前のジンチェンコが強烈なミドルシュートを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKラムズデールにファインセーブで阻止される。

シティの1点リードのまま試合は終盤に突入。何とか勝ち点を持ち帰りたいアウェイチームは78分にバシャムに代えてマクバーニー、バークに代えてシャープと2人のアタッカーを投入し、システムも[4-3-1-2]に変更。86分にはシャープのポストプレーから前向きでボールを受けたフレックが得意の左足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の右に外れ、試合を通して最大の決定機をモノにできない。

その後、90分にフェラン・トーレスを下げてロドリを投入して完全に逃げ切り態勢に入ったシティは92分にカウンターからジェズスに試合を決めるチャンスが訪れたが、ゴール右隅を狙った完璧なシュートはGKラムズデールの圧巻のセーブに阻まれた。

それでも、持ち味の堅守で序盤のリードを守り切り、1-0で勝利。リーグ8連勝で首位固めに成功すると共に、クラブ史上初の公式戦12連勝を達成した。

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