守勢だった横浜FMが後半4発で完勝! 決定力不足露呈のFC東京は今季初の連敗《J1》
2020.10.24 17:07 Sat
明治安田生命J1リーグ第28節のFC東京vs横浜F・マリノスが24日に味の素スタジアムで行われ、4-0で横浜FMが勝利した。
上位争いを演じるFC東京だが、前節は横浜FCに完封負け。2試合ぶりの勝利を目指す今節はその一戦からスタメンを3名入れ替え、4試合ぶりに渡辺を起用したほか、中村拓海と三田が名を連ねた。
一方、横浜FMは2-1で勝利した前節の名古屋グランパス戦からスタメンを7選手変更の大幅
なターンオーバー。GK朴一圭が2試合連続でゴールマウスを守り、中盤と前線の選手を総入れ替え。喜田と扇原が2ボランチを組み、トップ下にはマルコス・ジュニオールを配置した。
試合序盤から狙い通りのカウンターを中心に攻撃を仕掛けたFC東京が主導権を握る展開に。10分にはバイタルエリア右でFKを獲得すると、キッカーの三田がインスイングのクロスを供給。ゴール前の森重がヘディングシュートを放ったものの、枠を捉えることはできなかった。
19分に田川が至近距離からGK朴一圭を強襲するシュートを放ったFC東京は26分、左サイド敵陣深くでボールを受けた永井が緩急を付けたドリブルで相手を振り切ってからクロスを送る。ファーサイドに走り込んだフリーの三田がボレーシュートを放ったが、ふかしてしまう。
後半立ち上がりの50分にも永井に単騎突破を許してからシュートを放たれるなど、守勢の展開が続く横浜FMだが、一気に畳みかける。まずは54分、マルコス・ジュニオールからのパスを収めたエリキがボックス右外で粘ってから中へパス。ボックス中央でボールを受けたジュニオール・サントスが体勢を崩しながらも、ゴール右に流し込んで先制に成功した。
さらにその2分後には前田がボックス中央手前のマルコス・ジュニオールにボールを預ける。このトラップは流れたが、DF森重に当たったボールがボックス中央のジュニオール・サントスの足元へ。対峙したアルトゥール・シルバをかわして右足シュートをゴール左に蹴り込んで追加点を手にした。
チャンスを決めきれなかった代償を払ったFC東京にさらなるピンチ。63分にアルトゥール・シルバがボールとは関係ないところで松原を肘で倒してしまい、レッドカードを提示される。1人少ない状況で30分近くプレーしなければいけないことになった。
その後、FC東京は前掛かりになるも、決定的なチャンスを作れないまま時間だけが過ぎていく。逆に横浜FMは後半アディショナルタイム、オナイウからのパスに反応した水沼が相手の背後をついてボックス右からクロス。クリアを試みた渡辺のオウンゴールを誘発して試合を決定づける3点目。
試合終了間際にはカウンターの流れからエリキにもゴールが生まれた横浜FMが4-0で圧勝。今季最多タイの4ゴールで連勝を達成した。一方、前半からのチャンスを仕留めきれず、自滅する形となったFC東京は今季初の連敗となった。
FC東京 0-4 横浜F・マリノス
【横浜FM】
ジュニオール・サントス(後9)
ジュニオール・サントス(後11)
OG(後46)
エリキ(後50)
上位争いを演じるFC東京だが、前節は横浜FCに完封負け。2試合ぶりの勝利を目指す今節はその一戦からスタメンを3名入れ替え、4試合ぶりに渡辺を起用したほか、中村拓海と三田が名を連ねた。
なターンオーバー。GK朴一圭が2試合連続でゴールマウスを守り、中盤と前線の選手を総入れ替え。喜田と扇原が2ボランチを組み、トップ下にはマルコス・ジュニオールを配置した。
試合序盤から狙い通りのカウンターを中心に攻撃を仕掛けたFC東京が主導権を握る展開に。10分にはバイタルエリア右でFKを獲得すると、キッカーの三田がインスイングのクロスを供給。ゴール前の森重がヘディングシュートを放ったものの、枠を捉えることはできなかった。
19分に田川が至近距離からGK朴一圭を強襲するシュートを放ったFC東京は26分、左サイド敵陣深くでボールを受けた永井が緩急を付けたドリブルで相手を振り切ってからクロスを送る。ファーサイドに走り込んだフリーの三田がボレーシュートを放ったが、ふかしてしまう。
横浜FMにボールを持たれるものの、素早いプレスで攻撃の形を作らせないFC東京。縦に速い攻撃を仕掛けるなかで、前半アディショナルタイムにはボックス右に走り込んだディエゴ・オリヴェイラからのクロスをボックス中央の安部がフリーでシュートを放つが、ジャストミートはしなかった。
後半立ち上がりの50分にも永井に単騎突破を許してからシュートを放たれるなど、守勢の展開が続く横浜FMだが、一気に畳みかける。まずは54分、マルコス・ジュニオールからのパスを収めたエリキがボックス右外で粘ってから中へパス。ボックス中央でボールを受けたジュニオール・サントスが体勢を崩しながらも、ゴール右に流し込んで先制に成功した。
さらにその2分後には前田がボックス中央手前のマルコス・ジュニオールにボールを預ける。このトラップは流れたが、DF森重に当たったボールがボックス中央のジュニオール・サントスの足元へ。対峙したアルトゥール・シルバをかわして右足シュートをゴール左に蹴り込んで追加点を手にした。
チャンスを決めきれなかった代償を払ったFC東京にさらなるピンチ。63分にアルトゥール・シルバがボールとは関係ないところで松原を肘で倒してしまい、レッドカードを提示される。1人少ない状況で30分近くプレーしなければいけないことになった。
その後、FC東京は前掛かりになるも、決定的なチャンスを作れないまま時間だけが過ぎていく。逆に横浜FMは後半アディショナルタイム、オナイウからのパスに反応した水沼が相手の背後をついてボックス右からクロス。クリアを試みた渡辺のオウンゴールを誘発して試合を決定づける3点目。
試合終了間際にはカウンターの流れからエリキにもゴールが生まれた横浜FMが4-0で圧勝。今季最多タイの4ゴールで連勝を達成した。一方、前半からのチャンスを仕留めきれず、自滅する形となったFC東京は今季初の連敗となった。
FC東京 0-4 横浜F・マリノス
【横浜FM】
ジュニオール・サントス(後9)
ジュニオール・サントス(後11)
OG(後46)
エリキ(後50)
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