バロテッリがモンツァデビュー戦で開始4分のゴール! 初のセリエBで格の違い見せ付ける

2020.12.31 08:00 Thu
Getty Images
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがモンツァでのデビュー戦で早速ゴールを挙げた。
PR
昨シーズン限りでブレシアを退団し、今月7日に元ミランのオーナーであるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が会長を務めるセリエBのモンツァに加入したバロテッリ。そして、30日に開催されたセリエB第16節のサレルニターナ戦で待望の新天地デビューを飾った。
この試合に元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテングらと共にスタメンで起用されたバロテッリは、今年3月初旬以来の公式戦にも関わらずいきなり魅せる。開始4分、ボックス左に抜け出したDFカルロス・アウグストからの高速クロスに反応すると、ややボールが足元に入り過ぎたものの、うまく右足を引いてワンタッチで流し込んだ。

ほぼファーストタッチでセリエB初ゴールを挙げたバロテッリは、全体的な動きの量こそ乏しいものの、62分に交代でピッチを後にするまで幾度かクオリティの高さを披露。チームも前半終了間際にMFアントニオ・バリッラ、後半終了間際にMFマルコ・アルメリノがゴールを挙げて3-0の快勝を収めている。

◆開始4分でモンツァデビュー弾!


PR
関連ニュース

【セリエA第33節プレビュー】インテル、ミラノ・ダービー勝利でスクデット決定

インテルは今節、月曜に行われるミランとのダービーに勝利すると3季ぶり20度目のスクデット獲得となる。 前節カリアリ戦、FWラウタロを出場停止で欠いた首位インテル(勝ち点83)は、相手の老獪な戦いの前に2度のリードを追いつかれドローに持ち込まれた。それでも今節、宿敵ミラン相手に勝利すればスクデット獲得と舞台は整った。主将ラウタロが戻り、ベストメンバーで臨める中、5試合を残してスクデット決定となるか。 対する2位ミラン(勝ち点69)は前節、降格圏に沈むサッスオーロに3-3のドロー。2点のビハインドから追いつく形で勝ち点1を拾った格好だ。そして木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではローマ相手に2点を早々に先行され、その後数的優位となったものの反撃及ばず敗退に終わった。タイトル獲得の可能性は潰えたが、目の前で宿敵インテルの優勝を阻むために負けは許されない。 そして今節は5位ローマ(勝ち点55/1試合未消化)と4位ボローニャ(勝ち点59)によるチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが行われる。CL出場枠の拡大によりイタリア勢は5位でも出場権を獲得できる可能性が高いと見られているが、確実ではないため4位を目指したいところ。 勝利してボローニャに1ポイント差に迫りたいローマは前節ウディネーゼ戦、DFエンディカがピッチで倒れて試合が中止に。エンディカは幸い、肺気胸で心臓に問題はなかったとのこと。そのローマはELでミラン相手に2-1で勝利。DFチェリクの退場で苦しくなったものの、絶好調DFマンチーニの3戦連発弾などで逃げ切った。昨季に続くベスト4進出の偉業を果たした中、ボローニャとのCL出場権を懸けたシックスポインターを制すことはできるか。 対するボローニャは前節、モンツァにゴールレスドロー。相手GKディ・グレゴリオの牙城を崩すことができなかった。2試合連続ゴールレスドローとなった中、ここまで10ゴールを挙げているFWザークツィーとFWオルソリーニはゴールをこじ開けることができるか。 FWヴラホビッチに幾つか好機があったものの、ゴールを決められずトリノとのダービーを引き分けた3位ユベントス(勝ち点63)は14位カリアリ(勝ち点31)と対戦。煮えきらない試合が続く中、3位キープのためには勝利が欲しいところだが、前節インテル相手に老獪な戦いぶりで引き分けに持ち込んだラニエリ監督率いるカリアリ撃破となるか。 MF鎌田がボランチでフル出場した前節サレルニターナ戦を4-1と快勝した7位ラツィオ(勝ち点49)は、金曜に12位ジェノア(勝ち点39)と対戦。サレルニターナ戦ではFWフェリペ・アンデルソンがドッピエッタの活躍でローマ・ダービー敗戦を払拭。しかしそのフェリペ・アンデルソンが今季限りでの退団を発表した。MFルイス・アルベルトに続く主力の流出が明るみとなったが、連勝として欧州カップ戦出場権争いに踏み留まりたい。 そしてフロジノーネ相手に2度のリードを生かせず引き分けた8位ナポリ(勝ち点49)は17位エンポリ(勝ち点28)と対戦する。 ◆セリエA第33節 ▽4/19(金) 《25:30》 ジェノアvsラツィオ 《27:45》 カリアリvsユベントス ▽4/20(土) 《25:00》 エンポリvsナポリ 《27:45》 ヴェローナvsウディネーゼ ▽4/21(日) 《19:30》 サッスオーロvsレッチェ 《22:00》 トリノvsフロジノーネ 《25:00》 サレルニターナvsフィオレンティーナ 《27:45》 モンツァvsアタランタ ▽4/22(月) 《25:30》 ローマvsボローニャ 《27:45》 ミランvsインテル 2024.04.19 18:00 Fri

