熊本が一挙8選手との契約満了を発表…ジュニアユース上がりの坂本や衛藤ら

2020.12.12 18:35 Sat
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ロアッソ熊本は12日、今季限りで契約満了となる8選手の発表した。

来シーズンの契約を更新しないこととなった選手は、GK野村政孝(29)、MF坂本広大(25)、DF衛藤幹弥(21)、MF田村翔太(25)、MF相澤祥太(24)、GK山本海人(35)、DF小谷祐喜(29)、DF鈴木翔登(28)の8名。
背番号1を背負っていた野村は2017年に加入。プロデビューした名古屋グランパスやブラウブリッツ秋田では出場機会に恵まれず熊本にやってきたが、出場したのは1年目のJ2リーグ10試合のみで、ここ3シーズンは公式戦出場なしとなっている。

熊本のジュニアユース出身の坂本は、プロデビューした2018シーズンはJ2で10試合2得点を記録。J3を舞台に移したここ2年は9試合ずつの出場となっていたが、地元クラブを離れることに「とても残念です」とコメントしている。

衛藤も坂本と同様にジュニアユース出身。昨シーズンにJリーグデビューを果たし、今季は14試合に出場している。坂本が中京大学へ進学した一方、熊本入団後は一筋を貫いてきた衛藤は9年過ごした思い入れのあるクラブに「J2昇格という目標を達成できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と無念のコメントを残している。
田村は2019年に加入。湘南ベルマーレや福島ユナイテッドFCでプレーしていた小柄なMFは、1年目はリーグ戦20試合に出場し2ゴールを挙げたが、今季はここまで3試合の出場にとどまっている。

流通経済大学出身の相澤は、一時オーストラリアのセミプロクラブに所属した異色の経歴の持ち主。今シーズンに熊本でプロデビューし、ここまで15試合に出場。別れの挨拶も「Thank you so much !! See you!!」と個性を出した言葉となっている。

今回発表された退団する選手の中で、最もプロキャリアの長い山本は、清水エスパルスやヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド千葉、横浜FCを経て2019年に加入。同シーズンはJ3全34試合に出場したが、今季はGK内山圭にその座を奪われ、ここまで出場ゼロとなっている。

セレッソ大阪出身の小谷は2016年夏の期限付き移籍を経て、2017年に完全移籍で熊本に加入。在籍4年半で、ここまで公式戦通算73試合に出場している。

2015年に流通経済大学から入団した鈴木は8名の中で最も在籍期間の長い。2017シーズンは期限付きでギラヴァンツ北九州に移籍しているが、通算5年の在籍となっている。特に昨季はJ3で33試合に出場するなど主力として活躍。最後に「大卒から今年まで熊本でプレーさせてもらえた事を大変感謝しています!」と別れの言葉を述べている。
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