練習はたった5分、森保一監督はコートジボワール戦でも3バックをトライ「3バック、4バックでトライしたい」
2020.10.12 23:20 Mon
12日、翌13日に親善試合でコートジボワール代表と対戦する日本代表の森保一監督が試合に向けた記者会見に出席した。
日本代表は9日にカメルーン代表との国際親善試合を戦い、0-0のゴールレスドロー。約1年ぶりの実戦となった試合に続き、アフリカ勢との対戦となる。
コンディションが良く、ヨーロッパのビッグクラブでプレーしている選手が多いコートジボワール代表を相手にする日本。コートジボワール戦を翌日に控え、森保監督が前日会見に臨んだ。
◆森保一監督(日本代表)
「明日の試合もチーム一丸となって勝利を目指して戦い、勝利という結果を我々を応援してくださる全ての方々に、日本に届け、励ましのメッセージを届けるということと、勝利で笑顔になってもらい、喜んでいただけるようにベストを尽くしたい」
明日のメンバーについて問われた森保監督は「メンバー編成については、数人の選手は入れ替えて試合に臨みたいと思います。入れ替えることについては、今日の練習があるので、そこで見て決めたいと思います。数人の選手は入れ替わることになると思います」とコメント。また、システムについては「コートジボワール戦でも3バック、4バックという形で、トライしたいと思っていますが、試合の流れを見て最終的に判断したいと思う。選手たちにはシステムも含めて柔軟に戦うことを準備してもらえるように伝えたいと思います」とコメント。どちらも試していきたいと構想を語った。
カメルーン戦からの修正点については「守備面での修正ポイントとしては、相手にどうプレッシャーをかけていくか、いつどこでどのようにしてプレッシャーをかけていくかは、チームとしてより共通認識を持って、意思統一して相手にプレッシャーをかけられるように、コートジボワール戦は改善していければと思います」とコメント。しかしカメルーン戦については「代表活動が長く空いた事もありますし、まずは選手たちの積極的に戦う姿勢、アグレッシブに戦う姿勢を尊重して相手に挑んでいく。そういう姿、勇敢に戦う姿を、我々自身もそう戦うんだと共有するため、見てくださっている方々、応援してくださっている方々にも、アグレッシブに戦う姿勢を見せることがすごく大切だと思っていたので、選手たちの気持ちを大切にしたく、許容していました」と選手たちの戦う姿勢、気持ちを優先したと明かした。
また、「みんながやる気を持って戦う、アグレッシブに戦う姿勢ということで、タイミングを合わせていかなければ、体力的にも試合全体を通すと良い戦いができなくなります。効果的にエネルギーを使っていけるように、より良いパワーを発揮していけるように、いつ相手にプレッシャーをかけにいくかを今日の練習で共有して明日の試合に臨みたいと思っています」と語り、気持ちだけでなく、チームとして統一した意識が必要だとコメントした。
攻撃面の課題については「攻撃の部分では我々がボールを握って効果的に攻めるという点では、良い形でボールをたくさん奪えていたので、守備から攻撃へのクオリティを上げるという事と、ダイレクトに素早く相手のゴールに向かえないときに、相手の強度が高い中で、ボールを保持して、コントロールしながらアタッキングゾーンに相手のゴールに向かっていけるように、コントロールした攻撃ができるように働きかけたいと思います」と語り、プレー精度を上げていく事に必要なことを伝えたいとした。
また、カメルーン戦の後半から採用した3バックについてもコメント。「選手の判断という部分では、すごく大切にしなければいけないと思っています。選手たちが判断する上でのベースの考え方においては、監督として伝えなければいけないと思います」とコンセプトがありながらも、ピッチ上の判断は選手に任せるとコメント。「ピッチ上で起こっていることは、ホワイトボードやパワーポイントで見せていることは“だろう”であって、“絶対”ではないので、我々の調子や相手の調子にもよるし、マッチアップの兼ね合いなど同じ状況でも同じ状況ではない」と、その場の対応が重要であるとし、「そのあたりの微妙な距離感やタイミングは、選手たちがピッチ上で問題解決できるように、修正できるように働きかけていきたいと思っています」と、その場面に応じた対策を伝えるのみとすると語った。
加えて、3バックのトレーニングに関してはほとんど時間を割けておらず、「練習は5分しかしていません」と語った森保監督。「5分では全て伝えられないですし、ベースの部分も5分間で伝えなくてはいけないので、出てきた課題を少しずつ修正して上積みしていきたい」と語り、「完璧にできることを目指しますが、そこを目指してやってレベルアップしていくことが大事」と、トライして修正していくということを繰り返して、伸ばしていきたいとコメント。「4バックにしても3バックにしても、積み上げなければいけないことを確実にやりながら、ミスが起きてもポジティブにやっていきたい」と、恐れずに挑んでいくことが大事だと考えているようだ。
