アタランタに完敗のリバプール、クロップは「当然の敗北だ」と相手チームを称える

2020.11.26 12:02 Thu
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)での敗戦を受け、チームが上手く機能しなかったと認めている。クラブ公式サイトが伝えた。

リバプールは25日に行われたCLグループD第4節でアタランタと対戦。勝てば決勝トーナメント進出が決定となる一戦だったが、立ち上がりからペースを握ったアタランタに攻め込まれると、後半立て続けに2失点を喫する。その後は反撃も満足に出来ないまま、0-2のスコアで敗北した。
決勝トーナメント進出を決められず、枠内シュート0本と内容も厳しいものになったリバプール。クロップ監督は試合後、チームのリズムに問題があったと話している。

「相手は守備が機能していて、アグレッシブだった。彼らの特徴であるマンマークに対して、前回は対処できていたが今夜はできなかった。そうなると、マンマークシステムの難しさに直面することになる。意思決定が重要だったが、明らかにその部分に問題があった」

「後半に挽回を狙い、早々にカードを切った。残念ながら、交代する1秒前に最初の失点が起こり、同じような形で2点目も奪われた。そして、我々は何も作り出せなかった。枠内シュートがないのは、決して良い兆候ではない」
「今夜はリズムがなかった。5人を入れ替えた以上リズムに問題があるのは明らかだが、それでも通常なら乗り切れたかもしれない」

「今日はアタランタが良かったよ。戦っていたし、守備も良かった。このような試合でよくやっていたと思うし、それは認めざるを得ない。当然の敗北だし、アタランタにはおめでとうと言いたいね」

この結果、リバプールは決勝トーナメント進出のため次節のアヤックス戦が重要になるが、クロップ監督はまず中2日で開催される、週末のプレミアリーグ第10節ブライトン戦に備える必要があると語った。

「『アヤックスを倒せ』と簡単に言うけど難しいよ。この国では多くの課題に直面しているし、私の今の関心事はアヤックス戦ではない。申し訳ないけど、我々は数時間後にブライトンでプレーする必要があるんだ(実際には3日後)。この試合が終わってから、アヤックスのことを考え始めるよ」
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