【プレミア注目プレビュー】宿敵同士の首位攻防戦! アウェイ15戦無敗のユナイテッドが67戦無敗の要塞攻略に挑む!
2021.01.17 12:30 Sun
プレミアリーグ第19節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが日本時間17日25:30にアンフィールドでキックオフされる。近年、リバプールの後塵を拝してきたユナイテッドが首位チームとして乗り込む要塞アンフィールドでの首位攻防戦だ。2020年を首位で終えたリバプール(勝ち点33)だが、前節のサウサンプトン戦での0-1の敗戦により、直近1敗2分けの低迷で2位に陥落。8日に行われたFAカップではユースのメンバーを送り込んだアストン・ビラを4-1で破り、2021年の初白星を挙げたが、リーグ連覇に向けては今節の勝利が必須だ。
一方、序盤戦の低迷、チャンピオンズリーグ(CL)敗退によって一時はスールシャール監督解任の可能性が盛んに報じられたユナイテッド(勝ち点36)。しかし、昨年11月1日のアーセナル戦での敗戦以降は9勝2分けの11戦無敗という圧巻の戦績を残しており、前節にバーンリーを破ったことでジョゼ・モウリーニョ前体制以来、3年4カ月ぶりの首位に浮上。さらに、17節消化時点での首位はサー・アレックス・ファーガソンのラストシーズンまで遡る快挙だ。そのため、2012-13シーズン以来のリーグタイトル獲得への期待が日増しに高まっている。ただ、今季の対ビッグ6の対戦成績は2敗2分けと結果が出ておらず、リーグ制覇に向けては不振の昨季王者撃破と行きたいところだ。
なお、今回の首位攻防戦においてはリバプールのホームゲーム、ユナイテッドのアウェイゲームの好成績に注目が集まっている。リバプールはアンフィールドでのプレミアリーグで67試合無敗を継続中。これに対してユナイテッドは、アウェイ15戦無敗(12勝3分け)を継続している。
そして、ユナイテッドが最後にアウェイで敗れたのは、2020年1月19日に行われたリバプール戦(0-2)。クロップ監督が再び赤い悪魔に土を付けるか、あるいはスールシャール監督が要塞アンフィールドを攻略し、対リバプール初勝利を手にするのか…。
【4-3-3】
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファビーニョ、ロバートソン
MF:チアゴ、ヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミノ、マネ
負傷者:DFファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプ、ツィミカス、MFナビ・ケイタ、FWジョタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはファン・ダイクら長期離脱組が引き続き欠場となる一方、マティプが戦列に復帰できる見込みだ。
スタメンに関してはマティプが間に合わない場合、リース・ウィリアムズ、フィリップスの若手2選手、あるいはヘンダーソンをファビーニョの代役に据えることになる。中盤ではチアゴに代わってカーティス・ジョーンズを起用する可能性もある。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-3-1-2】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、バイリー、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ、ポグバ
MF:ブルーノ・フェルナンデス
FW:カバーニ、ラッシュフォード
負傷者:DFリンデロフ、FWマルシャル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはリンデロフ、マルシャルが軽傷を抱えているが、招集メンバーには入る見込みだ。
システムに関しては[4-2-3-1]、[3-5-2]の布陣も考えられるが、キーマンの1人であるポグバをより生かしやすい[4-3-1-2]を予想。スタメンに関してはシステム次第ではあるが、前述のメンバーを起用するとみる。変更点があるとすれば、マルシャル、リンデロフの起用ぐらいか。
★注目選手
◆リバプール:MFチアゴ・アルカンタラ
リバプールの注目プレーヤーは待望のアンフィールドデビューが期待されるスペイン代表MF。第3節のチェルシー戦で途中出場45分間においてプレミアリーグ新記録のパス成功75本を記録する鮮烈なデビューを飾ったチアゴだが、以降は新型コロナウイルス感染やヒザのケガにより長期離脱を余儀なくされ、昨年末のニューカッスル戦でようやく復帰。先発復帰したサウサンプトン戦ではチームは敗れたものの、フル出場を果たして完全復活に一歩近づいた。
奇しくもここまでの公式戦出場5試合はすべてアウェイゲームとなっており、今回の一戦では先発か途中出場かは不明も、アンフィールドデビューを飾る可能性が濃厚となっている。痺れる首位攻防戦においては正確無比な繋ぎに加え、得意とする相手を食い付かせるパス、ボールキープで相手守備を崩すクサビを打ち込む役割が期待される。また、ヘンダーソンら中盤の相棒と共に相手のキーマンでB・フェルナンデスをケアする守備面の仕事も求められるところだ。
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWエディンソン・カバーニ
ユナイテッドの注目プレーヤーはようやく違いを生み始めた“エル・マタドール”。昨夏の移籍市場終盤にユナイテッドに加入した元パリ・サンジェルマンのエースストライカーは、コロナウイルス感染やマッチフィットネスの問題もあり、ややスロースタートのシーズンとなっている。
