「プレッシャーで試合は決まらない」PSGとの大一番に臨むライプツィヒ、ナーゲルスマンは相手の戦術を警戒

2020.11.24 12:34 Tue
Getty Images
RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が、パリ・サンジェルマン(PSG)との大一番を前に意気込みを語っている。クラブ公式サイトが伝えた。
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ライプツィヒは24日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループH第4節で、PSGと対戦。現在グループ2位につけるライプツィヒは、勝てばノックアウトステージ進出に大きく近づく一戦であり、少なくないプレッシャーがかかっている。
一方で、現在グループ3位のPSGはここまでで既に2敗を喫しており、ノックアウトステージ進出に向けこれ以上の負けは避けたい状況だ。

しかし、こうしたお互いの状況があっても、ナーゲルスマン監督はプレッシャーが試合を左右するわけではないと考えているようだ。

「試合前のプレッシャーが、明日の試合の決定打にはなるわけではない。当日の状態や試合での総合的なパフォーマンスで決まるんだ。試合前にはプレッシャーがあるだろうが、90分間はその他の要因が決定的なものになると思う」
「基本的にCLの試合はすべて特別だし、それは何度も感じとっている。昨シーズンの準決勝では、当然ながらプレッシャーは大きくなっていた。決勝に進出したいと思っていたし、それは(対戦相手だった)PSGも同じだっただろう」

また、ナーゲルスマン監督はPSG戦の戦い方についても触れており、昨シーズンのCLファイナリストと戦う以上、ここ最近のブンデスリーガとは違ったアプローチが必要になると語っている。

「ここ数試合は、以前よりボールを持つ時間がかなり多くなっていた。だから我々が守備をする時間は少なかったね。逆にボールを持つ時間が少ない試合では、もっと守備を意識しなければならない」

「明日はPSGへのプレッシャー、攻守の切り替えのタイミング、ボールロスト時など、さまざまな状況に対処する必要があるだろう。我々は最善の行動がとれるよう、それに備えなければならない」

「PSGではネイマールキリアン・ムバッペの2人が注目されがちだ。しかし、トーマス・トゥヘルは常に2つの基本的なシステムを持ちつつ、変化をつけることを好んでいる。だから、明日は彼らのパフォーマンスを注視しないとね」

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