【プレミア注目プレビュー】超大型補強敢行のチェルシーが王者リバプールに挑戦!

2020.09.20 12:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第2節、チェルシーvsリバプールが日本時間20日24:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。今夏、超大型補強を敢行した昨季4位のチェルシーが、連覇を狙う王者リバプールに挑む新シーズンのプレミア最初のビッグマッチだ。新型コロナウイルスの影響により、多くのクラブが緊縮財政を強いられている中、3つのウインドー分の資金を一気に投下したチェルシーは、多くのビッグクラブが羨む超大型補強を敢行。ドイツの次代を担うヴェルナー、ハフェルツに始まり、手薄な最終ラインにチアゴ・シウバ、チルウェル、サール、中盤に創造性をもたらすツィエクと、ベテラン・中堅・若手を折り交ぜた6選手の補強に約2億ポンドの巨額を投じた。
これにより、ランパード体制2年目のブルーズはリバプール、マンチェスター・シティと並び今シーズンの優勝候補の一角に浮上。ブライトンとの開幕戦ではやや苦しんだものの、3-1のスコアで勝ち切って白星スタート。ケガやコンディションの問題でヴェルナー、ハフェルツの2選手を除く新戦力のデビューはお預けとなり、新生ブルーズの全容は未だハッキリと見えてきていないが、ディフェンディングチャンピオンをホームで迎え撃つ今回の一戦ではその片鱗を見せたいところだ。

一方、昨季は2連覇中のシティに27ポイント差を付ける独走劇で悲願のプレミアリーグ初制覇を成し遂げたリバプール。だが、連覇を狙う今シーズンに向けてはアーセナルとのコミュニティー・シールドをPK戦の末に落し、昇格組リーズ・ユナイテッドとの開幕節でも、要塞アンフィールドで3度追いつかれた末の4-3の辛勝と、出だしは今一つだ。ただ、今週に入ってチャンピオンズリーグ(CL)王者バイエルンの司令塔を務めてきたチアゴ、ウォルバーハンプトンの躍進を支えてきたジョタと2人の好タレントを獲得し、連覇に向けて「攻めに行く」と語るクロップ監督の言葉通り、王者は既存のスカッドに満足することなく更なる進化を目指している。

なお、リバプールは次節にアーセナル、10月半ばの第5節に好調エバートンとのダービーと、序盤戦に難敵との直接対決が多く組まれており、今回のチェルシー戦をきっちりモノにして勢いを付けたいところだ。
ちなみに、前回対戦時に「失せろ!クソッタレ」、「リバプールは傲慢」と、ランパード監督の物議を醸す発言によって両クラブ間には新たな因縁が生まれている。先日にはクロップ監督がチェルシーの超大型補強を揶揄し、これにブルーズ指揮官が不快感を示す一幕も。それだけに、今回の一戦では両指揮官の試合中、試合後のやり取りにも注目が集まるところだ。昨季はリバプールがシーズンダブルを決めているが、今季初戦の結末はいかに…。

◆チェルシー◆
【4-2-3-1】

▽チェルシー予想スタメン
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(C)CWS Brains,LTD.

GK:ケパ
DF:R・ジェームズ、クリステンセン、ズマ、アスピリクエタ
MF:カンテ、コバチッチ
MF:マウント、ハフェルツ、ヴェルナー
FW:ジルー

負傷者:DFチルウェル、チアゴ・シウバ、MFツィエク、ギルモア、プリシッチ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはチルウェル、チアゴ・シウバが練習復帰しているものの、マッチフィットネスの問題によってツィエクやプリシッチと共に引き続き欠場となる。

システムに関しては3バックもオプションとして十分に考えられるが、4バックを継続する見込みだ。スタメンは現地メディアの間でも大きく意見が分かれるところで、カバジェロ、バークリー、ハドソン=オドイの抜擢など様々な可能性がある。だが、ビッグマッチで渋い仕事を果たすジルー、コバチッチを起用する前述の布陣を予想した。

◆リバプール◆
【4-3-3】

▽リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、J・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ワイナルドゥム
FW:サラー、フィルミノ、マネ

負傷者:MFオックスレイド=チェンバレン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してもツィミカス、シャキリの練習復帰により、オックスレイド=チェンバレンを除く全選手の起用が可能だ。

予想が困難なチェルシーと異なり、不動の昨季王者は前述の11人がスタメンを飾る可能性が極めて高い。変更点があるとすれば、ワイナルドゥムに代わってナビ・ケイタが起用されるぐらいか。なお、今週中に加入が決定した注目のチアゴ、ジョタはベンチ入りが期待されている。

