テロ発生のオーストリアへ遠征する日本代表、オランダではない理由は「メキシコが入国できる状況ではない」
2020.11.05 17:05 Thu
日本サッカー協会(JFA)は5日、オーストリア遠征に臨む日本代表メンバーを発表した。
オーストリア遠征には、10月のオランダ遠征に参加しなかったDF長友佑都(マルセイユ)、MF橋本拳人(FCロストフ)、FW浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)が招集。一方で、感染防止の観点からクラブと協議した上、FW大迫勇也(ブレーメン)が招集できない事態となった。
10月のオランダに続いてヨーロッパ遠征が実現した日本代表。JFA技術委員長の反町康治氏が、開催を実現できたことへ感謝を述べた。
「オーストリアがロックダウンという状況にあります。この開催に尽力していただいたオーストリアの政府、オーストリアサッカー協会に感謝しています」
「サッカーの試合は相手がいなければ成り立たないものであって、我々の入国だけでなく、メキシコ、パナマの入国にご理解いただき感謝しています」
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が日本に来日して、活動することになりましたが、我々もスポーツを通じて、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団には音楽を通じてみなさんに勇気を与えてもらいたいと思います」
「こういう状況下で開催するということは、以前にも増して感染予防に十分注意しながらやっていきますし、前回同様に陰性を確認したのちにグラーツ入りし、試合前には陰性を確認して活動をしたいです。開催にあたってはUEFAのガイドラインにしっかりと活動していきたいです」
オーストリアといえば、先日首都のウィーン中心部で銃撃テロ事件が発生。4名が犠牲になるなどし、不安が広がっている。
反町技術委員長はテロについても把握しているとし、最大限の注意を払うとコメント。またウィーンに近づくことはないともした。
「テロというのは準備していないところで起こるもの。オーストリア国内で起きたことは十分承知しています」
「移動の手段としてウィーンにはいかないので、少しはリスク回避ができていると感じる。ホテルでの生活等は外部との接触は避けるので、可能性は高くないと思っている。できる範囲で我々も気をつけてやっていければと思う」
また、当初は10月に続いてオランダ遠征を考えていたが、メキシコからオランダに入国が制限されていることもありオーストリアに変更したとコメントした。
「場所を変えた理由はメキシコとのマッチメイクが決まっていて、メキシコがオランダに入国できる状況ではないというのが大きな理由です。我々は勝手を知ったところでやりたかったが、難しかったということです」
「感染状況や受け入れてくれるところでオーストリアのグラーツが受け入れてくれると。オーストリアに関していうと、ロックダウンがあるぐらいなので、感染状況は他国と同様だと思いますが、パナマvsアメリカ、メキシコvs韓国、コスタリカvsカタールという北中米vsアジアというマッチメイクをしており、スポーツに対しての理解、受け入れてくれる部分があったことに感謝しています」
「万全の形を持って対応していきたいし、強化の部分で代表活動が今年は終わりになるが、3月の2次予選に向けて良い準備をしていきたいという気持ちです」
反町技術委員長は、メキシコ、パナマとのマッチメイクの理由についても言及。
「メキシコとのマッチはかなり早い段階で決まっていたのが事実です。メキシコ側で情報が漏れていたので、お分かりいただいた部分もありますが、我々よりもFIFAランクは11位で、強いチームです」
「10月にオランダにいるときにもメキシコもオランダでテレビで拝見しましたが、非常にスピーディで個人の技術もあり最高の相手だと思います」
「もう1つのチームは色々当たっていく中で選択した形desu
。パナマは10月にコスタリカと試合をして1-0でどちらも勝ち、FIFAランクも上げている。ロシア・ワールドカップにも出ていて、最近頭角を現していて、我々にとっては好敵手であると感じています」
「2試合ともヨーロッパで他の大陸の相手となりますが、前回と同じように拮抗した試合になると思います。課題をしっかりと踏まえて、来年の活動にプラスになるようにしたいです」
「ロックダウンの中で大丈夫かという話がありますが、ヨーロッパはネーションズリーグが今やっていて、中止という話はありません。その前に29試合の親善試合があるが、それも中止になっていません」
