「まさにフラッシュバックした」2年前のベルギー戦がよぎったMF原口元気「自分たちが求めていることをやられた」
2020.11.18 08:40 Wed
日本代表のMF原口元気(ハノーファー)が、メキシコ代表戦後にメディアの取材に応対。試合について振り返った。
17日、日本代表は国際親善試合でメキシコ代表と対戦。前半は良い形で連携を見せ決定機を作るも生かせず。後半メキシコがペースを上げるとラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
この試合2列目の左サイドで先発出場した原口。12分にはカットインから強烈なミドルシュートを放つもGKギジェルモ・オチョアにセーブされてしまった。前半については「前半立ち上がりから僕たちのペースでやれていましたし、僕のシュートや(鈴木)武蔵が2回ぐらいチャンスあったり、良い時間帯でした」と、良い形で攻撃ができていたと語った。
しかし、その時間帯での決定機を決められず。その要因は「そこは僕らのクオリティの部分」と、チームとしてではなく個人だと語る原口。「チームとしての素晴らしい入りをして、良い形でチャンスを作れていたので、前の選手が仕留めきれなかったという部分です。チームどうこうではなく、前の選手のクオリティです」と決め切れなかったことを反省した。
一方でメキシコ代表は少ないチャンスをしっかりと決め切ってきたが、その差については「したたかさというか、修正力というか、自分たちが求めていることをやられました」と日本代表が目指すプレーをされたとコメント。「前半からうまくいってなく、行けると思ったら良い修正をしてきた。したたかで強いチーム」とし、「僕たちは苦しい時間帯になった時に修正できなかったので、そこは差を感じます」と、自分たちができないことを痛感したと感じた。
それでも、「今日がワールドカップじゃなくてよかったというか、この2年間を無駄にせずに、まずワールドカップに行ってベスト16に行ってというのはありますが、そこで同じ思いをしないようにしたいです」と、2年後のカタール・ワールドカップで同じ思いをしないように努力すると語った。
自身のミドルシュート、そして鈴木の決定機を止めたGKオチョアについては「僕らの流れの時に決定的な仕事をしたのが彼で、できなかったのが僕ら。その差は小さいようですごく大きいような気がします」とし、相手守護神を称賛した。
メキシコの修正点については「鎌田選手のところにエドソン・アルバレスを入れてマンマークとなって、起点となっていた選手が消されました」とし、「クリアや繋ぐところでミスが出て押し込まれたという時間帯でした。その間に1失点をして、彼らは余裕を持って繋ぎ始めたので、そこから僕らの展開に持っていくことは難しいものになりました」と、良さを消され、相手に一気に仕留められたと振り返った。
また、自身の対応をしたルイス・ロドリゲスについても「アルバレスもですが、僕のサイドに入ったサイドバックの選手(ロドリゲス)が落ち着きを持ってビルドアップして、プレスをかけてもかわされてプレッシャーに行けなかったです」とコメント。「前半ぐらいCBやSBにもっとプレシャーをかけていくことが大事だった」とし、「悪い時間帯なので引いてもよかったですが、引くなら取られては行けなかったです。そのあたりの判断は難しかったです」とチームとして守備の対応に迷いがあったとも語った。
17日、日本代表は国際親善試合でメキシコ代表と対戦。前半は良い形で連携を見せ決定機を作るも生かせず。後半メキシコがペースを上げるとラウール・ヒメネスが技ありゴール。さらにイルビング・ロサーノがショートカウンターからゴールを奪い、0-2でメキシコが勝利を収めた。
しかし、その時間帯での決定機を決められず。その要因は「そこは僕らのクオリティの部分」と、チームとしてではなく個人だと語る原口。「チームとしての素晴らしい入りをして、良い形でチャンスを作れていたので、前の選手が仕留めきれなかったという部分です。チームどうこうではなく、前の選手のクオリティです」と決め切れなかったことを反省した。
一方でメキシコ代表は少ないチャンスをしっかりと決め切ってきたが、その差については「したたかさというか、修正力というか、自分たちが求めていることをやられました」と日本代表が目指すプレーをされたとコメント。「前半からうまくいってなく、行けると思ったら良い修正をしてきた。したたかで強いチーム」とし、「僕たちは苦しい時間帯になった時に修正できなかったので、そこは差を感じます」と、自分たちができないことを痛感したと感じた。
この試合展開は2018年のロシア・ワールドカップのラウンド16・ベルギー代表戦で2点リードを逆転されたものに似ていたが、「まさにフラッシュバックしました」と原口の頭にもベルギー戦が思い浮かんだとコメント。「実力がすごくある相手に対して、なんで毎回こうなるんだという感情になりました」と、悔しさがこみ上げてきたとし、「2年前のベルギー戦も、勝てたんじゃないかという感情がきます。簡単には勝たせてもらえないレベルの相手だったので、正直またかという感じです」と本音を吐露した。
それでも、「今日がワールドカップじゃなくてよかったというか、この2年間を無駄にせずに、まずワールドカップに行ってベスト16に行ってというのはありますが、そこで同じ思いをしないようにしたいです」と、2年後のカタール・ワールドカップで同じ思いをしないように努力すると語った。
自身のミドルシュート、そして鈴木の決定機を止めたGKオチョアについては「僕らの流れの時に決定的な仕事をしたのが彼で、できなかったのが僕ら。その差は小さいようですごく大きいような気がします」とし、相手守護神を称賛した。
メキシコの修正点については「鎌田選手のところにエドソン・アルバレスを入れてマンマークとなって、起点となっていた選手が消されました」とし、「クリアや繋ぐところでミスが出て押し込まれたという時間帯でした。その間に1失点をして、彼らは余裕を持って繋ぎ始めたので、そこから僕らの展開に持っていくことは難しいものになりました」と、良さを消され、相手に一気に仕留められたと振り返った。
また、自身の対応をしたルイス・ロドリゲスについても「アルバレスもですが、僕のサイドに入ったサイドバックの選手(ロドリゲス)が落ち着きを持ってビルドアップして、プレスをかけてもかわされてプレッシャーに行けなかったです」とコメント。「前半ぐらいCBやSBにもっとプレシャーをかけていくことが大事だった」とし、「悪い時間帯なので引いてもよかったですが、引くなら取られては行けなかったです。そのあたりの判断は難しかったです」とチームとして守備の対応に迷いがあったとも語った。
|
関連ニュース