トッテナム、一時追いつかれるもソン&ケイン弾で突き放しプレーオフ進出!《EL予選》

2020.09.25 05:04 Fri
Getty Images
トッテナムは24日、ヨーロッパリーグ(EL)予備予選3回戦でシュケンディヤとのアウェイゲームに臨み、3-1で勝利した。

2回戦でロコモティフ・プロヴディフ(ブルガリア)相手に2-1の辛勝となったトッテナムは、今回のラウンドで北マケドニアのシュケンディヤと対戦した。
先週末のプレミアリーグでサウサンプトン相手に5-2の大勝を飾ったモウリーニョ率いるチームは、22日に開催予定だったEFLカップが対戦相手レイトン・オリエントに複数のコロナウイルス陽性者が出た影響で急遽中止に。これにより、中1日の超過密日程を回避したものの、この試合ではリーグ戦から先発6人を変更。今夏加入のGKハートがデビューを飾ったほか、去就問題が囁かされるオーリエ、デレ・アリがスタメン入り。前線にはラメラ、ソン・フンミン、ベルフワインが並んだ。

試合は開始早々にアウェイのトッテナムが地力の差を見せる。5分、ペナルティアーク付近で複数のDFを引き付けてキープしたソン・フンミンが、ボックス右でフリーのラメラに丁寧なラストパス。これをラメラが利き足とは逆の右足でゴール左隅へ流し込んだ。

幸先よく先制に成功したトッテナムは、その後も相手を自陣深くに押し込んで早い時間帯に試合を決めに行く。時折、悪いボールの失い方から引っくり返される場面はあるものの、サイドを起点に厚みのある仕掛けを続ける。25分には左CKにアルデルヴァイレルト、27分にはボックス右まで攻め上がったオーリエの折り返しをファーのデレ・アリがダイレクトシュートも、相手GKの好守に阻まれる。前半終了間際にもデレ・アリの中央突破から2点目に迫るも、前半のうちに追加点を挙げることはできなかった。
後半も立ち上がりから主導権を握るも決定機を決め切れないトッテナムは、そのツケを払うことに。55分にボックス手前のナフィウに強烈な右足のミドルシュートをゴール右上隅に突き刺され、同点に追い付かれる。

この失点を受けて、モウリーニョ監督は60分にデレ・アリ、ウィンクスを下げてロ・チェルソ、ケイン。65分にはベルフワインに代えてルーカス・モウラをピッチに送り出し、一気に主力を投入。

すると、この交代が勝ち越しゴールをもたらす。70分、ボックス右でパスを受けたルーカスが強烈なシュートを放つ。これはGKの好守に阻まれるも、ゴール前でルーズボールに反応したソン・フンミンが冷静にゴールカバーがいないゴール左隅にシュートを叩き込んだ。さらに、79分には左サイドでボールを受けたソン・フンミンからの絶妙な左足のクロスをケインが頭で合わせ、一気にリードを2点に広げた。

その後、4点目こそ奪えなかったものの、危なげなく逃げ切ったトッテナムが、3-1で勝利。この結果、10月1日にホームで行われるプレーオフでマッカビ・ハイファ(イスラエル)と対戦することになった。

シュケンディヤ 1-3 トッテナム
【シュケンディヤ】
ナフィウ(後10)
【トッテナム】
ラメラ(前5)
ソン・フンミン(後25)
ケイン(後34)
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