前半低調もブルーノ投入で流れ変えたユナイテッドが逆転でリーグ4連勝! ハマーズは今季初の有観客試合を飾れず…《プレミアリーグ》
2020.12.06 04:35 Sun
プレミアリーグ第11節、ウェストハムvsマンチェスター・ユナイテッドが5日にロンドン・スタジアムで行われ、アウェイのユナイテッドが1-3で逆転勝利した。
来週にCLグループステージ突破を懸けたRBライプツィヒ戦、マンチェスター・シティとのダービーという2つのビッグマッチを控える中、今節では3連勝で5位に位置する難敵ハマーズを相手にバウンスバックを図った。PSG戦からは先発4人を変更。ヒザを痛めたデ・ヘアに代わってヘンダーソンがユナイテッドでのプレミア初出場を飾ったほか、ブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ラッシュフォードに代わってポグバ、ファン・デ・ベーク、グリーンウッドが起用された。
イギリスのコロナウイルス対策緩和により、今月から一部地域での有観客が許可された中、この一戦から2000人を上限にスタジアムに熱狂的なフットボールファンが帰ってきた。
そして、そのファンの後押しを受けてか、ホームのウェストハムは開始直後にゴール前に飛び込んだフォルナルスがいきなりGKヘンダーソンを脅かす場面を創出。さらに、前から相手のビルドアップを嵌めに行く形で流れを掴むと、9分には惜しくもオフサイドとなったものの、ボーエンがゴールネットを揺らす決定機を作った。
すると、前半半ば以降はホームのウェストハムがユナイテッドを攻守に圧倒する。32分には右サイドに抜け出したボーエンからの絶妙なクロスをファーに飛び込んだフォルナルスがフリーでヘディングシュートも、ここは枠の左に外れる。続く35分には再び3トップの連携からアラーのボックス内での落としをフォルナルスが右足アウトを使ったシュートで流し込みにかかるが、これは惜しくも左ポストを叩く。
立ち上がりから最後のところだけうまくいかないが、38分にはクレスウェルの左CKをニアに飛び込んだライスが頭でフリックすると、ファーにフリーで走りこんだスーチェクが右足ワンタッチで流し込み、優勢な流れの中でゴールをこじ開けた。
劣勢の流れの中で耐え切れずにビハインドを負ったユナイテッドは直後にも簡単に裏を取られてアラーにGKヘンダーソンがかわされるピンチを招くが、ここはアラーのスリップによって事なきを得る。その後、44分にはボックス手前左のマルシャルが強烈なシュートを枠の左隅へ飛ばしたが、ここはGKファビアンスキの好守に阻まれた。
何とか1点差の状況を保って試合を折り返したユナイテッドはカバーニ、ファン・デ・ベークを下げてB・フェルナンデス、ラッシュフォードをハーフタイム明けに投入。だが、立ち上がりの51分にはボックス右まで攻め上がってきたコウファルの絶妙なクロスからファーでフリーにしたボーエンにシュートチャンスを許すが、このスライディングシュートは枠の左に外れて事なきを得る。
その後、62分には負傷したマルシャルに代えてマタを最後のカードとして投入するアクシデントに見舞われたが、B・フェルナンデスを起点に攻撃のリズムを掴み始めたユナイテッドは、前節のサウサンプトン戦を再現するかのような逆転劇を見せる。
まずは65分、自陣右サイドへ飛び出したGKヘンダーソンのロングフィードに抜け出したB・フェルナンデスが右サイドからペナルティアーク付近までドリブルで切り込んで丁寧な横パスを送る。これに反応したポグバが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅を射抜く。
さらに、68分にはボックス手前左のB・フェルナンデスの絶妙なワンタッチパスに抜け出したテレスのクロスに反応したボックス左のグリーンウッドが絶妙なファーストタッチで前に向き直すと、すかさず左足のシュートを流し込んだ。
いずれもB・フェルナンデスのおぜん立てからポグバ、グリーンウッドの今季リーグ初ゴールで試合を引っくり返したユナイテッドは、前半から飛ばしたツケか、足が止まり始めたホームチームを相手に押せ押せの展開に持ち込む。78分にはマタの絶妙なミドルパスに抜け出したラッシュフォードがこの試合2度目のGKとの一対一の決定機を今度はきっちりモノにして決定的な3点目とした。
その後、ベンラーマやランシーニを投入して反撃に打って出たホームチームに幾度かゴールを脅かされたユナイテッドだったが、クレスウェルの直接FKをGKヘンダーソンが見事な反応で阻むなど、これ以上の失点は許さず。