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri

ローマがデ・ロッシ監督の来季続投を発表! 今季途中就任からチームを再構築、EL4強入りも視野に

ローマは18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督(40)の来シーズン続投を発表した。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ前監督の後任としてスタディオ・オリンピコへ帰ってきたデ・ロッシ監督。ロマニスタが崇めるバンディエラは崩れかけていたチームを立て直し、現在はヨーロッパリーグ(EL)4強入りも視野に入る。 当初の契約は今季限りだったが、ローマは18日、「17日午後、ダン・フリードキン(オーナー)がデ・ロッシ監督と面談しました。彼が今季終了後もヘッドコーチを続けることを発表できて嬉しく思います」とフリードキン一族名義でアナウンスした。 「まだ在任期間の短いダニエレですが、彼のリーダーシップがもたらしたポジティブな影響は、彼がこのクラブで歩んだ物語を読み返しているかのようです」 「ダニエレは、ローマのファンに相応しい未来を届けるべく、引き続き全力で職務を遂行。彼の強さとクラブへの信念は、私たちの価値観・街・ファンと完全に一致しています。共に長期プロジェクトを構築でき、これ以上に嬉しいことはありません」 「さらなる詳細は数日中にお知らせします」 具体的な契約年数等は、追ってアナウンスされるようだ。 2024.04.18 17:56 Thu

C・ロナウドへの約16.5億円の未払い賃金支払いを命じられたユベントス、支払命令への態度保留を発表

ユベントスがかつて在籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドへの未払い賃金の支払いを言い渡されることとなったが、拒否しているという。 現在はサウジアラビアのアル・ナスルでプレーするC・ロナウド。ユベントスには2018年7月から2021年8月まで3シーズン在籍していた。 COVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックの最中はユベントスで過ごしていたC・ロナウド。2020-21シーズンはセリエAのシーズンも中断されると、その間の給与に関しては遅延することで同意していた。 そんな中、C・ロナウドはユベントスに対して1950万ユーロ(約32億1300万円)の未払いの給与があるとし、全額の返済を求めていた中、仲裁裁判所はおよそ半額の1000万ユーロ(約16億5000万円)と利息分を支払う必要がるとの判決を下していた。 しかし、ユベントスはこの裁定について声明を発表。報酬の減額合意があったものの、補足事項の合意は存在しないとのこと。「当社は弁護士の支援も得て、仲裁委員会による決定を検討しており、自社の権利を維持するためのすべての評価と取り組みを保留している」とし、C・ロナウドへの支払いに関しては検討するにとどめ、まだ話は続いていくことになりそうだ。 2024.04.18 17:40 Thu

「まだ諦めてはならん」イタリア系も多いオーストラリア代表、ローマのU-21イタリア代表MFヴォルパート招集なるか

ローマ保有の若手が将来的に必ずオーストラリア代表入りへ?豪『news.com.au』が伝えている。 佳境を迎えた欧州の23-24シーズン。ドイツではレバークーゼンがブンデスリーガ初優勝を決め、イングランドは当代屈指の実力を誇る3クラブが三つ巴の優勝争い…CLも残すは準決勝&決勝、マンチェスター・シティとアーセナルが準々決勝で同時に姿を消したのは驚きだったか。 さて、毎年恒例のトピックとして、シーズンが深まるにつれて増えていくのが、夏の移籍市場に関する補強噂、そして各トップクラブが公式に発表するプレシーズンの国外遠征スケジュール。 今夏はオーストラリア西部の地方都市パースにて、イタリア・セリエAを代表する名門、ミランとローマが親善試合を開催する予定となっており、同国でセリエA勢どうしが対戦するのは史上初。試合は夏目前の5月31日に行われる。 『news.com.au』によると、当該の一戦はすでに満員御礼が予想されており、かつてミランに所属した元オーストラリア代表GKジェリコ・カラッツ氏も「ひとえにミランが来てくれて嬉しい。国民にとってまたとない機会だよ」とコメント。 そんなオーストラリアでのミランvsローマだが、個人レベルで注目を集めている存在が1人。今季ローマからサッスオーロへレンタル移籍中のU-21イタリア代表MFクリスティアン・ヴォルパート(20)だ。 ヴォルパートはシドニー郊外のキャンパーダウンで生まれ育ち、16歳でウェスタン・シドニー・ワンダラーズからローマへ移籍。昨季トップ昇格で公式戦11試合に出場したなか、今季はサッスオーロへの武者修行で経験を積む…今季が終わればローマ復帰で、オーストラリア遠征にも帯同だ。 この若武者はイタリア系オーストラリア人であり、渡欧後の2022年11月に世代別のイタリア代表でデビュー。先月下旬の代表ウィークもU-21代表活動に参加している“現役"なのだ。 また、22年11月開幕のカタールW杯に臨んだオーストラリア代表より、グラハム・アーノルド監督から直接招集を要請されるも、まだ自らのアイデンティティを確立できていない当時18歳はカタール行きに応じなかった、と指揮官側から明らかにされている。 それでも、前述のカラッツ氏は「将来的にヴォルパートは必ずオーストラリアを選んでくれる」とコメント。カラッツ氏自身もバルカン半島にルーツを持つ旧ユーゴスラビア系移民であり、オーストラリア代表は大半が欧州・オセアニア系移民の子孫、また欧州出身者で構成されるチームだ。 「以前は断ったらしいが、なんといっても彼はまだ若い。まだ結論も出ないだろうし、今後もアーノルドには彼の説得を頼みたいね。ハイレベルなリーグ(セリエA)で戦う選手をみすみす逃すわけにはいかないだろう。サッスオーロで彼は日に日に向上していると見受けられる」 「一度でいい。一度でいいからオーストラリア代表のジャージに袖を通したら…その時、彼は恒久的にオーストラリアを選んでくれるはずだ」 ◆主なイタリア系のオーストラリア代表選手 GKローレンス・トーマス(ウェスタン・シドニー) DFアレッサンドロ・チルカティ(パルマ) FWブランドン・ボレロ(ウェスタン・シドニー) FWニック・ダゴスティーノ(バイキング) 2024.04.18 15:20 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly