10年前に日本代表レギュラーの座を掴んだグラーツに戻った川島永嗣「全然覚えていなかった(笑)」
2020.11.09 22:10 Mon
9日、日本代表がオーストリアのグラーツへ集合。選手がオンラインでの取材に応じた。
先陣を切って取材に応対したのは、チーム最年長であるGK川島永嗣(ストラスブール)。10月のオランダ遠征に引き続き招集されている。
オーストリアに来た印象については「10月に引き続いて、こういった形で日本代表の試合ができることは、今の日本代表にとっては予選に向けても、自分たちが成長していくという意味でも大切だと思うので、今ヨーロッパにいる選手しか来れない状況はありますが、チームとして成長できる時間にしたいと思っています」と、この先の成長に向けて大事な期間にしたいと語った。
10月のカメルーン代表戦、コートジボワール代表戦では出場機会がなかった川島。しかし、代表活動は刺激を得られたという。
「去年の11月からなかなか活動できなかった中で、10月は久々にみんなの顔を見ることができて、活動がない中で、ニュースを通してだけじゃなくて、自分たちのチームメイトが実際にどういう成長を遂げているとか、どう過ごしているかを肌で感じられたと思いますし、そこで刺激を得られたのが10月だったと思います」
その川島だが、6日にはリーグ・アン第10節でマルセイユと対戦。DF酒井宏樹は出場停止により欠場となったが、DF長友佑都が右サイドバックとして先発フル出場を果たしていた。
自身はベンチで試合を見守ることとなったが、長友のプレーを間近で見たことについて「佑都とも代表で長くやらせてもらっていますし、色々な試合も練習も通して色々時間を過ごしていますが、佑都とこうやってフランスで出会えると思っていなかったので、彼の姿をマルセイユで対戦相手として見られたのはすごく嬉しかったです」と、率直にプレーを見られたことを喜んだ。
一方で、「自分自身もチームでチャンスを探っている中で、佑都もこういう形でポジション争いも厳しい中でやっていますが、ピッチの上に立っている姿は刺激になりました。そういう部分は代表に良い形で還元できればと思います」とし、ベテラン同士でも刺激しあえている事を明かした。
長らく日本代表の正守護神として活躍してきた川島だが、レギュラー奪取となったのは、2010年の南アフリカ・ワールドカップ直前に行われたイングランド代表戦だった。
そのキッカケとなった試合が行われたのが、今回のキャンプ地であるグラーツ。試合はメルクール・シュピール・アレーナで行われたが、その点については「それは全然覚えていなかったです(笑)」とコメント。「あの時はどこでやるとか、どのスタジアムでやるかとかを考える余裕はなかったです」と、当時はその余裕がなかったと明かし、「今その話を聞いて感慨深くなっています」と笑顔を見せた。
改めて、自身の代表の原点とも言えるグラーツについては「そう考えると、そういう場所に戻ってこれたのは非常に感慨深いですし、日本代表として選手としてここに戻ってこれたことは非常に幸せだと思います」とコメント。「サッカーにおいては、物事はすぐ変わりますし、常に自分自身がパフォーマンスで貢献できなければ意味がないと思うので、11月もチームにしっかり貢献できるようにプレーしたいです」と改めて気を引き締めた。
また、グラーツはかつて日本代表を率いたイビチャ・オシム氏が在住している中、今回のメンバーでは唯一指導を受けていた川島。グラーツに来る際はオシム氏のことを思い出していたと明かした。
「ここに来る時に考えていたのはオシムさんのことでした。代表にいさせてもらう中で、オシムさんとやらせてもらった時間は特別でした。試合に出させてもらうことはなかったですが、色々な意味で大きな刺激をくれた人でした。オシムさんもストラスブールでプレーしていたので、そういった話もしたいなと思っていました」
今回の11月のキャンプは、来年3月に迫るカタール・ワールドカップ2次予選に向けた最後の調整の場ともなる。
川島は今回のキャンプについて「まだ他の選手が来ていないので話はしていないですが、前回は2試合を久々に集まって、短い時間の中でもやれたこと、結果を2試合目で残せたことは大きいことだと思います」とコメント。「ただ、自分たちが目指すものというか、それぞれのパフォーマンスはもっともっと良くなると思います。攻撃の部分でも自分たちがリスクを負ってやらないといけない部分もあるし、ダイナミックさを求めないといけないと思います。結果を求めながら、どういう質を追求していくかは、11月の2試合はより表現していかなければいけないと思います」とし、この2試合でも結果を求めて戦うと意気込んだ。
