スアレスの34歳バースデー弾が決勝点! フェリックスにも10戦ぶりゴール生まれた首位アトレティコが逆転で7連勝!《ラ・リーガ》
2021.01.25 06:57 Mon
ラ・リーガ第20節、アトレティコ・マドリーvsバレンシアが24日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-1で逆転勝利した。
前節、エイバル相手にGKドミトロビッチの珍しいPKゴールで先制を許したアトレティコだったが、FWスアレスが前後半の終盤に1ゴールずつを挙げるドブレーテの活躍をみせ、見事な逆転勝利を飾った。7連勝での後半戦スタートを目指すシメオネ率いるチームは、エイバル戦から先発3人を変更。フェリペ、サウール、コレアに代えてエルモソ、コケ、フェリックスを起用した。
立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたホームチームは、開始2分にトラップがややハンド気味もボックス内に抜け出したフェリックスが枠のわずか左に外れる惜しいシュートをいきなり放つ。さらに、6分にはコケの右CKをゴール前で競り勝ったヒメネスがヘディングシュート。だが、これはGKの好守に遭う。
一方、序盤のピンチを凌いだバレンシアは9分にマヌ・バジェホが個人技でGKオブラクに挨拶代わりのシュートを放つと、直後に伏兵のゴラッソが決まる。
エイバル戦に続き2試合連続で先制を許したアトレティコはライン設定を高くしてコンパクトな陣形を保つ相手の守備に対して、両ウイングバックの攻撃参加2トップのコンビネーション、マルコス・ジョレンテの3人目の動き出しなど、中と外を織り交ぜた仕掛けで同点を目指す。
すると、23分には右CKの場面でキッカーのレマルが左インスウィングで上げた浮き球のボールを、ファーでDFコレイアをブロックしたフェリックスが右足の裏で合わせた。
フェリックスの10試合ぶりとなる今季ラ・リーガ6点目で追いついたアトレティコは、ここから攻勢を強めていく。34分にはボックス手前でルーズボールに反応したジョレンテが右足を振るが、このシュートは枠の左に外れる。その後も自慢の2トップが相手最終ラインに対して見ごたえのある駆け引きを仕掛けていくが、前半のうちに逆転まで持っていくことはできなかった。
迎えた後半、ホームのアトレティコはヴルサリコに代えてロージをハーフタイム明けに投入。一方、バレンシアは後半開始直後のスプリントでハムストリングを痛めたディアカビがプレー続行不可能となり、ギジャモンの緊急投入を余儀なくされた。
後半から右サイドのポジションを移したカラスコの積極果敢な仕掛けを軸により相手のボックス近辺でのプレーを増やしたホームチームは、この日が34歳のバースデーとなったウルグアイ代表FWが自ら祝砲を放つ。
54分、自陣中央で相手のプレスをいなしたエルモソが高精度のフィードを左サイドのフェリックスに通す。フェリックスはすかさず背後へ飛び出したスアレスにきっちりパスを繋ぐと、ボックス左に抜け出したスアレスはニアを消したGK、折り返しに備えた対応を見せたDFを出し抜くファーポストを狙った技ありのグラウンダーシュートを流し込み、2戦連発、得点ランキングトップとなる今季12ゴール目を挙げた。
2トップ揃い踏みの活躍で試合を引っくり返したアトレティコは、相手が前がかりになることを予想してか、ここから本来の堅守速攻の色合いを強めていく。さらに、62分にはフェリックスを下げてコレアをピッチに送り出した。
その後はゴンサロ・ゲデスを投入したバレンシアが押し返し始めるが、後方に重心を置いたアトレティコを前に決定機まで持ち込めず。すると、72分にはカラスコのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したジョレンテが右サイドを独走。そのままボックス内に侵入してゴールライン際から丁寧にマイナスで折り返すと、これをコレアが右足ワンタッチで合わせ、試合を決定づける3点目とした。
このゴールで勝利を確信したシメオネ監督はフル稼働が続くジョレンテに代えて古巣対戦のコンドグビアをピッチへ送り込む。さらに、レマルに代えてトレイラを投入し逃げ切り態勢に入ると、試合終盤に攻撃的なカードを切ってきたアウェイチームの反撃をきっちり凌ぎ切った。
バースデーゴールのスアレスを含め攻撃陣の活躍が光った首位チームは2戦連続の逆転勝利で7連勝を飾った。
