激動の2020年、最もピッチに立った男はマグワイア! 64位の山口蛍はアジアトップに
2020.12.21 19:02 Mon
サッカー関連のあらゆる統計データを研究している機関『CIES Football Observatory』によると、2020年に最も長くピッチに立っていたのはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアだったようだ。
新型コロナウイルスの影響で何もかもが一変したフットボール界。昨季のリーグ・アンは4月30日に打ち切りが決定し、第28節終了時点で最終順位が決まることになった。また、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでは決勝トーナメント以降の試合が中立地での1試合開催となるなど、選手やファンにとって前代未聞の事態が続いた。
そんな激動の2020年。『CIES Football Observatory』は世界中の選手を対象に、フィールドプレイヤーとGKを分けて12月18日までの通算出場時間を算出。リーグやクラブ、代表ごとに試合数に大小の差はあるものの、統計ではフィールドプレイヤーにおいてマグワイアが4745分で最も長くピッチに立っていた選手となった。
2020年のマグワイアは、1月26日に行われたFAカップのトレンメア戦と、10月14日のデンマーク代表戦を除いて出場した全ての試合はフル出場しており、プレミアリーグに至っては全試合フル出場。出場試合数は53試合となった。
2位には、4344分でマンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスが入った。9月末にベンフィカからシティに加入したセンターバックは、プリメイラ・リーガでは出場停止だった1試合を除いてフル出場。初挑戦のプレミアリーグでも、70分で交代となったバーンリー戦以外はフル出場している。
そのほか、ユナイテッドからはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフもトップ10入り。また、4162分で5位に食い込んだのはブラジル・セリエAのセアラーに所属するブラジル人DFブルーノ・パチェコ。29歳の左サイドバックは代表選手ではないものの、大会の多い南米特有の性質で上位10人の中では唯一ヨーロッパ外からの入選となった。
日本人ではヴィッセル神戸の日本代表MF山口蛍が3728分で最長に。全体の順位では64位だった。その他にも、ツエーゲン金沢のDF石尾崚雅(3690分)や、ザスパクサツ群馬のDF岡村大八(3690分)、FC町田ゼルビアMF奧山政幸(3690分)とMF平戸太貴(3673分)がトップ100に入っている。
GK部門では、インテルナシオナウのブラジル人GKマルセロ・ロンバが4740分で1位。上位4人までブラジル・セリエAで活躍する選手が並び、欧州組のトップは、4410分で5位に入ったレバークーゼンのフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーだった。
なお、興味深いデータとして、インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンはマグワイアを超える54試合の出場数を誇るが、分単位では1000位以内にも入っていないという。1試合平均では45分強程度のようだ。
◆2020年最長出場選手(フィールドプレイヤー部門)
1.DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド):4745分
2.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ):4344分
3.FWリオネル・メッシ(バルセロナ):4293分
4.MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド):4164分
5.DFブルーノ・パチェコ(セアラー):4162分
6.FWロメル・ルカク(インテル):4144分
7.DFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド):4142分
8.DFラファエル・ヴァラン(レアル・マドリー):4123分
9.DFヘスス・ナバス(セビージャ):4110分
10.MFカラム・マグレガー(セルティック):4106分
11.DFグスタボ・ゴメス(パルメイラス):4082分
12.DFダビド・アラバ(バイエルン):4075分
13.DFアンドリュー・ロバートソン(リバプール):4049分
14.DFジル・ナシメント(コリンチャンス):4015分
15.DFヘイナウド・ダ・シウバ(サンパウロ):4013分
16.MFミケル・メリノ(ソシエダ):3991分
17.DFスヴェリル・インガソン(PAOK):3991分
18.DFビクトル・クエスタ(インテルナシオナウ):3990分
19.DFフェリペ・ジョナタン(サントス):3976分
20.DFマイケル・モリソン(レディング):3976分
新型コロナウイルスの影響で何もかもが一変したフットボール界。昨季のリーグ・アンは4月30日に打ち切りが決定し、第28節終了時点で最終順位が決まることになった。また、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでは決勝トーナメント以降の試合が中立地での1試合開催となるなど、選手やファンにとって前代未聞の事態が続いた。
2020年のマグワイアは、1月26日に行われたFAカップのトレンメア戦と、10月14日のデンマーク代表戦を除いて出場した全ての試合はフル出場しており、プレミアリーグに至っては全試合フル出場。出場試合数は53試合となった。
2位には、4344分でマンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスが入った。9月末にベンフィカからシティに加入したセンターバックは、プリメイラ・リーガでは出場停止だった1試合を除いてフル出場。初挑戦のプレミアリーグでも、70分で交代となったバーンリー戦以外はフル出場している。
3位はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。クラブでも代表でも欠かすことのできない大スターももちろんリーグ戦ではほとんどフル出場しているが、今季のバルセロナは開幕2試合が延期されているため、トータル4293分でルベン・ディアスに届かなかった。
そのほか、ユナイテッドからはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフもトップ10入り。また、4162分で5位に食い込んだのはブラジル・セリエAのセアラーに所属するブラジル人DFブルーノ・パチェコ。29歳の左サイドバックは代表選手ではないものの、大会の多い南米特有の性質で上位10人の中では唯一ヨーロッパ外からの入選となった。
日本人ではヴィッセル神戸の日本代表MF山口蛍が3728分で最長に。全体の順位では64位だった。その他にも、ツエーゲン金沢のDF石尾崚雅(3690分)や、ザスパクサツ群馬のDF岡村大八(3690分)、FC町田ゼルビアMF奧山政幸(3690分)とMF平戸太貴(3673分)がトップ100に入っている。
GK部門では、インテルナシオナウのブラジル人GKマルセロ・ロンバが4740分で1位。上位4人までブラジル・セリエAで活躍する選手が並び、欧州組のトップは、4410分で5位に入ったレバークーゼンのフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーだった。
なお、興味深いデータとして、インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンはマグワイアを超える54試合の出場数を誇るが、分単位では1000位以内にも入っていないという。1試合平均では45分強程度のようだ。
◆2020年最長出場選手(フィールドプレイヤー部門)
1.DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド):4745分
2.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ):4344分
3.FWリオネル・メッシ(バルセロナ):4293分
4.MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド):4164分
5.DFブルーノ・パチェコ(セアラー):4162分
6.FWロメル・ルカク(インテル):4144分
7.DFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・ユナイテッド):4142分
8.DFラファエル・ヴァラン(レアル・マドリー):4123分
9.DFヘスス・ナバス(セビージャ):4110分
10.MFカラム・マグレガー(セルティック):4106分
11.DFグスタボ・ゴメス(パルメイラス):4082分
12.DFダビド・アラバ(バイエルン):4075分
13.DFアンドリュー・ロバートソン(リバプール):4049分
14.DFジル・ナシメント(コリンチャンス):4015分
15.DFヘイナウド・ダ・シウバ(サンパウロ):4013分
16.MFミケル・メリノ(ソシエダ):3991分
17.DFスヴェリル・インガソン(PAOK):3991分
18.DFビクトル・クエスタ(インテルナシオナウ):3990分
19.DFフェリペ・ジョナタン(サントス):3976分
20.DFマイケル・モリソン(レディング):3976分
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