セビージャ、エン=ネシリのトリプレッタでソシエダとの撃ち合い制す!《ラ・リーガ》
2021.01.09 23:55 Sat
ラ・リーガ第18節、セビージャvsレアル・ソシエダが9日にサンチェス・ピスファンで行われ、ホームのセビージャが3-2で勝利した。
セビージャは前節、宿敵ベティスとのダービーを1-1のドローで終え、上位陣との勝ち点差が徐々に広がっている。勝ち点3奪取が必須のソシエダとの直接対決では先発3人を入れ替え、ラキティッチとエン=ネシリと共に出場停止明けのフェルナンドが復帰した。
対するソシエダは下位に低迷するオサスナ相手にこちらも1-1のドロー。大晦日に行われたアスレティック・ビルバオとのダービー勝利の勢いを連勝に結びつけることはできなかった。今回の一戦ではイサクやスビメンディがスタメンで起用された。
堅守を売りとする両チームだけに堅い展開が予想されたが、試合は立ち上がりから予想外の撃ち合いとなる。
しかし、ソシエダも失点直後のキックオフの流れから右サイドバックのゴロサベルが裏のスペースに入れたフィードに対してイサクと競争となったDFジエゴ・カルロスが慌ててGKにバックパス。すると、これが自軍ゴールへの見事なループシュートとなった。
ジエゴ・カルロスの芸術的なオウンゴールによってわずか1分で試合を振り出しに戻されたセビージャだが、直後の7分にはフェルナンドの高い位置でのインターセプトからボックス手前のエン=ネシリがDF3枚を相手に強引な仕掛けでこじ開けると、ゴール前でGKとの一対一を制した。
エン=ネシリのドブレーテによって試合が落ち着くかに思われたが、ソシエダがすぐさま反撃。14分、右CKの場面でオヤルサバルがファーに入れたボールをイサクがボレーで合わせた。
試合開始15分で4ゴールが生まれる荒れ模様の試合となったが、以降もスコアこそ動かないものの、攻め合いの状況が続く。2-2となった直後は追いついた勢いを生かしたソシエダが攻勢を続けグリディにGKとの一対一の決定機が訪れるが、ここはGKブヌの好守に阻まれる。
前半半ばから終盤にかけては再びセビージャペースが続いたものの、ジョルダンの強烈なミドルシュートやエン=ネシリの一対一を今度はGKレミロが見事な連続セーブで阻んだ。
2-2のスコアで折り返した試合は後半もいきなり動く。46分、スソのスルーパスに抜け出したオカンポスがボックス右でグラウンダーの折り返しを入れると、ニアに走り込んだエン=ネシリがワンタッチで流し込み、トリプレッタを達成した。
3度目のリードを手にしたセビージャは前半の反省を生かしてここから慎重にゲームをコントロール。これにより、試合はようやく落ち着き始める。
しかし、互いに選手交代で流れに変化を加え始めた中、70分を過ぎて再び決定機を作りあう。73分、エン=ネシリのスルーパスに抜け出したスソがボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここはGKレミロの好守に遭う。直後の76分にはソシエダの波状攻撃からボックス左でイサクが折り返したボールをメリノが渾身のダイビングヘッド。だが、これはDFクンデの決死のゴールカバーに阻まれた。
その後、殊勲のエン=ネシリらを下げて逃げ切り態勢に入ったセビージャはソシエダの反撃をきっちり凌ぎ切って白熱の撃ち合いを制した。この結果、新年リーグ戦初白星を挙げたセビージャがソシエダと同勝ち点で並ぶことに成功した。
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6位のセビージャ(勝ち点27)と4位のソシエダ(勝ち点30)による上位対決。対するソシエダは下位に低迷するオサスナ相手にこちらも1-1のドロー。大晦日に行われたアスレティック・ビルバオとのダービー勝利の勢いを連勝に結びつけることはできなかった。今回の一戦ではイサクやスビメンディがスタメンで起用された。
堅守を売りとする両チームだけに堅い展開が予想されたが、試合は立ち上がりから予想外の撃ち合いとなる。
その口火を切ったのはセビージャのエン=ネシリ。開始4分、ソシエダの守備の緩さを突いて右サイドのスソの斜めのスルーパスに抜け出したフェルナンドがDFとGKを完全に引き付けて折り返すと、これをドフリーのエン=ネシリが難なくワンタッチで流し込んだ。
しかし、ソシエダも失点直後のキックオフの流れから右サイドバックのゴロサベルが裏のスペースに入れたフィードに対してイサクと競争となったDFジエゴ・カルロスが慌ててGKにバックパス。すると、これが自軍ゴールへの見事なループシュートとなった。
ジエゴ・カルロスの芸術的なオウンゴールによってわずか1分で試合を振り出しに戻されたセビージャだが、直後の7分にはフェルナンドの高い位置でのインターセプトからボックス手前のエン=ネシリがDF3枚を相手に強引な仕掛けでこじ開けると、ゴール前でGKとの一対一を制した。
エン=ネシリのドブレーテによって試合が落ち着くかに思われたが、ソシエダがすぐさま反撃。14分、右CKの場面でオヤルサバルがファーに入れたボールをイサクがボレーで合わせた。
試合開始15分で4ゴールが生まれる荒れ模様の試合となったが、以降もスコアこそ動かないものの、攻め合いの状況が続く。2-2となった直後は追いついた勢いを生かしたソシエダが攻勢を続けグリディにGKとの一対一の決定機が訪れるが、ここはGKブヌの好守に阻まれる。
前半半ばから終盤にかけては再びセビージャペースが続いたものの、ジョルダンの強烈なミドルシュートやエン=ネシリの一対一を今度はGKレミロが見事な連続セーブで阻んだ。
2-2のスコアで折り返した試合は後半もいきなり動く。46分、スソのスルーパスに抜け出したオカンポスがボックス右でグラウンダーの折り返しを入れると、ニアに走り込んだエン=ネシリがワンタッチで流し込み、トリプレッタを達成した。
3度目のリードを手にしたセビージャは前半の反省を生かしてここから慎重にゲームをコントロール。これにより、試合はようやく落ち着き始める。
しかし、互いに選手交代で流れに変化を加え始めた中、70分を過ぎて再び決定機を作りあう。73分、エン=ネシリのスルーパスに抜け出したスソがボックス内でGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、ここはGKレミロの好守に遭う。直後の76分にはソシエダの波状攻撃からボックス左でイサクが折り返したボールをメリノが渾身のダイビングヘッド。だが、これはDFクンデの決死のゴールカバーに阻まれた。
その後、殊勲のエン=ネシリらを下げて逃げ切り態勢に入ったセビージャはソシエダの反撃をきっちり凌ぎ切って白熱の撃ち合いを制した。この結果、新年リーグ戦初白星を挙げたセビージャがソシエダと同勝ち点で並ぶことに成功した。
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