カバーニのSNS投稿が人種差別と判断、出場停止処分の可能性
2020.12.17 19:55 Thu
イングランドサッカー協会(FA)は17日、マンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニへの処分を発表した。
その試合後、ファンから活躍を祝したメッセージが届いたことに対して、カバーニは「Gracias negrito(ありがとう、黒い人)」と返信。その文章内の「negrito」という単語が人種差別用語に該当する恐れがあるとして、FAが調査を開始した。
FAはカバーニのSNSでの投稿に対し、FAルールE3.1に違反したと発表。「インスタグラムのページで投稿されたコメントは、侮辱的および罵倒的、または不適切なものであり、試合の評判を落とした」と声明を発表した。
また、FAルールE3.2で定義されている「加重違反」にも当たるとし、明示的であるか黙示的であるかに関わらず、肌の色や人種、民族的な起源についての言及が含まれていると判断したようだ。
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カバーニは11月29日にアウェイで行われたプレミアリーグ第10節のサウサンプトン戦で後半開始から投入されると、2ゴール1アシストをマークするハイパフォーマンスを発揮。2点ビハインドで試合を折り返したチームの劇的な逆転勝利に大きく貢献していた。FAはカバーニのSNSでの投稿に対し、FAルールE3.1に違反したと発表。「インスタグラムのページで投稿されたコメントは、侮辱的および罵倒的、または不適切なものであり、試合の評判を落とした」と声明を発表した。
また、FAルールE3.2で定義されている「加重違反」にも当たるとし、明示的であるか黙示的であるかに関わらず、肌の色や人種、民族的な起源についての言及が含まれていると判断したようだ。
この結果、カバーニは最低でも3試合の出場停止処分が下される可能性があるが、1月4日までに異議申し立てをすることが可能となる。
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