ホームでシティの猛攻に耐えたポルトが2位で決勝T進出!マルセイユはCL14試合ぶりの白星を飾る《CL》
2020.12.02 07:45 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節のポルトvsマンチェスター・シティが1日に行われ、0-0の引き分けに終わった。ポルトの日本代表MF中島翔哉は、ベンチ入りも出場機会はなかった。
最終節のオリンピアコス戦を前に自力突破を決めたいポルトは、マラガとヘスス・コロナを2トップに据えた[5-3-2]の布陣を採用。前節に続き中島がベンチスタートとなった。
一方、貫禄の4連勝で首位に立つシティは、5ゴールを挙げて圧勝した直近のバーンリー戦の先発からフェラン・トーレス、ロドリ、GKエデルソン以外の8人を変更。フェラン・トーレスを最前線に置き、2列目に右からスターリング、ベルナルド・シウバ、フォーデンと並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
立ち上がりから地力で勝るシティがボールを保持するが、アタッキングサードでのアイデアが足りず、決定機まで持ち込めない。それでもシティは22分、自陣からのロングカウンターからフェラン・トーレスが決定機を迎えたが、フォーデンのラストパスに抜け出した場面でオフサイドを取られた。
攻勢を続けるシティは、37分に左サイドから仕掛けたスターリングがカットインから右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅を捉えたが、これはカバーに戻ったサヌシにライン手前でクリアされた。
シティは前半に相手を大きく上回る6本のシュートを放ったが、ポルトゴールをこじ開けるまでには至らず。前半はゴールレスで終了した。
後半も主導権を握るシティは58分、フォーデンのパスに反応したスターリングがGKとの一対一を迎えたが、シュートは飛び出した相手GKがブロック。さらに69分には、カンセロの右クロスをニアのスターリングが合わせると、ファーでロドリが詰めたが、当たり所が悪く見事なクリアを披露してしまう。
ゴールの遠いシティは、71分にフェラン・トーレスを下げてガブリエウ・ジェズスを投入。すると80分、右サイドでパスを受けたベルナルド・シウバがマイナスに切り込みながらクロスを供給すると、ゴール前のガブリエウ・ジェズスがヘディンシュート。これはGKに弾かれるもクロスバーに当たったボールを再びガブリエウ・ジェズスが押し込んだ。 しかし、このゴールにはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。チェックのためにしばらく中断すると、最終的にはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
結局、19本のシュートを浴びせたシティだったが、猛攻は実らずゴールレスのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
また、グループC第5節もう一試合のマルセイユvsオリンピアコスは2-1でマルセイユが勝利した。マルセイユの日本代表DF酒井宏樹はフル出場、日本代表DF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
なお、オリンピアコスが敗れたことでポルトの2位以内が確定。2シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
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