「中止という考えはない」観客ファーストの決断、ルヴァン決勝は1月4日以外の選択肢なし
2020.11.12 19:30 Thu
Jリーグは12日、中止となっていたYBCルヴァンカップ決勝について、2021年1月4日(月)に開催することを発表した。
村井満チェアマンは記者会見にて、今回の日程決定に関してコメント。まずは、チケットが即完売となったほど人気である決勝戦について、観客の方の年末年始のスケジュールを考慮したとし「もっと決定を遅らせることもできたが、2万4000人のお客様に宙ぶらりんの状況でお待たせさせるのは得策ではない」と、スケジュール決定のタイミングがこの時期であることを説明した。
また、試合候補日についても1月4日しか空いていなかったとコメント。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場しているFC東京の日程が大きく影響した。
まず、現時点でFC東京に関してはリーグ戦で2位に入る可能性があり「FC東京が天皇杯に出場する可能性がある限り、J1の最終節後に試合を組むことは難しい」とし、12月19日に最終節を迎えるJ1リーグから天皇杯準決勝の12月27日までの間に試合を組むことが難しいとした。
さらに、11月下旬からカタールでACLを戦う中、「渡航組が2週間の待機期間が必要になることもある」とし、「サッカー以外の様々なプロフェッショナルも含めて厳格に課されている中で、淡い期待で試合を組むのもリスキーだと判断した」とし、政府関係者と調整をしながらも、リスクを負えないと判断。FC東京が決勝トーナメントに進出しない想定や、12月19日の決勝に進まない想定ではなく、決勝に進んだ場合を想定したと明かした。
今回の決勝を中止にすることについては「ルヴァンカップに限らず、今シーズンのリーグ戦、カップ戦など様々な大会に関して、色々なことを飲み込んででも実施しようと考えていた」とし、「これまで中止という考えはありません」と、中止を考えたことはなかったとコメント。「Jリーグにとってリーグ戦、カップ戦という2つの大きな大会はJリーグの象徴として開催したいと考えていた」とルヴァンカップへの思いを語った。
ACLに決勝は12月19日に開催。FC東京が決勝に進出した場合は、そこから2週間の隔離期間を考えると、年明けまで隔離状態となる。ACL組がルヴァンカップ決勝に出場することについては「帰国組がルヴァンカップに出場になると考えると、全体練習が前日練習になってしまうこととなる」とコメント。「2週間全く練習してはいけないのかどうか。関係当局ともう少し詰めて、フィジカルの状態を整えられるようにしたい」と、なるべくコンディション調整ができるようにしたいと考えているとのこと。それでも「決勝に行くと全体練習の状況がかなり限られる」とし、厳しい日程になることは避けられないとした。
村井満チェアマンは記者会見にて、今回の日程決定に関してコメント。まずは、チケットが即完売となったほど人気である決勝戦について、観客の方の年末年始のスケジュールを考慮したとし「もっと決定を遅らせることもできたが、2万4000人のお客様に宙ぶらりんの状況でお待たせさせるのは得策ではない」と、スケジュール決定のタイミングがこの時期であることを説明した。
まず、現時点でFC東京に関してはリーグ戦で2位に入る可能性があり「FC東京が天皇杯に出場する可能性がある限り、J1の最終節後に試合を組むことは難しい」とし、12月19日に最終節を迎えるJ1リーグから天皇杯準決勝の12月27日までの間に試合を組むことが難しいとした。
さらに、11月下旬からカタールでACLを戦う中、「渡航組が2週間の待機期間が必要になることもある」とし、「サッカー以外の様々なプロフェッショナルも含めて厳格に課されている中で、淡い期待で試合を組むのもリスキーだと判断した」とし、政府関係者と調整をしながらも、リスクを負えないと判断。FC東京が決勝トーナメントに進出しない想定や、12月19日の決勝に進まない想定ではなく、決勝に進んだ場合を想定したと明かした。
また、「FC東京は2チーム編成となるイレギュラーな状況を汲んでくれた」とし、FC東京は2チーム編成でJリーグとACLを戦うことを受け入れたとのこと。一方で、チーム活動が休止している柏が全体練習再開後3日でサガン鳥栖戦を迎えるが、「スタジアム確保や日程の調整が12月19日までにつかなかった」ということで、厳しい日程を組まざるを得なかったとした。
今回の決勝を中止にすることについては「ルヴァンカップに限らず、今シーズンのリーグ戦、カップ戦など様々な大会に関して、色々なことを飲み込んででも実施しようと考えていた」とし、「これまで中止という考えはありません」と、中止を考えたことはなかったとコメント。「Jリーグにとってリーグ戦、カップ戦という2つの大きな大会はJリーグの象徴として開催したいと考えていた」とルヴァンカップへの思いを語った。
ACLに決勝は12月19日に開催。FC東京が決勝に進出した場合は、そこから2週間の隔離期間を考えると、年明けまで隔離状態となる。ACL組がルヴァンカップ決勝に出場することについては「帰国組がルヴァンカップに出場になると考えると、全体練習が前日練習になってしまうこととなる」とコメント。「2週間全く練習してはいけないのかどうか。関係当局ともう少し詰めて、フィジカルの状態を整えられるようにしたい」と、なるべくコンディション調整ができるようにしたいと考えているとのこと。それでも「決勝に行くと全体練習の状況がかなり限られる」とし、厳しい日程になることは避けられないとした。
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