メキシコ戦は「指標にしやすい試合」ロシアW杯の敗戦からMF原口元気が感じていること「1つレベルが上の相手に勝たないとベスト8に入れない」
2020.11.15 20:51 Sun
日本代表は15日、17日に控えるメキシコ代表戦に向けてトレーニングを実施した。
13日のパナマ代表戦では、南野拓実のPKを守り切って1-0で勝利した日本。一方のメキシコは、14日に韓国代表と親善試合を行い、先制を許したものの、一気に3ゴールを奪って3-2と逆転勝利を収めていた。
トレーニング前、MF原口元気(ハノーファー)がメディア取材に応対した。
パナマ戦はDF長友佑都(マルセイユ)に代わって、後半途中から左ウイングバックに入った原口。自身で仕掛けるシーンも見せ、あわやアシストかという場面も作り出すなど、短い時間ながら高いパフォーマンスを見せた。
自身の特徴について「強みは色々なポジションでプレーできることだと思います」と語る原口。「代表でもチームでも色々なポジションでやるので、そこは強みであるし、どこのポジションで出ても、ある程度のパフォーマンスを出せると思ってはいます」と自信があるとコメント。それでも「合格点じゃなく100点を取るパフォーマンスを出すことが課題だと思っています」と、絶対的なパフォーマンスを見せたいと意欲を語った。
実際のパナマ戦でも「それは感じない」と大迫不在が苦戦の要因だとは考えていないようで、「彼がいることによって何度も助けられたり、僕らが前に行けることは確実にあると思いますが、上手くいかないなりに前半はよくプレーしていたし、コンビネーションでゴール前に迫れるシーンもあった」と語り、そこが問題ではないと指摘。「その回数と解決策を見つけるスピードは課題というか大切な部分になると思います」とチャンスの回数を増やすことと、問題を解決するスピード感が重要だと語った。
カタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト8に入ることを目指している日本代表。17日のメキシコ戦は非常に現在地を図る上では良い相手となるが、「世界のトップ10に入るためには確実に倒さなければいけない相手です」と原口も重要だと捉えている様子。「メキシコもベスト16をなかなか破れないということでも本当に良い相手です。勝てると見えてくるものもあると思うので、わかりやすいです」と楽しみにしていることを明かした。
また「指標にしやすい試合になるかなと。ファンもメディアの方も、僕らにとっても目標を定める上で、ものすごい相手だと思います」と良い判断基準になるとコメント。「W杯まで約2年なので、このタイミングでそういったレベルとやれるのは僕自身楽しみですし、それを感じてこの2年でそれを越えるために。勝つことを一番でやりますが、勝っても良いところ悪いところが出ますし、負ければもっと努力しなければいけないので、良い試合になると思います」と、今の実力を測ることができるのが重要だとした。
この2カ月の活動でも[3-4-2-1]と[4-2-3-1]の2つのシステムを採用している森保一監督。選手の入れ替えも行う中で、多くのチャレンジをしているが、原口は「1つ壁を破るという上で2つ使えることはものすごく大きな武器になると思います」と、2つのシステムを用意することは重要だと感じているようだ。
「(ロシアW杯の)ベルギー戦2-0で勝っている状況で、何か変化が加えられる戦術や、3バックに変えてもっと相手が困ることもできたとか考えます」と、2年前の出来事を回想。「僕らからアクションを起こして相手を困らせる戦術などを用いられればというのがあったので」と、手を打つことができたらという思いもあったと明かした。
また、「僕たちよりも能力の高いチーム、相手がより困ったり、混乱することを持っているのは作っていくべきじゃないかなとW杯でも思いましたし、森保監督の狙いでもあると思います」と、上の相手に対する準備として戦術の幅は必要だと語り、「オーソドックスなものを作ってやることも1つだと思いますが、僕たちは幅を持たせる、駒を1つ増やすことをしているので、ポジティブにチャレンジしている段階です」と、苦しみながらも、チャレンジできているとした。
現在の完成度や成熟度については、「簡単なことにチャレンジしているわけではないですし、僕らが集まって戦術的な練習ができるのは2日ぐらいでチャレンジしているので、簡単ではないです」と難しいことだとコメント。「なぜチャレンジしているかというと、1つレベルが上の相手に勝たないとベスト8に入れないというのがすごく大きな部分です」とし、高いレベルを目指す上で足りないものだと認識しているようだ。
ただ、「素晴らしい試合や完全に適応力を持ってやれているかというと、手応えはそんなにあるわけじゃないです」と現在の状況を分析。それでも「少しずつ自分たちで考えてやったり、森保監督のやり方だったりは少しずつできています。パナマ戦、コートジボワール戦、カメルーン戦でも少しずつ見えているという感じがしています」とし、わずかながらでも成長をしていると実感しているとした。
