冨安健洋にミランが関心? 最終ラインの補強候補の1人に浮上

2020.09.29 10:30 Tue
Getty Images
移籍市場のタイムリミットが迫っている中、守備陣の補強に動いているミラン。その候補の中に、ボローニャの日本代表DF冨安健洋(21)の名前があるようだ。
PR
移籍市場に精通し、イタリア『スカイ・スポーツ』のジャーナリストとしても活躍しているジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が自身のサイト『GIANLUCADIMARZIO.com』で報じたものだ。
センターバックの補強に動いているミランは、ブラジル代表MFルーカス・パケタ(22)の売却が前提とされながらも、2人の候補を検討しているとのこと。第一候補は、サンテチェンヌのフランス人DFヴェスレイ・フォファナ(19)だが、第二候補が冨安だという。

フォファナはU-17フランス代表歴のある若手CBで、2019-20シーズンにファーストチーム昇格。リーグ・アンで14試合に出場し1ゴール、ヨーロッパリーグでも2試合に出場していた。

しかし、若手の才能を手放したくないことに加え、将来への投資の意味合いが強いフォファナに対し、冨安は2019-20シーズンのセリエAで29試合に出場し1ゴール3アシスト。主に右サイドバックとしてプレーしたが、今シーズンは開幕から2試合をCBでフル出場しており、イタリアでの経験値では優っている状況だ。
また、ミランはマンチェスター・ユナイテッドのU-21ポルトガル代表DFジオゴ・ダロト(21)に対してもオファーを出したという。こちらの移籍は、買い取りオプション付きのレンタル移籍となりそうだが、お互いの要求が折り合っていない状況とのことだ。

いずれにしても残りわずかな時間で最終ラインの補強を目指すミラン。果たして誰がロッソネロのユニフォームに袖を通すだろうか。

PR
関連ニュース

ミランが契約延長望む主将カラブリア、クラブに対して昇給は希望せずか

ミランがイタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)との契約交渉開始を検討しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ミランの下部組織出身であり、2014年にファーストチームへ昇格してからはチーム一筋を貫くカラブリア。2022-2023シーズンからチームのキャプテンに就任すると、ここまでチームを支えている。 今シーズンは右サイドバックの主力として公式戦38試合出場4アシストを記録。ミランもこうした活躍を評価しており、2025年夏までとなる現行契約の延長を希望と報じられていた。 しかし、スペインとイタリアの移籍市場に精通するマッテオ・モレット氏によると、まだ具体的な交渉までには発展していないとのこと。また、カラブリアは現在のところクラブに対して、昇給についての要求はまったくしていないようだ。 カラブリア側も契約延長を望んでおり、両者とも円滑な交渉を望んでいる模様。正式な話し合いが始まれば、早い段階で条件がまとまる可能性もある。 2024.04.17 11:10 Wed

ミランが今季トップデビューの逸材MFゼロリと新契約締結

ミランは16日、U-19イタリア代表MFケビン・ゼロリ(19)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 ナイジェリアにルーツを持ちイタリアで生まれ育ったゼロリは、185cmの大型セントラルMF。2010年にミランのアカデミーに加入し、2022年にプリマヴェーラへ昇格。今シーズンはプリマヴェーラでカピターノを務めると、昨年12月末に行われたセリエAのサッスオーロ戦でファーストチームデビュー。以降はいずれも後半終盤の短い出場時間ながらも公式戦2試合に出場している。 まだまだ伸びしろを感じさせるフィジカル能力の高さに加え、ボール扱いやパスセンスに優れる万能型で、中盤でパスを捌きながらドリブルで前進するボックス・トゥ・ボックスのプレーを得意とする。また、シュートレンジも広くミドルシュートやゴール前への飛び出しからユース年代では得点にも絡んでいる。 昨年に故ミーノ・ライオラ氏と関係深いラファエラ・ピメンタ氏と代理人に契約を結んだことで、その去就に注目が集まっていたが、10年以上も在籍するロッソネリとの新契約にサインすることになった。 2024.04.17 06:30 Wed

