「決まっていたら2021年最悪のオウンゴール」…ブレストGKがギリギリで失態を免れる

2021.01.07 17:45 Thu
Getty Images
スタッド・ブレストに所属するフランス人GKゴーティエ・ラルソンヌルが、あわや世紀のオウンゴールを決めるところだった。ブレストは6日に行われたリーグ・アン第18節でニースとのホームゲームに臨み、2-0で快勝した。だが、35分には思わぬピンチに陥っていた。
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ラルソンヌルは味方からのバックパスをゴールマウスで受けると、さほど強いプレッシャーがかかっていたわけではなかったが、トラップが弱くなり、ボールがゴールラインを割りかける。

焦ったラルソンヌルはボールをクリアしようと右足で何とかキックするが、思ったよりもゴールライン側に動いていたボールの内側にヒットし、ボールは自陣ゴールへ。あわや痛恨のオウンゴールだったが、ボールはクロスバーとポストに連続で直撃し手前に転がると、一度は相手FWアミーヌ・グイリに渡りかけるも、混戦からのこぼれ球をラルソンヌルがキャッチして、何とか事なきを得た。

イギリス『SPORT BIBLE』も、「入っていたら、始まって間もない2021年での最悪のオウンゴールだっただろう」と評価しており、ラルソンヌルは冷や汗をかいたはずだ。
◆決まっていたら2021年最悪のオウンゴール
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