13日のパナマ代表戦では、南野拓実のPKを守り切って1-0で勝利した日本。一方のメキシコは、14日に韓国代表と親善試合を行い、先制を許したものの、一気に3ゴールを奪って3-2と逆転勝利を収めていた。
パナマ戦はDF長友佑都(マルセイユ)に代わって、後半途中から左ウイングバックに入った原口。自身で仕掛けるシーンも見せ、あわやアシストかという場面も作り出すなど、短い時間ながら高いパフォーマンスを見せた。
自身の特徴について「強みは色々なポジションでプレーできることだと思います」と語る原口。「代表でもチームでも色々なポジションでやるので、そこは強みであるし、どこのポジションで出ても、ある程度のパフォーマンスを出せると思ってはいます」と自信があるとコメント。それでも「合格点じゃなく100点を取るパフォーマンスを出すことが課題だと思っています」と、絶対的なパフォーマンスを見せたいと意欲を語った。
パナマ戦では前線でタメを作ることができずに苦しんだとの見方もあり、FW大迫勇也(ブレーメン)が不在であることの影響とも考えられるが、原口は大迫不在について「使い方だとは思います」と語り、「大迫選手のような1つ確実に時間を作れる場所がないのは不利な点だとは思いますが、(南野)拓実にしろ、(鈴木)武蔵にしろ、大迫選手にはない裏に抜け出す回数が多かったり、そこは彼らの強みであってそこを見てあげるのは1つです」と、他の選手の特徴を引き出すことが重要だと語った。
実際のパナマ戦でも「それは感じない」と大迫不在が苦戦の要因だとは考えていないようで、「彼がいることによって何度も助けられたり、僕らが前に行けることは確実にあると思いますが、上手くいかないなりに前半はよくプレーしていたし、コンビネーションでゴール前に迫れるシーンもあった」と語り、そこが問題ではないと指摘。「その回数と解決策を見つけるスピードは課題というか大切な部分になると思います」とチャンスの回数を増やすことと、問題を解決するスピード感が重要だと語った。
カタール・ワールドカップ(W杯)ではベスト8に入ることを目指している日本代表。17日のメキシコ戦は非常に現在地を図る上では良い相手となるが、「世界のトップ10に入るためには確実に倒さなければいけない相手です」と原口も重要だと捉えている様子。「メキシコもベスト16をなかなか破れないということでも本当に良い相手です。勝てると見えてくるものもあると思うので、わかりやすいです」と楽しみにしていることを明かした。
また「指標にしやすい試合になるかなと。ファンもメディアの方も、僕らにとっても目標を定める上で、ものすごい相手だと思います」と良い判断基準になるとコメント。「W杯まで約2年なので、このタイミングでそういったレベルとやれるのは僕自身楽しみですし、それを感じてこの2年でそれを越えるために。勝つことを一番でやりますが、勝っても良いところ悪いところが出ますし、負ければもっと努力しなければいけないので、良い試合になると思います」と、今の実力を測ることができるのが重要だとした。
この2カ月の活動でも[3-4-2-1]と[4-2-3-1]の2つのシステムを採用している森保一監督。選手の入れ替えも行う中で、多くのチャレンジをしているが、原口は「1つ壁を破るという上で2つ使えることはものすごく大きな武器になると思います」と、2つのシステムを用意することは重要だと感じているようだ。
「(ロシアW杯の)ベルギー戦2-0で勝っている状況で、何か変化が加えられる戦術や、3バックに変えてもっと相手が困ることもできたとか考えます」と、2年前の出来事を回想。「僕らからアクションを起こして相手を困らせる戦術などを用いられればというのがあったので」と、手を打つことができたらという思いもあったと明かした。
また、「僕たちよりも能力の高いチーム、相手がより困ったり、混乱することを持っているのは作っていくべきじゃないかなとW杯でも思いましたし、森保監督の狙いでもあると思います」と、上の相手に対する準備として戦術の幅は必要だと語り、「オーソドックスなものを作ってやることも1つだと思いますが、僕たちは幅を持たせる、駒を1つ増やすことをしているので、ポジティブにチャレンジしている段階です」と、苦しみながらも、チャレンジできているとした。
現在の完成度や成熟度については、「簡単なことにチャレンジしているわけではないですし、僕らが集まって戦術的な練習ができるのは2日ぐらいでチャレンジしているので、簡単ではないです」と難しいことだとコメント。「なぜチャレンジしているかというと、1つレベルが上の相手に勝たないとベスト8に入れないというのがすごく大きな部分です」とし、高いレベルを目指す上で足りないものだと認識しているようだ。
ただ、「素晴らしい試合や完全に適応力を持ってやれているかというと、手応えはそんなにあるわけじゃないです」と現在の状況を分析。それでも「少しずつ自分たちで考えてやったり、森保監督のやり方だったりは少しずつできています。パナマ戦、コートジボワール戦、カメルーン戦でも少しずつ見えているという感じがしています」とし、わずかながらでも成長をしていると実感しているとした。
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