今年は混戦模様?C・ロナウドとメッシが出遅れたCL得点王争いの行方は?

2020.12.14 17:45 Mon
Getty Images
8、9日にかけてチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節が行われ、決勝トーナメントに駒を進める16チームが出揃った。ラウンド16の組み合わせは14日に抽選会が行われて決定する中、個人成績でも熾烈な争いが繰り広げられている。
◆C・ロナウドがCLディナモ・キエフ戦でキャリア750ゴールを達成


グループステージ(6試合)が終わった段階で、アーリング・ハーランド(ドルトムント)、アルバロ・モラタ(ユベントス)、マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、ネイマール(パリ・サンジェルマン)が6ゴールを挙げて得点ランキングトップに並んでいる。

しかし、ラッシュフォードが所属するマンチェスター・ユナイテッドはグループステージでの敗退が決定。得点王獲得はなくなったと考えて良いだろう。また、PSGのネイマールも13日のリーグ戦で負傷交代しており、心配が集まるところだ。

その4人に続いて、オリヴィエ・ジルー(チェルシー)、チーロ・インモービレ(ラツィオ)、アラサン・プレア(ボルシアMG)の3人が5ゴールで並んでいる状況だ。
昨シーズンの得点王であるバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、チームが早々に首位通過を決めたこともあってか、4試合の出場に終わりゴールも「3」とここまでは大人しい状況だ。

また、レヴァンドフスキが得点王に輝いた昨シーズンまで、12年にわたって得点王をほぼ独占してきたユベントスのクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのリオネル・メッシは、それぞれ4試合出場で、C・ロナウドが4ゴール、メッシが3ゴールとなっている。

チームの成績にも左右されるCL得点王だが、今シーズンも新たな名が刻まれることになるのか。それとも、実力者が決勝トーナメントで巻き返すのか。

◆2020-21シーズンのCL得点ランキング
【6ゴール】
アーリング・ハーランド(ドルトムント)
アルバロ・モラタ(ユベントス)
マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)※
ネイマール(パリ・サンジェルマン)

【5ゴール】
オリヴィエ・ジルー(チェルシー)
チーロ・インモービレ(ラツィオ)
アラサン・プレア(ボルシアMG)

【4ゴール】
メルギム・ベリシャ(ザルツブルク)※
クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)
ジオゴ・ジョタ(リバプール)
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)※
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)
ロメル・ルカク(インテル)※
フェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)
ユセフ・エン=ネシリ(セビージャ)
※はグループステージ敗退

◆2006-07シーズン以降のCL得点王
2006-2007:カカ:10ゴール
2007-2008:クリスティアーノ・ロナウド:8ゴール
2008-2009:リオネル・メッシ:9ゴール
2009-2010:リオネル・メッシ:8ゴール
2010-2011:リオネル・メッシ:12ゴール
2011-2012:リオネル・メッシ:14ゴール
2012-2013:クリスティアーノ・ロナウド:12ゴール
2013-2014:クリスティアーノ・ロナウド:17ゴール
2014-2015:クリスティアーノ・ロナウド/リオネル・メッシ/ネイマール:10ゴール
2015-2016:クリスティアーノ・ロナウド:16ゴール
2016-2017:クリスティアーノ・ロナウド:12ゴール
2017-2018:クリスティアーノ・ロナウド:15ゴール
2018-2019:リオネル・メッシ:12ゴール
2019-2020:ロベルト・レヴァンドフスキ:15ゴール
関連ニュース

テルジッチ監督が代表で負傷したベンセバイニの状態について言及「今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は、アルジェリア代表で負傷したDFラミ・ベンセバイニについて言及した。 インターナショナルウィークでアルジェリア代表二選出されたベンセバイニは、23日に行われたボリビア代表戦で内側じん帯を負傷。すぐに代表を離れ、ドルトムントに帰還していた。 28日にバイエルン戦に向けた記者会見に臨んだテルジッチ監督はアルジェリア代表DFの状態について以下のようにコメントした。 「手術の必要はないが、今後数週間は固定具をつけなければならない。彼が今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」 2024.03.29 00:31 Fri

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed

バイエルン、ドルトムントで活躍のマートセンに関心か?

バイエルンが、ライバルクラブで活躍する左サイドバックに興味を示しているようだ。 来シーズンに向けてカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明なバイエルン。現状では契約延長に応じず、レアル・マドリーへの売却が濃厚となっており、クラブはミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスをトップターゲットに、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレスらを後釜候補に定めているとされる。 そういった中、新たなオプションとして浮上しているのが、チェルシーからドルトムントにレンタル加入中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)だという。 ドイツ『スカイ』によると、バイエルンは今冬のドルトムント加入以降、公式戦12試合1ゴール2アシストを記録する攻撃的サイドバックを評価しているという。 ドルトムントは当然のことながらオランダ代表DFの完全移籍での買い取りを希望しているが、4100万ユーロ(約67億3000万円)と言われる、今夏有効な契約解除条項によって買い取れるかは微妙な状況だという。 これにより、バイエルンが獲得できる可能性は十分にあるようだ。 2024.03.27 06:30 Wed

ナーゲルスマン監督はユーロ終了後もドイツ代表指揮官続投? ドルトムント行きには関心示さずか

去就が注目されるドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督(36)だが、ドルトムント行きには関心を示していないようだ。 これまでホッフェンハイム、RBライプツィヒ、バイエルンとブンデスリーガの各クラブで指揮をとってきたナーゲルスマン監督。2023年3月にバイエルンを解任されるとフリーの状態が続いていたが、同年9月にドイツ代表の指揮官に就任した。 今年6月に自国開催されるユーロへ挑むこととなるナーゲルスマン監督だが、ドイツサッカー協会(DFB)との契約は2024年7月まで。指揮官はユーロ前に自身の去就を決めておきたいと公言していたが、ここまで具体的な交渉はなかった。 そんな中で、ブンデスリーガでの経験豊富なナーゲルスマン監督に対しては、ドルトムントが招へいを検討。ドルトムントは今シーズンのブンデスリーガで首位レバークーゼンに20ポイント差をつけられての4位となっており、エディン・テルジッチ監督の立場も危うくなりつつある。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとナーゲルスマン監督はドルトムント行きを望んでいないとのこと。ここ数日で、DFBの上層部が指揮官続投の方針を固めたことも影響しているという。 もちろんユーロ大会の結果次第で状況が変わる可能性があるものの、現状ではナーゲルスマン監督が今後も代表を率いる可能性が高いようだ。 2024.03.26 16:15 Tue

代表を早期離脱したケインが個人トレーニング開始!デア・クラシカー出場を目指す

バイエルンは25日、イングランド代表FWハリー・ケインが個人練習に復帰したことを発表した。 3月のインターナショナルウィークでイングランド代表に選出されたケインだが、直前のブンデスリーガで左足首を負傷。状態が懸念されるなか、代表に合流したが、23日に行われたブラジル代表との国際親善試合を欠場すると、試合後にイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督からクラブへ戻ることが明かされていた。 バイエルンへ早期復帰する形となったケインだが、クラブは25日に同選手が個人トレーニングに復帰したことを報告。フィットネス部門の責任者であるホルガー・ブロイヒ教授と共にピッチ上でボールを使ったメニューをこなしたという。 首位のレバークーゼンを勝ち点差「10」で追うバイエルン。今週末にはドルトムントとの“デア・クラシカー”が控えている。 2024.03.26 06:30 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly