5発大勝のリバプール、クロップはハットのジョタを「スーパー」と称賛! ベンチのフィルミノにも言及

2020.11.04 09:56 Wed
Getty Images
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)3連勝を飾ったチームを称賛した。クラブ公式サイトが伝えている。
PR
リバプールは3日、CLグループD第3節でアタランタと対戦。公式戦4連勝と波に乗った状態でアウェイに乗り込んだチームは、FWロベルト・フィルミノに代わりスタメンに起用されたFWジオゴ・ジョタが、ハットトリックの活躍を見せる。
守備では高い攻撃力を誇るアタランタに何度かチャンスを作られたものの、GKアリソン・ベッカーが好セーブを見せ、終わってみれば5-0の圧勝。CL開幕から3連勝となった

試合後のインタビューに応じたクロップ監督は、試合前に称賛していたアタランタへの好評価は変わらないとしつつ、自分たちも優れたパフォーマンスを見せたと語っている。

「試合前に(アタランタについて)言ったことはすべて100パーセント真実だ。私はこの世界に長年携わっているから、他のチームがどれだけ良いサッカーをしているか見抜けるよ。その考えは今夜の結果の後でも変わらない。ただ、我々も同様に良いチームだったんだ」
「信じられないほど高いレベルで守り、最高のサッカーをしてゴールを決めた。我々は5ゴールを決めたし、もしかするとあと2~3ゴール決められたかもしれない。一方で、アリソンがワールドクラスのセーブを3度もする必要があった」

「アタランタが得意とすることをやらせれば、脅威がどれだけ大きいか分かるはずだ。今夜のチーム全体のパフォーマンスは本当に素晴らしかった。スコア自体はそれほど重要ではないよ」

また、クロップ監督はハットトリックを決めたジョタを絶賛しつつ、ベンチからのスタートとなったフィルミノへの言及も忘れなかった。

「すべてが良かった。良いパフォーマンスが私に(メンバー選びによる)頭痛をもたらすことはないよ。今夜はジオゴの調子が良く、アタランタのプレーや守備を考えた時、彼のスキルが役立つと考えたんだ」

「ただ、世界には誰かが輝いている瞬間、すぐ別の選手について話したがる悪いところがある。500試合連続でそう感じているよ。フィルミノがいなければ、我々はCLに出られなかっただろう。もし『リバプールの何が特別な日を作るのか?』と聞かれれば、私はフィルミノがプレーしていることだと言うだろう」

「我々にとって、11人以上の選手がいることが重要だ。今夜のジオゴの状態は素晴らしく、スーパーなプレーを見せた。だからと言ってフィルミノについて言及することはないし、私の頭痛の原因とは何の関係もない。今夜、選手たちがするべきプレーをしてくれたことが何よりも嬉しいよ」

また、クロップ監督はこの日CLデビューを飾った19歳のDFリース・ウイリアムズのプレーについても言及し、「これ以上の満足感を示せない」と喜びを露わにしつつ。「最終ラインは信じられないほど良かった」とDF陣全体のパフォーマンスを称えている。

PR
関連ニュース

リバプール新指揮官候補筆頭にフェイエノールトのスロット監督が浮上…

フェイエノールトのアルネ・スロット監督(45)が、リバプールの新指揮官候補筆頭に浮上しているようだ。『ESPN』など複数メディアが報じている。 今シーズン限りでのユルゲン・クロップ監督の退任が決定しているリバプール。当初はその後任としてクラブOBでもあるレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督をトップターゲットに定めたが、スペイン人指揮官が来シーズン以降の続投を発表。これにより、クラブは新たに複数の候補をリストアップし、できるだけ早い段階での新指揮官招へいを目指している。 ここ最近まではスポルティングCPのルベン・アモリム監督、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が具体的な候補として名前が挙がっていたが、ここにきてオランダ人指揮官がリストの上位に浮上してきているようだ。 『ESPN』によると、フットボール部門の最高責任者(CEO)としてリバプールに復帰したマイケル・エドワーズ氏は、オーナーである『フェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)』と共にデータ主導のアプローチで新指揮官探しを行っており、スロット監督の志向するプレースタイル、性格、クラブ構造内で働く能力という部分で、すべての基準を満たしていると信じているという。 ただ、同監督に対してはバルセロナやバイエルンも関心を示していると言われており、クラブサイドはその争奪戦に備えてその他の候補に関しても引き続き調査を行う考えのようだ。 スロット監督は2020年12月に指揮官に就任したフェイエノールトで、一昨シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ準優勝、昨シーズンはエールディビジ優勝。今シーズンはエールディビジ連覇は厳しい状況ながら、先日にKNVBベーカー優勝に導くなど卓越した手腕を発揮。 オランダ屈指の戦術家という評価に加え、若手育成にも優れる45歳に関しては、昨夏トッテナムとチェルシーが関心を示していたが、最終的にフェイエノールト残留を決断。2026年までの3年契約にサインしていた。 ただ、今夏は指揮官としてのステップアップを希望しており、リバプールを含めたビッグクラブ行きが濃厚と見られている。 2024.04.24 07:51 Wed

優勝争い中のリバプールに痛手、ジョタの離脱をクロップ監督が語る「2週間は離脱する」

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタの負傷を発表した。クラブ公式サイトが伝えた。 リバプールは24日、プレミアリーグ第29節でエバートンとのマージーサイド・ダービーを控えている。 プレミアリーグ優勝を争っている中、残念なニュースが。前節のフルアム戦では先発出場し、ゴールも決めたジョタが負傷離脱することとなる。 クロップ監督はエバートン戦に向けた記者会見に出席。ジョタの状態について言及した。 「ジオゴがゴールを決めて、その際に少し何かを感じた。今、我々はもう少し何かがあることがわかった」 「彼は2週間離脱することとなる。それ以外に、新たな懸念はない」 ケガの詳細は明かされなかったが、前々から問題は抱えていたとコメント。それでもプレーできないほどではなかったが、フルアム戦のゴール後に問題が起きたとした。 「正直に言って、あまり多くのことは言えない。彼が先発出場しなかった試合の前、通常の攻撃で打撲を負い、その後、腰に少し痛みを感じていた」 「(問題があれば)起用しなかったりしたが、我々が彼を先発させたので問題はなかった」 「その後、彼は直近の試合に先発出場し、明らかに大丈夫だった。そしてゴール…小さな問題ではあるが、シーズンも終盤に差し掛かっているため、今はケガをするのに良い時期ではないのは明らかだ」 「ただ、大したことはない。2週間といっても、実際にはほとんど何もなく、出場できないほどではない」 今シーズンのジョタは、プレミアリーグで21試合に出場し10ゴールを記録。しばらくメンバー外がリーグ戦では続いていたが、復帰してまたケガをしてしまった。 2024.04.23 23:50 Tue

乱立するクロップ監督の後任候補、OBはブライトン指揮官の招へいを予想「有力候補と見て間違いない」

リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏は、古巣がブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)を招へいすると考えているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 リバプールは9シーズンにわたってチームを率いてきたユルゲン・クロップ監督が、今シーズン限りで退任。クラブは後任探しに着手しているが、最優先ターゲットとしていたレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が残留を表明したことで、現在はさまざま指揮官の名が報じられている。 その中でも、特に可能性が高いとされていたのがスポルティングCPのルベン・アモリム監督。一時は複数メディアから就任に向けた交渉が進行中と報じられていたが、これは指揮官本人が否定していた。 こうした中、イギリス『The Athletic』はこれまでの報道から一転、リバプールがアモリム監督を招へいする可能性は低いと報道。リバプールのフットボール部門の最高責任者(CEO)であるマイケル・エドワーズ氏とスポーツ・ディレクター(SD)のリチャード・ヒューズ氏は、現在あらゆる選択肢を模索中と伝えている。 これを受けて、キャラガー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。アモリム監督招へいの線が薄くなった現在、最有力候補はデ・ゼルビ監督だろうとの見方を示している。 「リチャード・ヒューズはボーンマスのテクニカル・ディレクター時代、デ・ゼルビの招へいを望んでいた。だから、もしアムリムに関する報道が本当ならば、デ・ゼルビが後任の有力候補と見て間違いないだろう」 デ・ゼルビ監督は2022年9月、ブライトンの指揮官に就任。魅力的なアタッキングフットボールを志向し、昨シーズンにブライトンをプレミアリーグでクラブ史上最高位の6位フィニッシュに導いた。今シーズンは相次ぐケガ人の発生もあってリーグ戦10位と振るわないが、それでもビッグクラブからは変わらず高い評価を受けている。 2024.04.23 16:10 Tue

「バイエルン?リバプール?どこでも成功できる」フェイエノールトのスロット監督45歳を重鎮ファン・バステンがベタ褒め

マルコ・ファン・バステン氏がフェイエノールトの指揮官を絶賛する。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 21日、オランダ1部のカップ戦、KNVBベーカー決勝戦が行われ、フェイエノールトが本拠地デ・カイプでNECナイメヘンに1-0と勝利。途中出場の上田綺世は欧州初タイトルとなった。 フェイエノールトを率いるは就任3シーズン目のオランダ人指揮官、アルネ・スロット監督(45)。ビッグクラブ歴もない現役時代は目立つ選手ではなかったが、AZの指揮を経て2021-22シーズンから現職。昨季チームを6季ぶりにオランダ1部王者へと導いた。 今季はその覇権をPSVに譲ることがほぼ確実だが、KNVBベーカー制覇で2季連続タイトル。オランダサッカー界の重鎮であるファン・バステン氏は、タイトルの数だけでは計れないその手腕を称える。 「彼は本当に“上手い”。どんなクラブへも羽ばたくことができる。バイエルン? リバプール? どこだっていい。心の底から彼の成功を確信できる」 「何度か彼と話したこともあるが、チームをよく観察できている印象だし、行動にも説得力がある。選手各々を含めたグループ全体との関係性も良いようで、戦術に精通し、言語化能力が高い…ひいては、その人間性は知的で冷静。繰り返すが、どんなクラブでもやっていける。インテリジェンスに疑いの余地がない」 以前にはアンジェ・ポステコグルー監督招へい前のトッテナムがリストアップし、現在はユルゲン・クロップ監督の退任が控えるリバプールも候補に含めているとされるスロット監督。フェイエノールトとの契約を2026年6月まで残すなか、今夏で動きがある、かもしれない。 2024.04.23 14:15 Tue

リバプールとの合意を完全否定のアモリム監督、ウェストハムが狙うも進展なしか

ウェストハムがスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)を狙っているという。『The Athletic』が伝えた。 スポルティングを指揮するアモリム監督。チームは今シーズンのプリメイラ・リーガで首位を走っており、2020-21シーズン以来20度目の優勝に近づいている。 日本代表MF守田英正も主力として活躍していることで知られているが、アモリム監督の手腕は高く評価。これまで、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任としてリバプールの新監督候補とされてきた。 一部では合意報道もなされた中、アモリム監督は否定。合意どころか交渉の場にも立っていないと完全に否定していた。 そんな中、そのアモリム監督の招へいに動こうとしているのがウェストハムだという。 デイビッド・モイーズ監督の去就が不透明な状況。チームをヨーロッパに導いている一方で、ファン・サポーターは満足しておらず、退任を求める声が大きい。退屈なサッカーが原因とも言われている。 シーズン終了まで去就が不透明な状況だが、新監督を探すウェストハムはアモリム監督を候補に入れているとのこと。もう1人の候補はフレン・ロペテギ氏とのことだが、優先したいのはアモリム監督だという。 ただ、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ウェストハムはアプローチを行ったものの、何もなく、合意にも至っていないとしている。 いずれにしてもシーズンが終わるまでは何も動く気がないアモリム監督。見事にスポルティングを優勝させた後には、何か動きがあるかもしれない。 2024.04.23 09:45 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly