無所属のバロテッリ、ヴァスコ・ダ・ガマのSDが加入合意と主張「彼はマラドーナのようになるだろう」

2020.12.01 06:30 Tue
Getty Images
昨シーズン限りでブレシアを退団し、現在は無所属の状態が続いている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(30)だが、新天地はブラジルになるかもしれない。『フットボールイタリア』が伝えた。

バロテッリは、2019-20シーズンはブレシアに所属。セリエAに昇格したチームに加入しセリA復帰を果たし活躍が期待された中、セリエA19試合に出場し5ゴールを記録していた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によりリーグ戦が中断。すると、中断中のトレーニング参加を巡ってクラブと確執が生まれ、再開後はプレーせず。そのまま退団となっていた。

そのバロテッリには様々な移籍先が浮上した中、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのヴァスコ・ダ・ガマが獲得に興味。スポーツディレクター(SD)を務めるファビオ・コルデラ氏がバロテッリ獲得で合意したと主張している。

「彼はここに来たいと思っている。ヴァスコは世界で最も多くのトロフィーを獲得しているレアル・マドリーに次いで、2番目のクラブであることを忘れてはならない」
「マリオが愚かなことをするためにリオに来る必要はないと思う。彼は精神的に成熟したと思う」

「ヴァスコは人種差別に反対する組織だ。彼が我々を待ってくれていると願っている」

「公式には誰とも契約することはできないが、メールやオファーのやり取りはあった」

「正式に、我々は全てで同意する。形式化する必要がある。1月15日にできるといいが、ヴァスコにはバロテッリのような選手が必要であり、彼にはヴァスコのようなクラブが必要だ」

「我々のファンにとって、彼はマラドーナのようになるだろう」

これまでインテルやマンチェスター・シティ、リバプール、ミラン、ニース、マルセイユと渡り歩いてきたバロテッリだが、新天地にブラジルを選ぶだろうか。
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