アトレティコに完敗のクーマン監督、失点シーンのミスを嘆く「起こしてはいけない」

2020.11.22 13:15 Sun
Getty Images
バルセロナのロナルド・クーマン監督が、敗戦の弁を述べた。スペイン『マルカ』が伝えた。
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20日に行われたラ・リーガ第10節でアトレティコ・マドリーと対戦したバルセロナ。前半アディショナルタイムにGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが飛び出した所をMFヤニク・フェレイラ・カラスコに突かれて先制点を許すと、この1点を返すことができず、0-1で敗れた。
試合後のインタビューに応じたクーマン監督は、決定力不足と失点シーンのミスを嘆いた。

「選手たちは上手くやっているが、より良い結果を望んでいる。基本的に最大限の努力をしていた。それから試合を決定づける2つのビッグチャンスがあった」

「アトレティコが非常によく守ることはわかっていた。失点したのは自分たちのせい。良くなかったし、起こしてはいけない」
開幕から3勝2分け3敗と低空飛行が続くバルセロナは、勝ち点「11」と過去25年間で最低な数字を記録。クーマン監督は改善が必要としながらも、選手達への信頼を強調した。

「他の監督と同様に私に責任がある。結果を出さなければいけないことは理解しており、私が持っている選手を信頼している。攻撃や守備を改善しなければいけない。連勝が必要であることはわかっている」

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