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首位のアトレティコ(勝ち点44)と、14位のバレンシア(勝ち点20)による、後半戦初戦で実現した名門対決。立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたホームチームは、開始2分にトラップがややハンド気味もボックス内に抜け出したフェリックスが枠のわずか左に外れる惜しいシュートをいきなり放つ。さらに、6分にはコケの右CKをゴール前で競り勝ったヒメネスがヘディングシュート。だが、これはGKの好守に遭う。
一方、序盤のピンチを凌いだバレンシアは9分にマヌ・バジェホが個人技でGKオブラクに挨拶代わりのシュートを放つと、直後に伏兵のゴラッソが決まる。
11分、中央から左へ展開して後方から攻め上がってきたガヤがペナルティアーク手前でドフリーのラチッチに横パスを送る。ラチッチがそのまま無造作に振り抜いた左足のダイレクトシュートが急激に右へ曲がりながらゴール右上隅に決まった。エリア外からのシュートでほとんど失点がないGKオブラクもさすがにノーチャンスの圧巻の一撃となった。
エイバル戦に続き2試合連続で先制を許したアトレティコはライン設定を高くしてコンパクトな陣形を保つ相手の守備に対して、両ウイングバックの攻撃参加2トップのコンビネーション、マルコス・ジョレンテの3人目の動き出しなど、中と外を織り交ぜた仕掛けで同点を目指す。
すると、23分には右CKの場面でキッカーのレマルが左インスウィングで上げた浮き球のボールを、ファーでDFコレイアをブロックしたフェリックスが右足の裏で合わせた。
フェリックスの10試合ぶりとなる今季ラ・リーガ6点目で追いついたアトレティコは、ここから攻勢を強めていく。34分にはボックス手前でルーズボールに反応したジョレンテが右足を振るが、このシュートは枠の左に外れる。その後も自慢の2トップが相手最終ラインに対して見ごたえのある駆け引きを仕掛けていくが、前半のうちに逆転まで持っていくことはできなかった。
迎えた後半、ホームのアトレティコはヴルサリコに代えてロージをハーフタイム明けに投入。一方、バレンシアは後半開始直後のスプリントでハムストリングを痛めたディアカビがプレー続行不可能となり、ギジャモンの緊急投入を余儀なくされた。
後半から右サイドのポジションを移したカラスコの積極果敢な仕掛けを軸により相手のボックス近辺でのプレーを増やしたホームチームは、この日が34歳のバースデーとなったウルグアイ代表FWが自ら祝砲を放つ。
54分、自陣中央で相手のプレスをいなしたエルモソが高精度のフィードを左サイドのフェリックスに通す。フェリックスはすかさず背後へ飛び出したスアレスにきっちりパスを繋ぐと、ボックス左に抜け出したスアレスはニアを消したGK、折り返しに備えた対応を見せたDFを出し抜くファーポストを狙った技ありのグラウンダーシュートを流し込み、2戦連発、得点ランキングトップとなる今季12ゴール目を挙げた。
2トップ揃い踏みの活躍で試合を引っくり返したアトレティコは、相手が前がかりになることを予想してか、ここから本来の堅守速攻の色合いを強めていく。さらに、62分にはフェリックスを下げてコレアをピッチに送り出した。
その後はゴンサロ・ゲデスを投入したバレンシアが押し返し始めるが、後方に重心を置いたアトレティコを前に決定機まで持ち込めず。すると、72分にはカラスコのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したジョレンテが右サイドを独走。そのままボックス内に侵入してゴールライン際から丁寧にマイナスで折り返すと、これをコレアが右足ワンタッチで合わせ、試合を決定づける3点目とした。
このゴールで勝利を確信したシメオネ監督はフル稼働が続くジョレンテに代えて古巣対戦のコンドグビアをピッチへ送り込む。さらに、レマルに代えてトレイラを投入し逃げ切り態勢に入ると、試合終盤に攻撃的なカードを切ってきたアウェイチームの反撃をきっちり凌ぎ切った。
バースデーゴールのスアレスを含め攻撃陣の活躍が光った首位チームは2戦連続の逆転勝利で7連勝を飾った。
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