唾吐き退場のテュラムにボルシアMGが処分…給与1カ月分の罰金
2020.12.21 11:15 Mon
ボルシアMGは20日、フランス代表FWマルクス・テュラムに対する処分を発表した。
非常に残念な行為を受け、クラブも給料1カ月分に相当する罰金処分を決断。さらに、クラブ内での懲戒処分も科される可能性があるという。スポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エーベル氏はクラブの公式サイトを通じて、テュラムに対するクラブの姿勢とホッフェンハイム関係者の対する詫びの言葉を綴った。
「今朝、マルクスと長い話し合いをした。彼は自らの行動を改めて謝罪した。我々が彼と知り合い、2年ほどになる。彼の経歴や家族も知っている。昨日の行為はそれを表すものじゃない。彼は打ちひしがれ、意図的に唾を吐いたのわけじゃないと言っている。熱くなり、フランス語で罵った際、故意じゃなく唾を吐いたとね。彼は非常に良い姿勢を持った反省的な人間。彼を信じる」
「クラブとしては退場の原因である彼の行動に1カ月分給料の罰金を科すとともに、それを社会的な活動に充てる。マルクスはそれを受け入れた上で、社会的な活動にコミットすると自ら申し出た。彼は昨夜、シュテファン・ポッシュ、ホッフェンハイム、チームメイト、コーチングスタッフ、ボルシアMGのファンに謝罪した。このタイミングでボルシアMGを代表して、もう一度謝罪する」
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テュラムはかつてパルマやユベントス、元フランス代表などで活躍したリリアン・テュラム氏の愛息。フランス代表デビューも飾り、世界に名を轟かせつつあるが、19日に行われたブンデスリーガ第13節のホッフェンハイム戦で相手DFシュテファン・ポッシュと口論に発展した際に唾を吐きかけ、VARチェックの末に一発退場を命じられた。「今朝、マルクスと長い話し合いをした。彼は自らの行動を改めて謝罪した。我々が彼と知り合い、2年ほどになる。彼の経歴や家族も知っている。昨日の行為はそれを表すものじゃない。彼は打ちひしがれ、意図的に唾を吐いたのわけじゃないと言っている。熱くなり、フランス語で罵った際、故意じゃなく唾を吐いたとね。彼は非常に良い姿勢を持った反省的な人間。彼を信じる」
「クラブとしては退場の原因である彼の行動に1カ月分給料の罰金を科すとともに、それを社会的な活動に充てる。マルクスはそれを受け入れた上で、社会的な活動にコミットすると自ら申し出た。彼は昨夜、シュテファン・ポッシュ、ホッフェンハイム、チームメイト、コーチングスタッフ、ボルシアMGのファンに謝罪した。このタイミングでボルシアMGを代表して、もう一度謝罪する」
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