札幌に2点差追いついた広島、8試合負けなしもまたも逆転できず《J1》
2020.11.28 15:58 Sat
明治安田生命J1リーグ第30節、サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌がエディオンスタジアム広島で行われ、2-2の引き分けに終わった。
7試合無敗で徐々に順位を上げてきた広島。前節はスタメンを全員入れ替えて湘南ベルマーレ戦に臨んだ中、1-1のドローに終わり、またもや連勝を収めることができなかった。中2日の今節は予想通り11人総入れ替えで、主力組がスタメンに名を連ねた。
一方の札幌は、前節は清水エスパルスに5-1の大勝を収めたものの、荒野が左腓骨骨折および左足首靱帯損傷で手術を受ける事態に。また、今季は度重なるケガに見舞われたチャナティップがタイに帰国するなど、トピックの多い1週間に。前節からのスタメン変更は2人。負傷の荒野とJ1リーグ戦通算2万3000ゴール目を記録したジェイに代わり、アンデルソン・ロペスとドウグラス・オリヴェイラが起用された。
静かな立ち上がりとなった中、アウェイの札幌はチームファーストシュートでゴールに迫る。8分、ボックス手前でボールを持ったA・ロペスが左に展開。ボックスへ侵入したルーカス・フェルナンデスが迷わず右足を振り抜いたが、シュートは右に外れた。
その後も札幌は15分にD・オリヴェイラ、20分にはA・ロペスがシュートを放つが、いずれも枠を捉えることができず。広島も23分に浅野が得たFKを森島が直接狙ったが、壁に当たって枠の外に。だが、その森島は33分、札幌守備陣の隙を突いてミドルシュート。枠を捉えていたが、GK菅野に横っ飛びで弾かれた。
2試合連続で先制を許した広島は、前半アディショナルタイムのCKの流れで、左サイドから浅野が上げたクロスに野上が飛び込むも、ヘディングシュートはサイドネットを叩き同点ならず。
先制した試合では6割の勝利を誇る今季の札幌。そんな後半立ち上がりの53分、A・ロペスのシュートで左CKを獲得すると、福森の高精度のクロスを宮澤が頭で合わせて追加点。前節の勢いそのままに複数得点を挙げる。
しかし広島はその直後、東のスルーパスでボックス左に抜け出した浅野がゴール前に折り返すと、走り込んだL・ペレイラがダイレクトで流し込んですぐに1点差に戻す。これでL・ペレイラはこれで今季15点目。また、先発出場した試合では6試合連続ゴールとなった。
ここで柏を下げてD・ヴィエイラを投入した広島は58分、敵陣右サイドでボールを奪って川辺が前進。中央からボックス左へスルーパスを送ると、左から斜めに入ったD・ヴィエイラがダイレクトで蹴り込んで同点に追いついた。
その後も広島にチャンスを作られるなど旗色が悪くなってきた札幌は、66分に深井と菅、76分に前節清水戦で初出場したウーゴ・ヴィエイラを投入。83分に、同じく途中出場の白井のクロスをウーゴ・ヴィエイラが合わせるシーンがあったが、ここはGK林に対処されシュートで終われず。
85分に広島はカウンターから浅野にビッグチャンスが訪れるも、今季はなかなか逆転勝利ができないジンクスからか3点目が遠い。
5分あった後半アディショナルタイムには、最後のプレーで札幌にFKのチャンスが訪れるが、福森のシュートは上に外れて試合終了。2-2の引き分けに終わった。
広島 2-2 札幌
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(後9)
ドウグラス・ヴィエイラ(後13)
【札幌】
福森晃斗(前42)
宮澤裕樹(後8)
7試合無敗で徐々に順位を上げてきた広島。前節はスタメンを全員入れ替えて湘南ベルマーレ戦に臨んだ中、1-1のドローに終わり、またもや連勝を収めることができなかった。中2日の今節は予想通り11人総入れ替えで、主力組がスタメンに名を連ねた。
静かな立ち上がりとなった中、アウェイの札幌はチームファーストシュートでゴールに迫る。8分、ボックス手前でボールを持ったA・ロペスが左に展開。ボックスへ侵入したルーカス・フェルナンデスが迷わず右足を振り抜いたが、シュートは右に外れた。
その後も札幌は15分にD・オリヴェイラ、20分にはA・ロペスがシュートを放つが、いずれも枠を捉えることができず。広島も23分に浅野が得たFKを森島が直接狙ったが、壁に当たって枠の外に。だが、その森島は33分、札幌守備陣の隙を突いてミドルシュート。枠を捉えていたが、GK菅野に横っ飛びで弾かれた。
試合が動いたのは42分。札幌が相手を押し込む中で、高嶺がボックス手前で倒されてFKを獲得。ゴール正面という絶好の位置で、前節もFKを決めた福森が程よく力の抜けたシュートを放つと、クロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。
2試合連続で先制を許した広島は、前半アディショナルタイムのCKの流れで、左サイドから浅野が上げたクロスに野上が飛び込むも、ヘディングシュートはサイドネットを叩き同点ならず。
先制した試合では6割の勝利を誇る今季の札幌。そんな後半立ち上がりの53分、A・ロペスのシュートで左CKを獲得すると、福森の高精度のクロスを宮澤が頭で合わせて追加点。前節の勢いそのままに複数得点を挙げる。
しかし広島はその直後、東のスルーパスでボックス左に抜け出した浅野がゴール前に折り返すと、走り込んだL・ペレイラがダイレクトで流し込んですぐに1点差に戻す。これでL・ペレイラはこれで今季15点目。また、先発出場した試合では6試合連続ゴールとなった。
ここで柏を下げてD・ヴィエイラを投入した広島は58分、敵陣右サイドでボールを奪って川辺が前進。中央からボックス左へスルーパスを送ると、左から斜めに入ったD・ヴィエイラがダイレクトで蹴り込んで同点に追いついた。
その後も広島にチャンスを作られるなど旗色が悪くなってきた札幌は、66分に深井と菅、76分に前節清水戦で初出場したウーゴ・ヴィエイラを投入。83分に、同じく途中出場の白井のクロスをウーゴ・ヴィエイラが合わせるシーンがあったが、ここはGK林に対処されシュートで終われず。
85分に広島はカウンターから浅野にビッグチャンスが訪れるも、今季はなかなか逆転勝利ができないジンクスからか3点目が遠い。
5分あった後半アディショナルタイムには、最後のプレーで札幌にFKのチャンスが訪れるが、福森のシュートは上に外れて試合終了。2-2の引き分けに終わった。
広島 2-2 札幌
【広島】
レアンドロ・ペレイラ(後9)
ドウグラス・ヴィエイラ(後13)
【札幌】
福森晃斗(前42)
宮澤裕樹(後8)
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