日本代表は9日にカメルーン代表との国際親善試合を戦い、0-0のゴールレスドロー。約1年ぶりの実戦となった試合に続き、アフリカ勢との対戦となる。
◆森保一監督(日本代表)
「明日の試合もチーム一丸となって勝利を目指して戦い、勝利という結果を我々を応援してくださる全ての方々に、日本に届け、励ましのメッセージを届けるということと、勝利で笑顔になってもらい、喜んでいただけるようにベストを尽くしたい」
「強化という点でも直近のカメルーン戦、そして明日のコートジボワール戦と、非常に個の能力を持っているチーム、チームの戦術としてもしっかりしたチームと高い強度で戦えるので、チームの強化となるようにしっかりトライしていきたいと思います」
明日のメンバーについて問われた森保監督は「メンバー編成については、数人の選手は入れ替えて試合に臨みたいと思います。入れ替えることについては、今日の練習があるので、そこで見て決めたいと思います。数人の選手は入れ替わることになると思います」とコメント。また、システムについては「コートジボワール戦でも3バック、4バックという形で、トライしたいと思っていますが、試合の流れを見て最終的に判断したいと思う。選手たちにはシステムも含めて柔軟に戦うことを準備してもらえるように伝えたいと思います」とコメント。どちらも試していきたいと構想を語った。
カメルーン戦からの修正点については「守備面での修正ポイントとしては、相手にどうプレッシャーをかけていくか、いつどこでどのようにしてプレッシャーをかけていくかは、チームとしてより共通認識を持って、意思統一して相手にプレッシャーをかけられるように、コートジボワール戦は改善していければと思います」とコメント。しかしカメルーン戦については「代表活動が長く空いた事もありますし、まずは選手たちの積極的に戦う姿勢、アグレッシブに戦う姿勢を尊重して相手に挑んでいく。そういう姿、勇敢に戦う姿を、我々自身もそう戦うんだと共有するため、見てくださっている方々、応援してくださっている方々にも、アグレッシブに戦う姿勢を見せることがすごく大切だと思っていたので、選手たちの気持ちを大切にしたく、許容していました」と選手たちの戦う姿勢、気持ちを優先したと明かした。
また、「みんながやる気を持って戦う、アグレッシブに戦う姿勢ということで、タイミングを合わせていかなければ、体力的にも試合全体を通すと良い戦いができなくなります。効果的にエネルギーを使っていけるように、より良いパワーを発揮していけるように、いつ相手にプレッシャーをかけにいくかを今日の練習で共有して明日の試合に臨みたいと思っています」と語り、気持ちだけでなく、チームとして統一した意識が必要だとコメントした。
攻撃面の課題については「攻撃の部分では我々がボールを握って効果的に攻めるという点では、良い形でボールをたくさん奪えていたので、守備から攻撃へのクオリティを上げるという事と、ダイレクトに素早く相手のゴールに向かえないときに、相手の強度が高い中で、ボールを保持して、コントロールしながらアタッキングゾーンに相手のゴールに向かっていけるように、コントロールした攻撃ができるように働きかけたいと思います」と語り、プレー精度を上げていく事に必要なことを伝えたいとした。
また、カメルーン戦の後半から採用した3バックについてもコメント。「選手の判断という部分では、すごく大切にしなければいけないと思っています。選手たちが判断する上でのベースの考え方においては、監督として伝えなければいけないと思います」とコンセプトがありながらも、ピッチ上の判断は選手に任せるとコメント。「ピッチ上で起こっていることは、ホワイトボードやパワーポイントで見せていることは“だろう”であって、“絶対”ではないので、我々の調子や相手の調子にもよるし、マッチアップの兼ね合いなど同じ状況でも同じ状況ではない」と、その場の対応が重要であるとし、「そのあたりの微妙な距離感やタイミングは、選手たちがピッチ上で問題解決できるように、修正できるように働きかけていきたいと思っています」と、その場面に応じた対策を伝えるのみとすると語った。
加えて、3バックのトレーニングに関してはほとんど時間を割けておらず、「練習は5分しかしていません」と語った森保監督。「5分では全て伝えられないですし、ベースの部分も5分間で伝えなくてはいけないので、出てきた課題を少しずつ修正して上積みしていきたい」と語り、「完璧にできることを目指しますが、そこを目指してやってレベルアップしていくことが大事」と、トライして修正していくということを繰り返して、伸ばしていきたいとコメント。「4バックにしても3バックにしても、積み上げなければいけないことを確実にやりながら、ミスが起きてもポジティブにやっていきたい」と、恐れずに挑んでいくことが大事だと考えているようだ。
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