【プレイバック2020】バルセロナがバイエルンに8発大敗…そしてメッシは退団を希望《2020年8月》

2020.12.27 21:00 Sun
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残すところあとわずかとなった2020年。今年は新型コロナウイルスの感染拡大による各リーグの延期や中止、さらには無観客試合など、サッカー界にとっても未曾有の1年となった。今年も様々な注目すべき出来事が起こった中、今回は「超ワールドサッカー」で人気があったトップニュースを1月~12月まで1カ月ごとにプレイバック。今年のサッカー界を振り返っていく。
2020年8月


◆コマン弾で逃げ切ったバイエルンが7年ぶり6度目のCL制覇!2012-13シーズン以来のトレブル達成《CL》(2020/8/24)

チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦のパリ・サンジェルマン(PSG)vsバイエルンが8月23日にポルトガル・リスボンのエスタディオ・ダ・ルスで行われた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、準々決勝以降の戦いが一発勝負の集中開催で実施されることに。クラブ史上初のビッグイヤー獲得を目指すフランス王者と、7年ぶり6度目の優勝を目指すドイツ王者による、コロナ禍における歴史的なファイナルとなった一戦は、拮抗した展開が続く中、59分にバイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマンが頭で決め、試合はそのまま0-1で終了した。

バイエルンは7年ぶり6度目のCL制覇を果たすとともに、ブンデスリーガ、DFBポカールとの3冠を達成した。

◆メッシがバルセロナ退団を希望…、契約破棄を求める (2020/8/26)

バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)がトランスファーリクエストを提出したことが世界中で大きな話題となった。

13歳からバルセロナでプレーするメッシは、4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝、10度のラ・リーガ優勝、6度のコパ・デル・レイ優勝、3度のFIFAクラブワールドカップ優勝に貢献し、個人では6度のバロンドール受賞を果たすなど、バルセロナで伝説を築いてきた。

バルセロナで輝かしい栄光を築き上げてきたメッシだったが、2019-20シーズンは無冠に終わり、CLでは優勝したバイエルンの前に2-8の大惨敗を喫していた。

契約を一方的に破棄できる条項が盛り込まれていたメッシだったが、コロナ禍の2019-20シーズン途中にその期限が切れたとされ、バルセロナを退団するためには契約解除金7億ユーロ(約880億円)が必要な状況になり、メッシは引き続きバルセロナでプレーすることを表明した。

◆鹿島の元日本代表DF内田篤人が現役引退(2020/8/20)

鹿島アントラーズは8月20日、元日本代表DF内田篤人(32)の現役引退を発表した。

清水東高校から2006年に鹿島に加入した内田は、2010年からシャルケへ移籍。右サイドバックとしてブンデスリーガでも主力としてプレー。しかし、2015-16シーズンからはヒザの負傷の影響もあり出場機会を得られず。2017夏にウニオン・ベルリンへ移籍するも、2018年からは鹿島に復帰していた。

鹿島復帰後もヒザの負傷の影響もありフル稼働はできず。復帰後の3シーズンでJ1では23試合の出場に留まっていた。

なお、内田は2020年8月31日(月)で鹿島との契約が満了となり、日本サッカー協会(JFA)に新設された「ロールモデルコーチ」に就任している。

他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。

・無慈悲バイエルン、バルセロナを8発粉砕で3季ぶり準決勝進出!《CL》
・サッリ解任のユーベ、監督未経験のピルロを新指揮官に任命!
・ソックスは「赤」、日本代表のアウェイユニフォームが発表!南野 拓実「美しい日本のイメージが表現」
・久保 建英の新天地がビジャレアルに正式決定! エメリ新監督の下、自身初のEL参戦へ!
・ダビド・ シルバ、ラツィオ移籍報道から一転ソシエダ加入!
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【サッカー迷珍場面】アーセナルの試合前集合写真に“12人目”? 迷子のエスコートキッズが飛び入り

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【サッカー迷珍場面】ブラジルで退場回避の集団芸? こっそりと替え玉敢行も…

新型コロナウイルス(COVID-19)に年間を通して悩まされた2020年。新年を迎えたものの、その猛威は続いており、今までとは違う正月を過ごしていることでしょう。 そこで、超ワールドサッカー編集部が新年初笑いをお届け!厳選した2020年の笑撃珍プレーを、改めてご紹介するシリーズ。存分に笑っていただければと思います。 <div id="cws_ad">◆ジダンと言えばこのゴール!<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIVlNOR0VCRCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 【2020年2月14日の出来事】 現在、VARの普及によってシミュレーションなどの不正行為は非常にリスクのあるプレーとなっているが、まだまだ牧歌的な雰囲気も残るブラジルで珍プレーがあった。イギリス『Caught offside』が伝えた。 珍プレーが起きたのは、2月14日に行われたコパ・ド・ブラジルのサイライムンドvsクルゼイロ。最終的にクルゼイロの勝ち上がりとなったこの一戦だったが、後半半ば過ぎの77分にクルゼイロのDFエドゥが退場した場面で集団芸が行われることになった。 ルーズボールの競り合いの場面でエドゥが相手選手にアフター気味にヒップタックルを見舞い、主審は即座にイエローカードを掲示。その後、激しい接触でエドゥが足を痛めた様子をみせ、時間を稼いだ。 実はエドゥはこの試合ですでに1枚カードをもらっていたが、主審はすぐにそのことに気付かず、エドゥの回復を待っていたこともあり、試合は中断。すると、クルゼイロ陣営は主審を囲んでエドゥの身体を隠しつつ起き上がらせ、代わりに別の選手が足を痛めた仕草を見せながらエドゥが倒れていたポジションにこそっと移って替え玉になるという手段芸を見せた。 しかし、渾身の集団芸は実らず、ファウルを犯した選手がエドゥであることをしっかりと認識していた主審は迷わず、同選手にレッドカードを掲示した。 幸い、数的不利を乗り越えて何とか勝ち抜けに成功したクルゼイロだが、映像技術が発達した現代においては正直にいたほうが良さそうだ。 <div id="cws_ad">◆こっそりと替え玉敢行も…<div style="width: 100%; height: 0px; position: relative; padding-bottom: 56.250%;"><iframe src="https://streamable.com/s/zurhc/wwzmsx" frameborder="0" width="100%" height="100%" allowfullscreen style="width: 100%; height: 100%; position: absolute;"></iframe></div></div> 2021.01.02 09:00 Sat
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