若手が躍動したサガン鳥栖、金明輝監督が続投「鳥栖らしいサッカーを来シーズンも」

2020.12.25 17:18 Fri
©︎J.LEAGUE
サガン鳥栖は25日、金明輝監督(39)との契約更新を発表した。

鳥栖の下部組織でコーチや監督を歴任してきた金明輝監督は、2019年途中にルイス・カレーラス監督の解任に伴い、トップチームの監督に就任していた。
今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)に感染してしまうなど苦しいシーズンとなると、チームはポゼッションサッカーを体現しながらも結果がなかなか出ず。7勝15分け12敗の13位でシーズンを終えていた。

新シーズンもチームを率いる金明輝監督は、クラブを通じてコメントしている。

「この度、2021年サガン鳥栖監督として契約を更新させて頂くことになりました。今シーズン見せた相手に襲いかかる守備、ゴールを奪うために何度もゴール前に侵入、ボールを送り続け相手のゴールをこじ開ける攻撃、勝っても負けてもまたスタジアムに足を運びたいと思ってもらえるようなサガン鳥栖らしいサッカーを来シーズンも必ず選手達とともに作っていきます」
「チームスタッフ、選手、日本一のサガン鳥栖サポーターと共に戦えることを嬉しく思います。勝利を貪欲に求めて日々を大切にし、一岩となって戦っていきますのでスタジアムでの熱い声援をよろしくお願いします」
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【パリ行きの命運を託された23選手】アジアでの総力戦…真価が問われるセンターバック木村誠二

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、木村誠二にフォーカスする。 ■木村誠二(DF/サガン鳥栖) 木村はFC東京の下部組織出身で、ジュニアユース、ユースときて2020年にファーストチームへ昇格。ただ、これまでFC東京で満足に出場機会を得られたシーズンはなく、キャリアハイのリーグ戦出場数はユース時代の18年にFC東京U-23(現在廃止)でJ3リーグ19試合。昨季までにレンタル移籍を3度経験し、今季も鳥栖へ貸し出される。 今季は鳥栖加入からすぐの沖縄キャンプで左足を負傷し出遅れ。ケガは完治し、3月上旬に復帰したが、J1リーグ初出場はアジア最終予選メンバー発表前日の今月3日、第6節ヴィッセル神戸戦までずれ込んだ。それでも代表合流前最後の一戦となった第7節浦和レッズ戦はフル出場だ。 そんな木村、本職はセンターバックで、そのサイズは186cm。10代後半のころからパリ五輪世代を代表するセンターバックの1人として知られ、粘り強い対人守備を持ち味とする。ゆえに身体能力頼みとなる場面も散見されるが、Jリーグではフィジカルに秀でた外国籍選手とのエアバトルでも一定の強さを発揮。状況判断が向上すればもうワンランク上のセンターバックとなるだろう。 U-23日本代表のセンターバック陣における立ち位置は3番手。最終ラインの軸は西尾隆矢(セレッソ大阪)となる見込みで、鈴木海音(ジュビロ磐田)については大岩剛監督が大きな信頼を寄せる。ただ、木村以外の選手にも当てはまることとして、なんといっても今回は「総力戦」。登録選手23人、中2日が基本の日程、対戦相手のロングボール攻勢を凌ぐ試合展開も考えられ、前述の2人にないサイズ(186cm)を誇る木村に出番がないとは考えにくい。 したがって、システム変更などによる後半途中からの投入にも備えが必要。これまでのクラブキャリアで確固たる定位置を築いた経験がない木村だが、パリ五輪行きの懸かった今予選を通じ、飛躍を遂げられるか。「苦しい展開も木村の奮闘で粘って勝った!」、そう言われるほどの活躍を披露したとき、今後のキャリアにも光が差す。 2024.04.14 15:00 Sun

【J1注目プレビュー|第8節:G大阪vs鳥栖】 攻撃を立て直したいG大阪、守備を立て直したい鳥栖

【明治安田J1リーグ第8節】 2024年4月14日(日) 15:00キックオフ ガンバ大阪(12位/9pt) vs サガン鳥栖(19位/4pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆攻撃陣の奮起で5試合ぶり勝利を【ガンバ大阪】</span> 開幕から5試合無敗を続けてきたG大阪だが暗雲が立ち込めている。 ミッドウィークの横浜FM戦は、前半こそ良い戦いを見せたもののフィニッシュのクオリティが欠如。一方で横浜FMにその精度を見せつけられて2-0で敗戦となった。 アウェイでの北海道コンサドーレ札幌戦で敗れていたチームはこれで連敗。さらに3試合連続でノーゴールと無敗継続から一気に暗雲が立ち込めている。 ケガ人続出というエクスキューズはあるものの、やはり攻撃面の課題は昨シーズンから付き纏い続けている。チャンスメイクとゴールを奪う間にある大きな差をどう埋めるのか。開幕3試合連続ゴールの宇佐美貴史に頼りきりにならない2人目が出てきて欲しいところだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:中野伸哉、三浦弦太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:食野亮太郎、石毛秀樹、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス U-23日本代表活動参加:半田陸 <span class="paragraph-subtitle">◆守備崩壊中、どこから立て直すか【サガン鳥栖】</span> 今シーズンの鳥栖は苦しみが続いている。第2節に北海道コンサドーレ札幌を下したものの、それ以外は勝利なし。7戦で1勝1分け5敗と苦しんでいる。 今節先に試合を行った札幌が引き分けたことで暫定的に最下位に転落。勝ち点差がまだ詰まっている状況なだけに、1つ勝てば大きくジャンプアップはするが、余裕はない。 前節は早い時間に失点して浦和レッズに3-0で完敗。失点後のパフォーマンスダウンが今シーズンは顕著に。局面ではファイトしているものの、チームとしてプレーに繋げられていない。 ピッチ内での選手たちの判断を尊重する川井健太監督。開幕前から不安視された守備面が完全に崩壊しており、バランスを崩している今どう立て直すか。キッカケを掴む結果を手にしたいところだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:朴一圭 DF:原田亘、山﨑浩介、キム・テヒョン、上夷克典 MF:福田晃斗、河原創 MF:菊地泰智、堀米勇輝、長沼洋一 FW:マルセロ・ヒアン 監督:川井健太 U-23日本代表活動参加:木村誠二 2024.04.14 12:30 Sun
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