ノイアー躍動のバイエルン、延長戦でのハビ・マルティネス弾でセビージャに逆転勝利!《UEFAスーパーカップ》

2020.09.25 06:33 Fri
Getty Images
UEFAスーパーカップ、バイエルンvsセビージャが24日に行われ、延長戦の末2-1でバイエルンが逆転勝利した。
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昨季のチャンピオンズリーグ王者であるバイエルンと、ヨーロッパリーグ王者であるセビージャの一戦。
バイエルンは先週行われ、8発圧勝としたブンデスリーガ開幕戦のシャルケ戦と同じスタメンで臨んだ。一方のセビージャはラ・リーガ開幕を遅らせる措置を受けている中、公式戦初戦に向けて新戦力のラキティッチがスタメンとなった。

立ち上がりからボールを保持したのはバイエルンだったが、セビージャが11分にPKを獲得する。ヘスス・ナバスのクロスをL・デ・ヨングが頭で落とし、ボックス中央に侵入したラキティッチがアラバに倒された。このPKをオカンポスが決めてセビージャが先制した。

失点後もバイエルンがボールを保持し、ミュラーやパヴァールが決定的なシュートに持ち込むと、30分に同点のチャンス。しかし、ノイアーのロングフィードに抜け出したレヴァンドフスキがボックス右まで侵入して放ったシュートはGKブヌの守備範囲だった。
それでも34分にバイエルンが見事な連係から追いつく。ミュラーのフィードをレヴァンドフスキが丁寧に落とし、ボックス中央のゴレツカがボレーで蹴り込んだ。ハーフタイムにかけてもバイエルンが押し込む展開としたものの、1-1で前半を終えた。

そして迎えた後半、51分にバイエルンが逆転しかける。ボックス手前右からのサネのフィードをレヴァンドフスキがヘッドで落とし、ミュラーのリターンパスをレヴァンドフスキが蹴り込んだ。しかし、レヴァンドフスキのポジションがわずかにオフサイドでVARの末にノーゴールとなった。

その後もニャブリがゴールに迫ったバイエルンが攻勢に出るも、徐々に膠着状態に陥っていく。

すると終盤の88分、セビージャに勝ち越しのビッグチャンス。ロングカウンターに転じ、最後はエン=ネシリがノイアーとの一対一となるが、シュートを止められてしまった。

90分で決着が付かず1-1で迎えた延長戦、開始2分にセビージャに決定機。しかし、再びエン=ネシリの放ったシュートはGKノイアーに止められた。

すると延長前半14分、バイエルンが逆転する。CKの流れからアラバのシュートはGKブヌに止められるも、ルーズボールをハビ・マルティネスが頭で押し込んだ。

そして延長後半のセビージャの攻撃を凌いだバイエルンが2-1で勝利。7季ぶりにUEFAスーパーカップを制している。


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