バルセロナの次期会長候補が “宿敵”レアル・マドリー本拠地で大胆アピール「またお会いできるのを楽しみにしています」

2020.12.16 12:35 Wed
Getty Images
バルセロナの次期会長選に出馬するジョアン・ラポルタ氏が大胆な選挙活動に打って出た。
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ラポルタ氏は、2003~2010年までバルセロナの会長を務め、ロナジーニョを獲得するなどチームの黄金期を形成。2004-05、2005-06シーズンのラ・リーガ連覇を皮切りに、2005-06シーズンのチャンピオンズリーグ優勝など、チームを再建していた。
◆時を止めるロナウジーニョ! CLチェルシー戦で魅せた、あの伝説ゴール

2015年には会長選に再び出馬するも、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の前に惨敗。しかし、バルトメウ会長が退任したことで、新会長になろうと立候補している。

会長選挙は来年1月24日に予定されているといわれるが、すでにその戦いは始まっており、ラポルタ氏は宿敵レアル・マドリーの本拠地であるマドリッド市内、サンティアゴ・ベルナベウ付近でも積極的にアピールしているようだ。

『ESPN』はベルナベウのすぐ隣に掲げられたラポルタ氏の巨大横断幕の画像を公開。ラポルタ氏が大きく描かれた横断幕には、「またお会いできるのを楽しみにしています」という強気なコメントもついている。
前回の任期中の2008年には、ジョゼップ・グアルディオラ監督にトップチームの指揮を託したラポルタ氏。今回の選挙でもグアルディオラ監督の呼び戻しを目標に掲げており、11年ぶりの再選を目指している。

◆ラポルタ氏の巨大横断幕 >


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