奥埜&豊川が2ゴール! 横浜FMは鬼門ヤンマースタジアムを攻略出来ず大敗《J1》
2020.10.17 17:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第23節、セレッソ大阪vs横浜F・マリノスが17日にヤンマースタジアム長居で行われ、4-1でC大阪が勝利した。
前節は最下位の湘南ベルマーレに苦戦を強いられるも、後半アディショナルタイムのマテイ・ヨニッチの値千金ゴールで連敗を止めたC大阪(勝ち点45)。この勝利でJ1通算150勝目となり、リーグ後半戦は5試合で1勝4敗と苦しい戦いが続いていただけに、嬉しいトピックとなった。
一方、横浜FM(勝ち点38)は6連勝中だったガンバ大阪相手に1-1のドローで、なんとか勝ち点1を獲得。ここ5試合の成績を2勝2分け1敗としている。互いに前節から中2日となる両者だが、それぞれスタメン変更は1人と3人にとどめている。
立ち上がりの4分に巧みなパスワークからチャンスを作ったC大阪は10分、右サイドの坂元がキックフェイントで相手を躱して左足でクロスを上げると、DFの間に飛び込んだ奥埜が頭で叩き込み、幸先良く先制に成功した。
その後も坂元を中心に攻撃を組み立てるC大阪に対して主導権を握りたい横浜FMだが、組織的なブロックを前になかなかキラーパスが通らない。いざアタッキングサードに侵入しても、強度の高い守備に絡めとられてしまう。
続く44分には、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったエリキからカウンターを発動。左のジュニオール・サントスに展開し、グラウンダーのクロスを再びエリキが押し込んだが完全にオフサイド。前半最大の決定機を逃してしまう結果に。
後半は横浜FMがポゼッションを高めるものの、C大阪も集中した守りを見せて膠着状態が続く。そんな中、66分に初めてC大阪が交代カードを切ると、ここから大きく試合が動く。
交代直後の67分、右サイドの片山のクロスをボックス左の清武が頭で落とすと、ゴール前に飛び込んだ途中出場の豊川は届かなかったものの、逆サイドの奥埜がこぼれ球を回収。誰もがクロスを意識する中、奥埜は角度のない所からGKのニアを突くシュートを流し込んだ。
さらにその4分後、再び片山起点のロングボールをボックス手前右で収めた豊川が、GK梶川の位置を確認してループシュートを選択。これが見事にゴールに収まり、瞬く間に3点のリードを得た。
だが、これで止まらないホームチームは80分、左サイドに流れた奥埜がふわりとしたボールを前線に供給。これでGKと一対一となった豊川が冷静に仕留めて4点差に広げた。
守備崩壊の横浜FMは、途中出場で古巣対戦の水沼が後半アディショナルタイムに1点を返すが焼け石に水。試合は4-1でC大阪が勝利し、2連勝を収めた。一方の横浜FMはヤンマースタジアム長居でまたも敗戦。2012年以降14戦未勝利で、4分け10敗となっている。
セレッソ大阪 4-1 横浜F・マリノス
【C大阪】
奥埜博亮(前10)
奥埜博亮(後22)
豊川雄太(後26)
豊川雄太(後35)
【横浜FM】
水沼宏太(後46)
前節は最下位の湘南ベルマーレに苦戦を強いられるも、後半アディショナルタイムのマテイ・ヨニッチの値千金ゴールで連敗を止めたC大阪(勝ち点45)。この勝利でJ1通算150勝目となり、リーグ後半戦は5試合で1勝4敗と苦しい戦いが続いていただけに、嬉しいトピックとなった。
立ち上がりの4分に巧みなパスワークからチャンスを作ったC大阪は10分、右サイドの坂元がキックフェイントで相手を躱して左足でクロスを上げると、DFの間に飛び込んだ奥埜が頭で叩き込み、幸先良く先制に成功した。
その後も坂元を中心に攻撃を組み立てるC大阪に対して主導権を握りたい横浜FMだが、組織的なブロックを前になかなかキラーパスが通らない。いざアタッキングサードに侵入しても、強度の高い守備に絡めとられてしまう。
そうなると攻撃はサイドやカウンターに。37分に右サイドの松原から上がったクロスをエリキが待ち構えたが、上手く合わせられずマテイ・ヨニッチのブロックに逢う。39分には素早い攻撃からマルコス・ジュニオールがボックス右からシュートへ。相手に当たってコースが変わったシュートは左ポストを叩いて惜しくもゴールとはならなかった。
続く44分には、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったエリキからカウンターを発動。左のジュニオール・サントスに展開し、グラウンダーのクロスを再びエリキが押し込んだが完全にオフサイド。前半最大の決定機を逃してしまう結果に。
後半は横浜FMがポゼッションを高めるものの、C大阪も集中した守りを見せて膠着状態が続く。そんな中、66分に初めてC大阪が交代カードを切ると、ここから大きく試合が動く。
交代直後の67分、右サイドの片山のクロスをボックス左の清武が頭で落とすと、ゴール前に飛び込んだ途中出場の豊川は届かなかったものの、逆サイドの奥埜がこぼれ球を回収。誰もがクロスを意識する中、奥埜は角度のない所からGKのニアを突くシュートを流し込んだ。
さらにその4分後、再び片山起点のロングボールをボックス手前右で収めた豊川が、GK梶川の位置を確認してループシュートを選択。これが見事にゴールに収まり、瞬く間に3点のリードを得た。
だが、これで止まらないホームチームは80分、左サイドに流れた奥埜がふわりとしたボールを前線に供給。これでGKと一対一となった豊川が冷静に仕留めて4点差に広げた。
守備崩壊の横浜FMは、途中出場で古巣対戦の水沼が後半アディショナルタイムに1点を返すが焼け石に水。試合は4-1でC大阪が勝利し、2連勝を収めた。一方の横浜FMはヤンマースタジアム長居でまたも敗戦。2012年以降14戦未勝利で、4分け10敗となっている。
セレッソ大阪 4-1 横浜F・マリノス
【C大阪】
奥埜博亮(前10)
奥埜博亮(後22)
豊川雄太(後26)
豊川雄太(後35)
【横浜FM】
水沼宏太(後46)
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