だが、第8節のエバートン戦で待望のプレミアリーグ初ゴールを挙げると、途中出場から2ゴール1アシストを記録して3-2の逆転勝利に貢献したサウサンプトン戦をキッカケに本領を発揮。以降はケガやSNSでの人種差別投稿もあってリーグ戦ではゴールから遠ざかっているが、マルシャルら若手アタッカー陣に欠ける動き出しの質、駆け引きの妙でB・フェルナンデスと共に単調だった攻撃に新たな彩りを加えている。敵地で劣勢が見込まれる今回のビッグマッチにおいてはチャンス数が限られる中、持ち味の決定力、勝負強さを発揮したい。また、経験不足の相手センターバックコンビに対して積極的に揺さぶりを懸けたいところだ。
なお、今回の首位攻防戦においてはリバプールのホームゲーム、ユナイテッドのアウェイゲームの好成績に注目が集まっている。リバプールはアンフィールドでのプレミアリーグで67試合無敗を継続中。これに対してユナイテッドは、アウェイ15戦無敗(12勝3分け)を継続している。
◆両チームのタイトルレースを振り返る
そして、ユナイテッドが最後にアウェイで敗れたのは、2020年1月19日に行われたリバプール戦(0-2)。クロップ監督が再び赤い悪魔に土を付けるか、あるいはスールシャール監督が要塞アンフィールドを攻略し、対リバプール初勝利を手にするのか…。
◆リバプール◆
【4-3-3】
(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファビーニョ、ロバートソン
MF:チアゴ、ヘンダーソン、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミノ、マネ
負傷者:DFファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプ、ツィミカス、MFナビ・ケイタ、FWジョタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはファン・ダイクら長期離脱組が引き続き欠場となる一方、マティプが戦列に復帰できる見込みだ。
スタメンに関してはマティプが間に合わない場合、リース・ウィリアムズ、フィリップスの若手2選手、あるいはヘンダーソンをファビーニョの代役に据えることになる。中盤ではチアゴに代わってカーティス・ジョーンズを起用する可能性もある。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-3-1-2】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、バイリー、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ、ポグバ
MF:ブルーノ・フェルナンデス
FW:カバーニ、ラッシュフォード
負傷者:DFリンデロフ、FWマルシャル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはリンデロフ、マルシャルが軽傷を抱えているが、招集メンバーには入る見込みだ。
システムに関しては[4-2-3-1]、[3-5-2]の布陣も考えられるが、キーマンの1人であるポグバをより生かしやすい[4-3-1-2]を予想。スタメンに関してはシステム次第ではあるが、前述のメンバーを起用するとみる。変更点があるとすれば、マルシャル、リンデロフの起用ぐらいか。
★注目選手
◆リバプール:MFチアゴ・アルカンタラ
Getty Images
リバプールの注目プレーヤーは待望のアンフィールドデビューが期待されるスペイン代表MF。第3節のチェルシー戦で途中出場45分間においてプレミアリーグ新記録のパス成功75本を記録する鮮烈なデビューを飾ったチアゴだが、以降は新型コロナウイルス感染やヒザのケガにより長期離脱を余儀なくされ、昨年末のニューカッスル戦でようやく復帰。先発復帰したサウサンプトン戦ではチームは敗れたものの、フル出場を果たして完全復活に一歩近づいた。
奇しくもここまでの公式戦出場5試合はすべてアウェイゲームとなっており、今回の一戦では先発か途中出場かは不明も、アンフィールドデビューを飾る可能性が濃厚となっている。痺れる首位攻防戦においては正確無比な繋ぎに加え、得意とする相手を食い付かせるパス、ボールキープで相手守備を崩すクサビを打ち込む役割が期待される。また、ヘンダーソンら中盤の相棒と共に相手のキーマンでB・フェルナンデスをケアする守備面の仕事も求められるところだ。
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWエディンソン・カバーニ
Getty Images
ユナイテッドの注目プレーヤーはようやく違いを生み始めた“エル・マタドール”。昨夏の移籍市場終盤にユナイテッドに加入した元パリ・サンジェルマンのエースストライカーは、コロナウイルス感染やマッチフィットネスの問題もあり、ややスロースタートのシーズンとなっている。
だが、第8節のエバートン戦で待望のプレミアリーグ初ゴールを挙げると、途中出場から2ゴール1アシストを記録して3-2の逆転勝利に貢献したサウサンプトン戦をキッカケに本領を発揮。以降はケガやSNSでの人種差別投稿もあってリーグ戦ではゴールから遠ざかっているが、マルシャルら若手アタッカー陣に欠ける動き出しの質、駆け引きの妙でB・フェルナンデスと共に単調だった攻撃に新たな彩りを加えている。敵地で劣勢が見込まれる今回のビッグマッチにおいてはチャンス数が限られる中、持ち味の決定力、勝負強さを発揮したい。また、経験不足の相手センターバックコンビに対して積極的に揺さぶりを懸けたいところだ。
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