負傷交代のケアー、大事に至らずもローマ戦は欠場か

ミランのデンマーク代表DFシモン・ケアーが、18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのローマ戦を欠場するようだ。 ケアーは14日に行われたセリエA第32節のサッスオーロ戦に先発出場したが、55分に屈筋を負傷しマッテオ・ガッビアとの交代を余儀なくされていた。 イタリア『MIlannews.it』によれば、ケアーは15日の午前中に診察を受診。その結果、筋肉系の損傷は見られなかったものの、少なくとも1週間は戦列を離れることになり、木曜日のローマ戦は欠場することになるとのこと。 なお同紙によれば、筋肉疲労でサッスオーロ戦を欠場したGKマイク・メニャンは、15日に他のメンバーとともにトレーニングをこなしており、ローマ戦で復帰する予定だという。 2024.04.16 01:00 Tue

ベルルスコーニ・グループがモンツァの株式過半数を売却へ ガッリアーニCEOは続投

「ベルルスコーニ・グループ」がモンツァの株式過半数を売却へ。 “ベルルスコーニ”が指すのは、もちろん故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のこと。のちにイタリア共和国首相も務める実業家は1986年にミランを買収。氏がもたらしたミラン栄光の時代は、すなわちイタリアサッカー栄光の時代を指すものだ。 近年はミラノ近郊のモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を果たすなど、80代を過ぎても衰え知らずの情熱がそこにあったが、昨年6月、白血病のため亡くなった。 現モンツァは”盟友”アドリアーノ・ガッリアーニCEOが残り、実弟パオロ・ベルルスコーニ氏が兄から会長の座を受け継いでいる。 ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、弟パオロ氏らオーナー陣は株式の過半数売却を目指しており、「オリエンタ・キャピタルズ・パートナーズ・ファンド」と1億ユーロ(約163億9000万円)相当の交渉が順調に推移しているという。 どうやらパオロ氏は少数株主としてモンツァに残ることを望んでおり、今後数週間以内に交渉がまとまる見通し。ガッリアーニCEOは職を継続するようだが、パオロ氏としては自身も高齢であり、「ベルルスコーニ・グループ」としてクラブをけん引するのは潮時と判断したようだ。 なんとも、時の流れを感じさせるニュースだ。 2024.04.15 18:55 Mon

老将預かりで才能爆発のデ・ケテラエル、ミラン復帰視野に入れず「本当に申し訳ない。けどもう戻れない」

ベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(23)が、アタランタへの完全移籍希望を明確にした。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 昨季大きな期待と共にミラン加入も、公式戦40試合ノーゴールという不名誉な数字を残してしまったデ・ケテラエル。本職ではない2列目起用と人生初の海外生活に適応できず、シーズン後には“後見人”パオロ・マルディーニTDも職を追われた。 そんなこんなで今季アタランタへレンタル移籍してきたなか、タレント力を引き出す術に長けた老将、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の管理下に置かれた23歳は、地平線の彼方に思えた“ゴール”を、いきなりセリエA第1節で奪ってしまう。 そこから積み上げたのは、公式戦36試合10得点8アシストという数字。主に2トップの一角として、数字だけでは表せないほどアタランタを支えており、もはやガスペリーニ・サッカーの新たな申し子。先のEL準々決勝1stレグ・リバプール戦も躍動し、敵地での0-3完勝に大きく貢献だ。 ミランとアタランタの契約には固定額2200万ユーロ(約36億円)の買い取りオプションがあり、“貯金”の多い優良企業アタランタがこれを行使するのもほぼ確実とみられるなか、当然のように、デ・ケテラエル本人からも完全移籍を望むコメントが出る。 「ミランでのネガティブな1年が何も役立たなかったなんてことはない。そこからの学びが今季だし、今後のキャリアにおいても、あの苦しかった経験が僕を助けてくれると思う。良い経験より良くない経験のほうが学びも多い」 「そして僕は適切な環境を見つけた。僕に明確なプレースタイルを与えてくれるアタランタだ。ガスペリーニは厳格かつ全選手に対して公平で、僕ら選手は自らの役割を理解する。彼のもとで僕らは素晴らしいサッカーをしているだろう?」 「僕次第で決めていいなら、必ずアタランタに残る。ここにはさらなる伸びしろが詰まっているからね。ミランには本当に申し訳ないと思っているけど、もう戻ることは考えられないんだ」 2024.04.15 13:05 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly