「エメリのようだ」アーセナルのレジェンドがリーグ連敗のアルテタ采配に苦言
2020.10.27 21:28 Tue
アーセナルのレジェンドである元イングランド代表DFマーティン・キーオン氏が、古巣を率いるミケル・アルテタ監督の采配に苦言を呈した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
キーオン氏はマレーシアメディア『Stadium Astro』のインタビューにおいて、アルテタ監督のこれまでの仕事ぶりを評価しつつも、試合によって4バックと3バックを使い分ける采配を批判。「 (アーセナルの前監督であるウナイ・)エメリと同じミスを犯している」とし、かつて無敗優勝を成し遂げるなど黄金時代を過ごした時期のチームと比較している。
「システムを変え続けると、リズムを見つけられなくなる。これは私が非常に成功したチーム(かつてのアーセナル)で理解したことだ。 (当時のアーセナルは)試合の度に使い慣れた古いスリッパを履くようなものだった。すべてがそこにあった。どんな時もパトリック・ヴィエラ、デニス・ベルカンプ、ティエリ・アンリにパスを出せば良かったんだ」
「今の選手たちはボールを受けても少し詰まっているように見える。もう少しシンプルさを維持しながらチームを構築するべきじゃないだろうか。もしも(レスター戦のアーセナルが)彼の望むプレーならば、それを続けて欲しい。その中に選手を入れ、(選手は監督からの)メッセージを正しく受け取れるよう、取り組んでいって欲しいね」
アルテタ監督の采配を批判した一方で、キーオン氏は古巣を向上させる人物として彼が適任だと考えており、「あまり批判はしたくない」と語った。
「彼はこの仕事に100パーセント相応しい人物だと信じている。挫折を経験しても、それに対応してくれるはずだ」
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アルテタ監督は2019年12月にアーセナルの指揮官に就任すると、当時崩壊しかけていたチームを立て直し、FAカップを獲得する。今シーズンも開幕から公式戦3連勝を飾るなど好スタートを切ったが、プレミアリーグ第5節マンチェスター・シティ戦、第6節レスター・シティ戦で敗れ、今季初の連敗を喫してしまった。「システムを変え続けると、リズムを見つけられなくなる。これは私が非常に成功したチーム(かつてのアーセナル)で理解したことだ。 (当時のアーセナルは)試合の度に使い慣れた古いスリッパを履くようなものだった。すべてがそこにあった。どんな時もパトリック・ヴィエラ、デニス・ベルカンプ、ティエリ・アンリにパスを出せば良かったんだ」
「今の選手たちはボールを受けても少し詰まっているように見える。もう少しシンプルさを維持しながらチームを構築するべきじゃないだろうか。もしも(レスター戦のアーセナルが)彼の望むプレーならば、それを続けて欲しい。その中に選手を入れ、(選手は監督からの)メッセージを正しく受け取れるよう、取り組んでいって欲しいね」
「レスター戦の3トップは、自分たちのポジションからまったく動かずとても静かだった。(試合で)姿を見せることがなかったように思う」
アルテタ監督の采配を批判した一方で、キーオン氏は古巣を向上させる人物として彼が適任だと考えており、「あまり批判はしたくない」と語った。
「彼はこの仕事に100パーセント相応しい人物だと信じている。挫折を経験しても、それに対応してくれるはずだ」
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