「選手やスタッフがいなければここにいない」 FIFA最優秀監督賞に輝いたクロップが感謝
2020.12.18 12:33 Fri
リバプールのユルゲン・クロップ監督が大きな栄誉に喜びの心境を語った。クラブ公式サイトが伝えている。
昨季3冠を達成したバイエルンのハンジ・フリック監督やリーズ・ユナイテッドを昇格に導いたマルセロ・ビエルサ監督らとの争いを、30年ぶりのプレミアリーグ優勝に導いた手腕が評価される形で制して、栄誉を手にしたクロップ監督。クラブ公式サイトのインタビューで受賞の驚きと喜びの思いを打ち明けた。
「予想外だったよ。明らかに準備できていなかったが、もちろん感謝の気持ちを伝えなければならないし、コーチングスタッフを代表してそうした。我々にはコーチングスタッフのメッセージグループがあるが、『我々はまた勝った!』というメッセージがほとんどだったね。彼らや選手がいなければ、私はここにいられず、こんな成功もなかっただろう」
「(式典に出演した)ヴェンゲルも、良い監督になるための必要なものとして、同じことを言っていた。私には、ワールドクラスのチームがいて助けになっている。センセーショナルなクラブで働き、必要なサポートを受け、素晴らしい人たちに囲まれているよ。だから困難な時期でも、毎日笑顔でここに来ている。それが全てを楽にし、可能にしているんだ」
また、クロップ監督は最終候補に残ったフリック監督と、ビエルサ監督についても言及。特にフリック監督は、この賞に値する成績だったと称賛した。
「ハンジ(・フリック)とは長い付き合いさ。私がマインツで指揮をとっていた時、彼はホッフェンハイムの監督だったんだ、当時、ホッフェンハイムは(マインツと同じく)1部にいなかった。だから、私たちは同じ歴史を持っているんだ。3冠を達成したのだから、彼が受賞すると思っていた。彼は並外れた仕事をしたし、既にテキストメッセージを送っているよ」
「マルセロ・ビエルサほどの働き者は、監督界にいないんじゃないかな。我々は皆スーツを着て座っていたが、彼はリーズのトラックスーツを着ていたようだ。おそらく、オフィスで次の試合の準備をしていたんだろうね。影響力を持ち続けている監督で、サッカー界での貢献は称えきれないよ。この人たちと一緒に名前を挙げられるのは、名誉なことだね」
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国際サッカー連盟(FIFA)は17日、2020年の『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』を開催。FIFA男子最優秀監督賞にクロップ監督を選出した。この賞は全世界200以上のメディア、FIFA加盟国の代表監督およびキャプテン、ファンの投票によって選出され、クロップ監督は2季連続の受賞となる。「予想外だったよ。明らかに準備できていなかったが、もちろん感謝の気持ちを伝えなければならないし、コーチングスタッフを代表してそうした。我々にはコーチングスタッフのメッセージグループがあるが、『我々はまた勝った!』というメッセージがほとんどだったね。彼らや選手がいなければ、私はここにいられず、こんな成功もなかっただろう」
「(式典に出演した)ヴェンゲルも、良い監督になるための必要なものとして、同じことを言っていた。私には、ワールドクラスのチームがいて助けになっている。センセーショナルなクラブで働き、必要なサポートを受け、素晴らしい人たちに囲まれているよ。だから困難な時期でも、毎日笑顔でここに来ている。それが全てを楽にし、可能にしているんだ」
「我々にとって特別な年だった。すでにトロフィーは獲得しており、これ以上何か与えてくれる必要はない、皆が望んでいたトロフィーを獲得した以上、残りは追加ボーナスのようなものだ。ただ、この受賞は我々以外の何人かの人々も喜んでくれたことを示していると思う。だから私は投票してくれた人に感謝しているし、本当に良かった」
また、クロップ監督は最終候補に残ったフリック監督と、ビエルサ監督についても言及。特にフリック監督は、この賞に値する成績だったと称賛した。
「ハンジ(・フリック)とは長い付き合いさ。私がマインツで指揮をとっていた時、彼はホッフェンハイムの監督だったんだ、当時、ホッフェンハイムは(マインツと同じく)1部にいなかった。だから、私たちは同じ歴史を持っているんだ。3冠を達成したのだから、彼が受賞すると思っていた。彼は並外れた仕事をしたし、既にテキストメッセージを送っているよ」
「マルセロ・ビエルサほどの働き者は、監督界にいないんじゃないかな。我々は皆スーツを着て座っていたが、彼はリーズのトラックスーツを着ていたようだ。おそらく、オフィスで次の試合の準備をしていたんだろうね。影響力を持ち続けている監督で、サッカー界での貢献は称えきれないよ。この人たちと一緒に名前を挙げられるのは、名誉なことだね」
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