先陣を切って取材に応対したのは、チーム最年長であるGK川島永嗣(ストラスブール)。10月のオランダ遠征に引き続き招集されている。
10月のカメルーン代表戦、コートジボワール代表戦では出場機会がなかった川島。しかし、代表活動は刺激を得られたという。
「去年の11月からなかなか活動できなかった中で、10月は久々にみんなの顔を見ることができて、活動がない中で、ニュースを通してだけじゃなくて、自分たちのチームメイトが実際にどういう成長を遂げているとか、どう過ごしているかを肌で感じられたと思いますし、そこで刺激を得られたのが10月だったと思います」
「年齢的には一番上ですが、若い選手も含めてそういった姿を見ることは刺激になりましたし、チームにも戻ってもモチベーションが高かったです。チームが成長する意味でも重要なので、良い形でこの11月のシリーズを迎えられると思います」
その川島だが、6日にはリーグ・アン第10節でマルセイユと対戦。DF酒井宏樹は出場停止により欠場となったが、DF長友佑都が右サイドバックとして先発フル出場を果たしていた。
自身はベンチで試合を見守ることとなったが、長友のプレーを間近で見たことについて「佑都とも代表で長くやらせてもらっていますし、色々な試合も練習も通して色々時間を過ごしていますが、佑都とこうやってフランスで出会えると思っていなかったので、彼の姿をマルセイユで対戦相手として見られたのはすごく嬉しかったです」と、率直にプレーを見られたことを喜んだ。
一方で、「自分自身もチームでチャンスを探っている中で、佑都もこういう形でポジション争いも厳しい中でやっていますが、ピッチの上に立っている姿は刺激になりました。そういう部分は代表に良い形で還元できればと思います」とし、ベテラン同士でも刺激しあえている事を明かした。
長らく日本代表の正守護神として活躍してきた川島だが、レギュラー奪取となったのは、2010年の南アフリカ・ワールドカップ直前に行われたイングランド代表戦だった。
そのキッカケとなった試合が行われたのが、今回のキャンプ地であるグラーツ。試合はメルクール・シュピール・アレーナで行われたが、その点については「それは全然覚えていなかったです(笑)」とコメント。「あの時はどこでやるとか、どのスタジアムでやるかとかを考える余裕はなかったです」と、当時はその余裕がなかったと明かし、「今その話を聞いて感慨深くなっています」と笑顔を見せた。
改めて、自身の代表の原点とも言えるグラーツについては「そう考えると、そういう場所に戻ってこれたのは非常に感慨深いですし、日本代表として選手としてここに戻ってこれたことは非常に幸せだと思います」とコメント。「サッカーにおいては、物事はすぐ変わりますし、常に自分自身がパフォーマンスで貢献できなければ意味がないと思うので、11月もチームにしっかり貢献できるようにプレーしたいです」と改めて気を引き締めた。
また、グラーツはかつて日本代表を率いたイビチャ・オシム氏が在住している中、今回のメンバーでは唯一指導を受けていた川島。グラーツに来る際はオシム氏のことを思い出していたと明かした。
「ここに来る時に考えていたのはオシムさんのことでした。代表にいさせてもらう中で、オシムさんとやらせてもらった時間は特別でした。試合に出させてもらうことはなかったですが、色々な意味で大きな刺激をくれた人でした。オシムさんもストラスブールでプレーしていたので、そういった話もしたいなと思っていました」
今回の11月のキャンプは、来年3月に迫るカタール・ワールドカップ2次予選に向けた最後の調整の場ともなる。
川島は今回のキャンプについて「まだ他の選手が来ていないので話はしていないですが、前回は2試合を久々に集まって、短い時間の中でもやれたこと、結果を2試合目で残せたことは大きいことだと思います」とコメント。「ただ、自分たちが目指すものというか、それぞれのパフォーマンスはもっともっと良くなると思います。攻撃の部分でも自分たちがリスクを負ってやらないといけない部分もあるし、ダイナミックさを求めないといけないと思います。結果を求めながら、どういう質を追求していくかは、11月の2試合はより表現していかなければいけないと思います」とし、この2試合でも結果を求めて戦うと意気込んだ。
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