5人交代制に消極的賛成のホジソン「我々にはデメリットだが、選手の安全は望んでいる」
2020.11.20 14:54 Fri
クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督が、5人交代制に対して消極的ながらも賛成していく考えを示した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。
また、実際にシーズンが始まると、過密日程により各クラブにケガ人が続出。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督や、リバプールのユルゲン・クロップ監督らは、強い口調で5人交代制への再変更を訴えている。
こうした状況を受け、今週プレミアリーグの監督たちは会合を開催。18日にイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)がイングランド2~4部で5人交代制を採用したこともあり、プレミアリーグでも変更の機運が高まっている。
これに対してホジソン監督は、5人交代制が必ずしも選手やリーグのためになるかは分からないとしつつも、「昨日の会議の後、私は流れに乗る準備をしているよ」と話し、あえて反対するような事はしないと語った。
「質の高い選手を自由に使える強豪チームにとっては、試合の後半選手が疲れてきたときに、また良質な選手を投入できるというのは大きなメリットだろうね」
「我々のようなチームにとって5人交代制のメリットはなく、デメリットになるという当初の考えを変わらない。ただ、(欧州カップ戦への出場などで)多くの試合をこなしているチームには、同情するところもある」
「私は元々、(シーズン前の投票で)3人交代制に一票を投じていた。なぜなら、我々は皆自分のクラブのメリットを考え投票するからだ。5人交代制の継続を願った人間だってクラブにとってのメリットしか考えていないし、我々にはそれに反対する権利がある」
「しかし、今、これほどまでに変化を望む大きな声が上がっている。それに、選手の安全を持ち出されてしまってはね。5人交代制が選手の安全強化や改善に繋がるかはともかく、私だって同じように選手の安全を望んでいる」
「私の考えが変わったか尋ねられたら、私は『皆が望むことなら、それに沿っていけば良い』と答えるよ。私はバリケードの前で旗を持ち『これはすべて間違っている』と言いたくはない。結局のところ、すべてが間違っているわけでも、正しいわけでもないのだ」
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プレミアリーグは今季、昨季の新型コロナウイルス(COVID-19)の中断明けから採用していた5人交代制のルールを、従来の3人交代制に戻すことを決定。欧州主要リーグが5人交代制を継続する中での決定となり、主にビッグクラブの監督が猛反発していた。こうした状況を受け、今週プレミアリーグの監督たちは会合を開催。18日にイングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)がイングランド2~4部で5人交代制を採用したこともあり、プレミアリーグでも変更の機運が高まっている。
これに対してホジソン監督は、5人交代制が必ずしも選手やリーグのためになるかは分からないとしつつも、「昨日の会議の後、私は流れに乗る準備をしているよ」と話し、あえて反対するような事はしないと語った。
「(会議での)議論の要旨は、多くの選手が負傷しており、選手の安全のために必要だというものだった。5人交代制で代役の機会を増やせば、負傷のリスクを防げるとね。ただ、私はこの考えには賛同していない」
「質の高い選手を自由に使える強豪チームにとっては、試合の後半選手が疲れてきたときに、また良質な選手を投入できるというのは大きなメリットだろうね」
「我々のようなチームにとって5人交代制のメリットはなく、デメリットになるという当初の考えを変わらない。ただ、(欧州カップ戦への出場などで)多くの試合をこなしているチームには、同情するところもある」
「私は元々、(シーズン前の投票で)3人交代制に一票を投じていた。なぜなら、我々は皆自分のクラブのメリットを考え投票するからだ。5人交代制の継続を願った人間だってクラブにとってのメリットしか考えていないし、我々にはそれに反対する権利がある」
「しかし、今、これほどまでに変化を望む大きな声が上がっている。それに、選手の安全を持ち出されてしまってはね。5人交代制が選手の安全強化や改善に繋がるかはともかく、私だって同じように選手の安全を望んでいる」
「私の考えが変わったか尋ねられたら、私は『皆が望むことなら、それに沿っていけば良い』と答えるよ。私はバリケードの前で旗を持ち『これはすべて間違っている』と言いたくはない。結局のところ、すべてが間違っているわけでも、正しいわけでもないのだ」
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