「オーストリアを含めて、サッカーをしっかりとビジネスとして捉えているので、その中でしっかりと準備をして、健康と安全に考慮して活動していきたいです」
オーストリア遠征には、10月のオランダ遠征に参加しなかったDF長友佑都(マルセイユ)、MF橋本拳人(FCロストフ)、FW浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード)が招集。一方で、感染防止の観点からクラブと協議した上、FW大迫勇也(ブレーメン)が招集できない事態となった。
「オーストリアがロックダウンという状況にあります。この開催に尽力していただいたオーストリアの政府、オーストリアサッカー協会に感謝しています」
「サッカーの試合は相手がいなければ成り立たないものであって、我々の入国だけでなく、メキシコ、パナマの入国にご理解いただき感謝しています」
「今回の2試合を含めたオーストリア・グラーツでの合宿は、代表の強化も同様ですが、日本のスポーツ界への多大なる貢献に向けてしっかり活動したいと思います」
「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が日本に来日して、活動することになりましたが、我々もスポーツを通じて、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団には音楽を通じてみなさんに勇気を与えてもらいたいと思います」
「こういう状況下で開催するということは、以前にも増して感染予防に十分注意しながらやっていきますし、前回同様に陰性を確認したのちにグラーツ入りし、試合前には陰性を確認して活動をしたいです。開催にあたってはUEFAのガイドラインにしっかりと活動していきたいです」
オーストリアといえば、先日首都のウィーン中心部で銃撃テロ事件が発生。4名が犠牲になるなどし、不安が広がっている。
反町技術委員長はテロについても把握しているとし、最大限の注意を払うとコメント。またウィーンに近づくことはないともした。
「テロというのは準備していないところで起こるもの。オーストリア国内で起きたことは十分承知しています」
「移動の手段としてウィーンにはいかないので、少しはリスク回避ができていると感じる。ホテルでの生活等は外部との接触は避けるので、可能性は高くないと思っている。できる範囲で我々も気をつけてやっていければと思う」
また、当初は10月に続いてオランダ遠征を考えていたが、メキシコからオランダに入国が制限されていることもありオーストリアに変更したとコメントした。
「場所を変えた理由はメキシコとのマッチメイクが決まっていて、メキシコがオランダに入国できる状況ではないというのが大きな理由です。我々は勝手を知ったところでやりたかったが、難しかったということです」
「感染状況や受け入れてくれるところでオーストリアのグラーツが受け入れてくれると。オーストリアに関していうと、ロックダウンがあるぐらいなので、感染状況は他国と同様だと思いますが、パナマvsアメリカ、メキシコvs韓国、コスタリカvsカタールという北中米vsアジアというマッチメイクをしており、スポーツに対しての理解、受け入れてくれる部分があったことに感謝しています」
「万全の形を持って対応していきたいし、強化の部分で代表活動が今年は終わりになるが、3月の2次予選に向けて良い準備をしていきたいという気持ちです」
反町技術委員長は、メキシコ、パナマとのマッチメイクの理由についても言及。
「メキシコとのマッチはかなり早い段階で決まっていたのが事実です。メキシコ側で情報が漏れていたので、お分かりいただいた部分もありますが、我々よりもFIFAランクは11位で、強いチームです」
「10月にオランダにいるときにもメキシコもオランダでテレビで拝見しましたが、非常にスピーディで個人の技術もあり最高の相手だと思います」
「もう1つのチームは色々当たっていく中で選択した形desu
。パナマは10月にコスタリカと試合をして1-0でどちらも勝ち、FIFAランクも上げている。ロシア・ワールドカップにも出ていて、最近頭角を現していて、我々にとっては好敵手であると感じています」
「2試合ともヨーロッパで他の大陸の相手となりますが、前回と同じように拮抗した試合になると思います。課題をしっかりと踏まえて、来年の活動にプラスになるようにしたいです」
「ロックダウンの中で大丈夫かという話がありますが、ヨーロッパはネーションズリーグが今やっていて、中止という話はありません。その前に29試合の親善試合があるが、それも中止になっていません」
「オーストリアを含めて、サッカーをしっかりとビジネスとして捉えているので、その中でしっかりと準備をして、健康と安全に考慮して活動していきたいです」
|
関連ニュース