マラドーナ氏の主治医が捜査対象に、看護師は虚偽報告を強制させられたと告白
2020.11.30 10:30 Mon
ディエゴ・マラドーナ氏の死に関して、主治医であるレオポルド・ルケ氏が捜査対象となったようだ。アルゼンチン『クラリン』など複数メディアが報じた。サッカー界のレジェンドであるマラドーナ氏は25日、突然この世を去ることととなった。10月30日に60歳の誕生日を迎えていたが、2日にサナトリオ・イペンサ・ラ・プラタ病院へ緊急入院し、精密検査の結果、脳に硬膜下血腫が発見。3日に脳の緊急手術を受け、その後退院。自宅では24時間の監視体制が敷かれ、泊まり込みの看護師が容態の変化をチェックする看護を受けていた。
そのマラドーナ氏は25日の朝まで存命だったことが看護師の証言で確認されたが、その日の昼頃に他界。亡くなった姿で発見され、懸命の蘇生措置も実らず息を引き取った。
捜査当局は、ルケ氏の治療や対応に怠慢がなかったかどうかを捜査するとのこと。正式に起訴はされていないものの、告発に向けて動いているようだ。
問題となっているのは、マラドーナ氏の近くに除細動器を備えた救急車がなかったこと、また近くに医者がおらず、他界した朝にチェックしたのはドクターなしで看護師だけだったことなどが怠慢ではないかと疑われている。
また、11時55分に精神科医のアグスティナ・コサチョフ氏と心理学者のカルロス・ディアス氏が到着する前に部屋に入り、「何度か呼びかけたが、患者は反応しなかった」と発言。また、12時10分に脈拍がないことを発見し、基本的な心肺蘇生法を試みたと語っている。すでに、マラドーナ氏は亡くなっていたということだ。
マラドーナ氏の死についてダルマ、ジャンニーナ、ヤナの3人の娘が真実を知りたいと訴えており、それを受けてサン・イシドロ検察が動いたとのこと。そして、ルケ氏を捜査したとのことだ。
なお、捜査当局はルケ氏の自宅を家宅捜索したとのこと。捜査は続いていくという。
そのマラドーナ氏は25日の朝まで存命だったことが看護師の証言で確認されたが、その日の昼頃に他界。亡くなった姿で発見され、懸命の蘇生措置も実らず息を引き取った。
捜査当局は、ルケ氏の治療や対応に怠慢がなかったかどうかを捜査するとのこと。正式に起訴はされていないものの、告発に向けて動いているようだ。
問題となっているのは、マラドーナ氏の近くに除細動器を備えた救急車がなかったこと、また近くに医者がおらず、他界した朝にチェックしたのはドクターなしで看護師だけだったことなどが怠慢ではないかと疑われている。
看護師であるダヒアナ・ジセラ・マドリッドさんは、亡くなった当日の朝はマラドーナ氏を休ませていたが、管理していたと虚偽の報告書を書かせられたことを認めている。
また、11時55分に精神科医のアグスティナ・コサチョフ氏と心理学者のカルロス・ディアス氏が到着する前に部屋に入り、「何度か呼びかけたが、患者は反応しなかった」と発言。また、12時10分に脈拍がないことを発見し、基本的な心肺蘇生法を試みたと語っている。すでに、マラドーナ氏は亡くなっていたということだ。
マラドーナ氏の死についてダルマ、ジャンニーナ、ヤナの3人の娘が真実を知りたいと訴えており、それを受けてサン・イシドロ検察が動いたとのこと。そして、ルケ氏を捜査したとのことだ。
なお、捜査当局はルケ氏の自宅を家宅捜索したとのこと。捜査は続いていくという。
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