スアレスのドブレーテにD・コスタがPK弾! アトレティコがダービー敗戦払しょくの勝利!《ラ・リーガ》
2020.12.20 00:03 Sun
ラ・リーガ第14節、アトレティコ・マドリーvsエルチェが19日にワンダ・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが3-1で勝利した。
ダービーからフェリペ、エクトル・エレーラに代えてロージ、レマルを起用し、[4-4-2]の布陣でスタートしたアトレティコは、開始直後にいきなり決定機。3分、フェリックスのスルーパスに抜け出したスアレスがボックス内でDFに倒されてPKを獲得。だが、VARのレビューの結果、抜け出しのタイミングでオフサイドを取られ判定が覆る。
以降もボールを握るホームチームはレマル、フェリックス、マルコス・ジョレンテが盛んにポジションチェンジを繰り返しながら相手の[5-4-1]の守備に揺さぶりをかけ続ける。その形からジョレンテ、スアレスらにシュートチャンスが訪れるが、決定機までには至らず。
押し込みながらもゴールが遠いアトレティコだったが、前半終了間際に先制点を奪う。41分、相手陣内中央でレマル、コケとボールを繋いで右サイドに攻め上がってきたトリッピアーにボールが渡る。そして、トリッピアーの斜めのスルーパスに抜け出したスアレスがGKの寸前で右足インサイドでわずかにコースを変えたシュートがゴール左隅に決まった。
すると58分、左サイド深くでボールを持ったカラスコがDF2枚に対峙した中でカットインからのシュートを匂わせた中で意表を突く斜めのグラウンダーの高速クロスを供給。これに大外で反応したスアレスが角度のないところから右足で流し込み、見事なコンビプレーからのドブレーテとした。
これで勝利は固いかに思われたが、ここからエルチェの反撃を許す。64分にはこの試合初めて与えたCKからニアで簡単にフリックされると、ファーに飛び込んだボジェにダイビングヘッドで合わせられ1点を返される。
その後、レマルとカラスコの両翼に代えてコレアとサウール、74分には足を痛めて自ら交代を要求したフェリックスに代えてジエゴ・コスタ、スアレスに代えてコンドグビアと積極的に交代カードを切って逃げ切りを図る。しかし、75分にはボックス内で先ほどゴールを決めたボジェにゴール左下隅を捉えた決定的なシュートを許すが、ここはGKオブラクのビッグセーブで凌ぐ。
相手の勢いに晒されて苦しい状況が続くアトレティコだったが、久々の戦列復帰となったジエゴ・コスタが仕事を果たす。80分、ボックス内でルーズボールを競り合った際に相手に蹴られてPKを獲得したジエゴ・コスタは自らキッカーを務めて冷静に決め切り、今年9月末のグラナダとの初戦以来の今季2点目とした。
再びエルチェを引き離したアトレティコはコケに代えてフェリペを投入し、5バックで今度こそ逃げ切りを図った中、試合最終盤は相手に押し込まれたがきっちり撥ね返し続けてこのまま3-1でクローズ。
スアレスとジエゴ・コスタに復帰後初ゴールが生まれるなど実りある内容で勝ち切ったシメオネ率いるチームがダービーの敗戦を払しょくする2戦ぶりの白星を飾った。
PR
前節、敵地での宿敵レアル・マドリーとのダービーで良いところなく敗れて今季初黒星を喫した首位のアトレティコ(勝ち点26)。主力温存のコパ・デル・レイでは格下カルデサールを3-0で破りすぐさま白星を取り戻したが、14位のエルチェ(勝ち点14)をホームで迎え撃つ一戦ではダービー敗戦からのリバウンドメンタリティが試された。以降もボールを握るホームチームはレマル、フェリックス、マルコス・ジョレンテが盛んにポジションチェンジを繰り返しながら相手の[5-4-1]の守備に揺さぶりをかけ続ける。その形からジョレンテ、スアレスらにシュートチャンスが訪れるが、決定機までには至らず。
押し込みながらもゴールが遠いアトレティコだったが、前半終了間際に先制点を奪う。41分、相手陣内中央でレマル、コケとボールを繋いで右サイドに攻め上がってきたトリッピアーにボールが渡る。そして、トリッピアーの斜めのスルーパスに抜け出したスアレスがGKの寸前で右足インサイドでわずかにコースを変えたシュートがゴール左隅に決まった。
スアレスの約1カ月半ぶりのゴールによって1点リードで試合を折り返したホームチームは、後半も立ち上がりにフェリックスがファーストシュートを放つなど引き続き集中した入りを見せる。
すると58分、左サイド深くでボールを持ったカラスコがDF2枚に対峙した中でカットインからのシュートを匂わせた中で意表を突く斜めのグラウンダーの高速クロスを供給。これに大外で反応したスアレスが角度のないところから右足で流し込み、見事なコンビプレーからのドブレーテとした。
これで勝利は固いかに思われたが、ここからエルチェの反撃を許す。64分にはこの試合初めて与えたCKからニアで簡単にフリックされると、ファーに飛び込んだボジェにダイビングヘッドで合わせられ1点を返される。
その後、レマルとカラスコの両翼に代えてコレアとサウール、74分には足を痛めて自ら交代を要求したフェリックスに代えてジエゴ・コスタ、スアレスに代えてコンドグビアと積極的に交代カードを切って逃げ切りを図る。しかし、75分にはボックス内で先ほどゴールを決めたボジェにゴール左下隅を捉えた決定的なシュートを許すが、ここはGKオブラクのビッグセーブで凌ぐ。
相手の勢いに晒されて苦しい状況が続くアトレティコだったが、久々の戦列復帰となったジエゴ・コスタが仕事を果たす。80分、ボックス内でルーズボールを競り合った際に相手に蹴られてPKを獲得したジエゴ・コスタは自らキッカーを務めて冷静に決め切り、今年9月末のグラナダとの初戦以来の今季2点目とした。
再びエルチェを引き離したアトレティコはコケに代えてフェリペを投入し、5バックで今度こそ逃げ切りを図った中、試合最終盤は相手に押し込まれたがきっちり撥ね返し続けてこのまま3-1でクローズ。
スアレスとジエゴ・コスタに復帰後初ゴールが生まれるなど実りある内容で勝ち切ったシメオネ率いるチームがダービーの敗戦を払しょくする2戦ぶりの白星を飾った。
PR
|
関連ニュース