神戸が苦しみながらも10人の水原三星をPK戦の末に撃破しベスト4進出!《ACL》
2020.12.11 01:51 Fri
ヴィッセル神戸は10日、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝で水原三星と対戦し、1-1で120分間を終了。PK戦の末7-6で神戸がベスト4進出を果たした。
3日前に行われた上海上港とのラウンド16を2-0と快勝した神戸は、上海上港戦のスタメンから右足を痛めたイニエスタに代えて安井のみを変更した。
4日に行われたグループステージ最終節でも対戦し、0-2と敗れていた水原三星との再戦。ラウンド16で横浜F・マリノスを逆転で下した水原三星に対し、上海上港戦同様に[4-3-3]で臨んだ神戸は5分にピンチ。ボックス右に侵入されたイム・サンヒョブにシュートを打たれ、GK前川が強襲される。
そして7分、勢いそのまま先制された。コ・スンボムの右クロスをニアサイドに走り込んだパク・サンヒョクにヘッドで決められた。続く10分にもCKからヤン・サンミンに決定的なヘディングシュートを許した神戸は、徐々にポゼッションを高めていく展開としたものの、自陣に引いて守備を固める水原三星を崩せない状況を強いられる。
そんな中35分、神戸が数的優位となる。西が浮き球パスに抜け出してボックス内へ侵入。キム・テファンに後方から倒されると、主審はPK判定を下すもVARの末にFK判定に変わり、キム・テファンにはレッドカードが提示された。
1-1で迎えた後半、西に代えて小田を投入した神戸が10人の水原三星を押し込む流れとする中、57分に決定機。右サイドからのFKをフリーのドウグラスがヘッドで合わせるもシュートは枠を捉えきれなかった。
その後も押し込む神戸は73分に山口のミドルシュートでオンターゲットを記録すると、1分後にはドウグラスが決定的なヘディングシュートを浴びせた。
さらに85分にはドウグラスが再び決定的なヘディングシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれてしまう。
すると追加タイム1分には大ピンチ。スルーパスを通され、キム・ガンヒに決定的なシュートを許すも、GK前川が凌いで1-1で90分を終了した。
迎えた延長戦、前半5分に神戸に決定機。左サイドからの初瀬のクロスを古橋がバックヘッドで合わせると、シュートは右ポストに直撃した。
さらに1分後にもビッグチャンス。しかし、相手のボールをかっさらってボックス右に抜け出した古橋の折り返しをドウグラスはミートしきれず、シュートはゴールライン前で相手DFにクリアされてしまった。
延長後半8分にはイニエスタを投入した神戸だったが、同11分に大ピンチ。しかし、ゴールカバーに入った山口が決定的なシュートを止め、さらにルーズボールを押し込まれるも、シュートはポストに直撃して助かった。
そして迎えたPK戦では神戸のキッカー7人全員が成功したのに対し、水原三星の7番手のキッカーがシュートを外して劇的勝利。ベスト4に進出した神戸は13日に蔚山現代と準決勝を戦う。
ヴィッセル神戸 1-1(PK7-6) 水原三星
【ヴィッセル神戸】
古橋亨梧(前40)
【水原三星】
パク・サンヒョク(前7)
3日前に行われた上海上港とのラウンド16を2-0と快勝した神戸は、上海上港戦のスタメンから右足を痛めたイニエスタに代えて安井のみを変更した。
そして7分、勢いそのまま先制された。コ・スンボムの右クロスをニアサイドに走り込んだパク・サンヒョクにヘッドで決められた。続く10分にもCKからヤン・サンミンに決定的なヘディングシュートを許した神戸は、徐々にポゼッションを高めていく展開としたものの、自陣に引いて守備を固める水原三星を崩せない状況を強いられる。
そんな中35分、神戸が数的優位となる。西が浮き球パスに抜け出してボックス内へ侵入。キム・テファンに後方から倒されると、主審はPK判定を下すもVARの末にFK判定に変わり、キム・テファンにはレッドカードが提示された。
そしてボックス手前ぎりぎりで得たFKを古橋が意表を突くグラウンダーのシュートで決めて神戸が同点とした。
1-1で迎えた後半、西に代えて小田を投入した神戸が10人の水原三星を押し込む流れとする中、57分に決定機。右サイドからのFKをフリーのドウグラスがヘッドで合わせるもシュートは枠を捉えきれなかった。
その後も押し込む神戸は73分に山口のミドルシュートでオンターゲットを記録すると、1分後にはドウグラスが決定的なヘディングシュートを浴びせた。
さらに85分にはドウグラスが再び決定的なヘディングシュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれてしまう。
すると追加タイム1分には大ピンチ。スルーパスを通され、キム・ガンヒに決定的なシュートを許すも、GK前川が凌いで1-1で90分を終了した。
迎えた延長戦、前半5分に神戸に決定機。左サイドからの初瀬のクロスを古橋がバックヘッドで合わせると、シュートは右ポストに直撃した。
さらに1分後にもビッグチャンス。しかし、相手のボールをかっさらってボックス右に抜け出した古橋の折り返しをドウグラスはミートしきれず、シュートはゴールライン前で相手DFにクリアされてしまった。
延長後半8分にはイニエスタを投入した神戸だったが、同11分に大ピンチ。しかし、ゴールカバーに入った山口が決定的なシュートを止め、さらにルーズボールを押し込まれるも、シュートはポストに直撃して助かった。
そして迎えたPK戦では神戸のキッカー7人全員が成功したのに対し、水原三星の7番手のキッカーがシュートを外して劇的勝利。ベスト4に進出した神戸は13日に蔚山現代と準決勝を戦う。
ヴィッセル神戸 1-1(PK7-6) 水原三星
【ヴィッセル神戸】
古橋亨梧(前40)
【水原三星】
パク・サンヒョク(前7)
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