スールシャール監督、人種差別問題に揺れるカバーニを擁護「サポートしていく」
2020.12.02 16:00 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が、人種差別の疑いをかけられているウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを擁護する姿勢を見せた。イギリス『スカイ・スポーツ』がコメントを伝えている。
2日にホームで行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループH第5節のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に向けた会見で、スールシャール監督は渦中にいるカバーニを擁護した。
「我々はエディンソンと連絡を取った。彼は自分が犯した過ちを深く反省していた」
「悪意は全く見えなかった。ただ友人と交わすような愛情を込めた挨拶をしただけ。彼はFAから説明を求められ、もちろん協力したよ。我々もサポートしていくつもりだ」
「異文化から来た選手は皆教育を受けるべきかもしれない。エディンソンにとっては辛い思いだろうが、(文化を)学んでくれたに違いない」
その中で迎えるPSG戦はカバーニにとっては古巣対決。スールシャール監督はそれを特別な力に変えてくれると期待しているようだ。
「エディンソンはプレーする準備ができている。PSGと対戦することは彼にとっても特別なことだから精神的にも影響を与えるだろう。エネルギーに変えてくれるはずだ」
「彼は非常にプロフェッショナルで経験豊富な選手だ。今日から明日にかけて試合に向けて調整を進めていくだろう」
「FAの調査も同様だ。彼に影響を与えるかもしれないが、試合中は一旦忘れる必要がある。優れた選手というのは、必要な時に問題や悩みを整理することができるものだ」
PR
11月29日に行われたプレミアリーグ第10節のサウサンプトン戦で後半開始からピッチに登場し、2ゴール1アシストの活躍でユナイテッドの逆転勝利に貢献したカバーニ。だが、試合後にファンから届いた活躍を祝したメッセージに「gracias negrito(ありがとう、黒い人)」と返信し、「negrito」という単語が人種差別用語に該当する恐れがあるとして、イングランドサッカー協会(FA)が調査を開始するとしていた。「我々はエディンソンと連絡を取った。彼は自分が犯した過ちを深く反省していた」
「悪意は全く見えなかった。ただ友人と交わすような愛情を込めた挨拶をしただけ。彼はFAから説明を求められ、もちろん協力したよ。我々もサポートしていくつもりだ」
「不幸な状況だ。彼はこの国に来たばかりで、ウルグアイでは我々の持っている考えとは異なる方法で使われている。我々全員で差別と戦っていきたいと思っている」
「異文化から来た選手は皆教育を受けるべきかもしれない。エディンソンにとっては辛い思いだろうが、(文化を)学んでくれたに違いない」
その中で迎えるPSG戦はカバーニにとっては古巣対決。スールシャール監督はそれを特別な力に変えてくれると期待しているようだ。
「エディンソンはプレーする準備ができている。PSGと対戦することは彼にとっても特別なことだから精神的にも影響を与えるだろう。エネルギーに変えてくれるはずだ」
「彼は非常にプロフェッショナルで経験豊富な選手だ。今日から明日にかけて試合に向けて調整を進めていくだろう」
「FAの調査も同様だ。彼に影響を与えるかもしれないが、試合中は一旦忘れる必要がある。優れた選手というのは、必要な時に問題や悩みを整理することができるものだ」
PR
|
関連ニュース