低調な前半から打って変わってB・フェルナンデスら選手交代で流れを引き戻したユナイテッドが今季アウェイ5戦全勝を継続するとともに、リーグ4連勝。来週に控えるライプツィヒ戦、シティとのダービーに向けて弾みを付けている。
PR
前節、途中出場カバーニの2ゴール1アシストの活躍でサウサンプトンに劇的逆転勝利を飾った9位のユナイテッドは今季初のリーグ3連勝を達成。だが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)にホームで1-3の敗戦を喫し、公式戦5試合ぶりの黒星となった。イギリスのコロナウイルス対策緩和により、今月から一部地域での有観客が許可された中、この一戦から2000人を上限にスタジアムに熱狂的なフットボールファンが帰ってきた。
そして、そのファンの後押しを受けてか、ホームのウェストハムは開始直後にゴール前に飛び込んだフォルナルスがいきなりGKヘンダーソンを脅かす場面を創出。さらに、前から相手のビルドアップを嵌めに行く形で流れを掴むと、9分には惜しくもオフサイドとなったものの、ボーエンがゴールネットを揺らす決定機を作った。
序盤の劣勢を何とか耐えたユナイテッドはポグバ、ファン・デ・ベークを起点に相手のプレッシャーをいなし、少しずつ相手陣内でのプレーを増やしていく。だが、B・フェルナンデス不在の影響か、[5-4-1]の堅固な守備ブロックを敷く相手の守備を前になかなかフィニッシュまで持ち込めない。
すると、前半半ば以降はホームのウェストハムがユナイテッドを攻守に圧倒する。32分には右サイドに抜け出したボーエンからの絶妙なクロスをファーに飛び込んだフォルナルスがフリーでヘディングシュートも、ここは枠の左に外れる。続く35分には再び3トップの連携からアラーのボックス内での落としをフォルナルスが右足アウトを使ったシュートで流し込みにかかるが、これは惜しくも左ポストを叩く。
立ち上がりから最後のところだけうまくいかないが、38分にはクレスウェルの左CKをニアに飛び込んだライスが頭でフリックすると、ファーにフリーで走りこんだスーチェクが右足ワンタッチで流し込み、優勢な流れの中でゴールをこじ開けた。
劣勢の流れの中で耐え切れずにビハインドを負ったユナイテッドは直後にも簡単に裏を取られてアラーにGKヘンダーソンがかわされるピンチを招くが、ここはアラーのスリップによって事なきを得る。その後、44分にはボックス手前左のマルシャルが強烈なシュートを枠の左隅へ飛ばしたが、ここはGKファビアンスキの好守に阻まれた。
何とか1点差の状況を保って試合を折り返したユナイテッドはカバーニ、ファン・デ・ベークを下げてB・フェルナンデス、ラッシュフォードをハーフタイム明けに投入。だが、立ち上がりの51分にはボックス右まで攻め上がってきたコウファルの絶妙なクロスからファーでフリーにしたボーエンにシュートチャンスを許すが、このスライディングシュートは枠の左に外れて事なきを得る。
その後、62分には負傷したマルシャルに代えてマタを最後のカードとして投入するアクシデントに見舞われたが、B・フェルナンデスを起点に攻撃のリズムを掴み始めたユナイテッドは、前節のサウサンプトン戦を再現するかのような逆転劇を見せる。
まずは65分、自陣右サイドへ飛び出したGKヘンダーソンのロングフィードに抜け出したB・フェルナンデスが右サイドからペナルティアーク付近までドリブルで切り込んで丁寧な横パスを送る。これに反応したポグバが右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅を射抜く。
さらに、68分にはボックス手前左のB・フェルナンデスの絶妙なワンタッチパスに抜け出したテレスのクロスに反応したボックス左のグリーンウッドが絶妙なファーストタッチで前に向き直すと、すかさず左足のシュートを流し込んだ。
いずれもB・フェルナンデスのおぜん立てからポグバ、グリーンウッドの今季リーグ初ゴールで試合を引っくり返したユナイテッドは、前半から飛ばしたツケか、足が止まり始めたホームチームを相手に押せ押せの展開に持ち込む。78分にはマタの絶妙なミドルパスに抜け出したラッシュフォードがこの試合2度目のGKとの一対一の決定機を今度はきっちりモノにして決定的な3点目とした。
その後、ベンラーマやランシーニを投入して反撃に打って出たホームチームに幾度かゴールを脅かされたユナイテッドだったが、クレスウェルの直接FKをGKヘンダーソンが見事な反応で阻むなど、これ以上の失点は許さず。
低調な前半から打って変わってB・フェルナンデスら選手交代で流れを引き戻したユナイテッドが今季アウェイ5戦全勝を継続するとともに、リーグ4連勝。来週に控えるライプツィヒ戦、シティとのダービーに向けて弾みを付けている。
PR
|
関連ニュース