★注目選手
◆チェルシー:FWティモ・ヴェルナー
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チェルシーの注目プレーヤーは新エースストライカーとしての活躍が期待されるヴェルナー。直近4シーズンに渡ってRBライプツィヒの絶対的エースとしてゴールを量産してきたドイツ代表FWに関しては、長らくリバプール移籍の可能性が取り沙汰された。しかし、最終的には同じプレミアリーグの強豪チェルシーを新天地に選択した。

その決断にはリバプールの財政的な事情、チェルシーの掲示した高額なサラリー、先日に同選手自身が語ったランパード監督からの熱心なラブコールなど、様々な背景があると思われるが、一部ではリバプールが誇る“ビッグ3”とのポジション争いを避けたとの意地悪な見方もある。したがって、今回の直接対決ではそういった懐疑的な目を払しょくする上で決定的な働きが求められるところだ。

プレミアデビュー戦となったブライトン戦では先制点に繋がるPK奪取など、その高いポテンシャルの一端を披露した一方、フィニッシュの局面では緊張もあってか、やや精彩を欠いた。加入後初のビッグマッチに向けてはセンターフォワード、あるいはアレクサンダー=アーノルドの攻め上がりをけん制するため左ウイングのいずれかで起用されることになるが、メンタル面で冷静さを保ちつつ堅守攻略といきたい。

◆リバプール:FWモハメド・サラー
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リバプールの注目プレーヤーは開幕戦でいきなりハットトリックを達成したエースストライカー。昨シーズンは加入後、最少となるリーグ戦19ゴールで3年連続得点王を逃したサラー。年々対戦相手からの分析、徹底した対策が進んでおり、今シーズンはその真価が試される1年となる。そういった状況の中、リーズとの開幕戦では2ゴールがPKによるものだったものの、いきなりハットトリックを挙げる活躍をみせ、幸先の良い滑り出しとなった。

ビッグマッチでも勝負強さが光るエジプト代表だが、古巣チェルシー相手のリーグ戦では6試合2ゴール2アシストと相性はいまひとつだ。とりわけ、スタンフォード・ブリッジでの古巣対戦では一度もゴールを挙げられていないため、今回の一戦では初の恩返し弾を決めたいところだ。
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チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ドルトムントvsPSVが日本時間13日29:00にキックオフされる。3週間前に行われた1stレグではFWマレンの恩返し弾で守勢のドルトムントが1-1の引き分けに持ち込んだ一戦だ。 3季ぶりのベスト8進出を目指すドルトムントは敵地での1stレグ、終始守勢の展開ながらFWマレンの恩返し弾で前半半ばに先制。後半序盤のPKによる被弾で引き分けていた。内容を考えれば十分な結果を手にしてホームに戻った中、直後のホッフェンハイム戦では打ち負けたものの、その後のウニオン・ベルリン戦、直近のブレーメン戦を制し、連勝として大一番を迎えた。まだまだ不安定な戦いが続いている状態だが、ブレーメン戦では復帰したFWサンチョに初ゴールが生まれ、絶好調を維持するマレンもゴールと、PSV戦に向けては勢いが付く結果に。テルジッチ監督の去就が不透明な中、雑音を一掃する勝利を手にできるか。 一方、2006-07シーズン以来、実に17季ぶりのベスト8進出を目指すPSVはドルトムント戦後、エールディビジで2勝1分け。2位フェイエノールトとの頂上決戦では2-2の引き分けに持ち込み、10ポイント差を付けている。元ドルトムント指揮官ボス監督の下で好調なシーズンを送り続けている中、FWファルファンらを擁したPSV黄金時代の成績に並ぶことはできるか。 <div style="text-align:center;">◆ドルトムント◆ 【4-2-3-1】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:コベル DF:リエルソン、ジューレ、フンメルス、マートセン MF:ジャン、ザビッツァー MF:マレン、ブラント、サンチョ FW:フュルクルク 負傷者:MFフェリックス・エンメチャ、FWアラー 出場停止者:DFシュロッターベック 主力センターバックのシュロッターベックが出場停止で欠場となる。代役は1stレグでPKを献上してしまったフンメルスが起用されるものと思われる。 <div style="text-align:center;">◆PSV◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_4_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:ベニテス DF:ティーゼ、スハウテン、ボスカリ、デスト MF:サイバリ、フェールマン、ティルマン FW:バカヨコ、L・デ・ヨング、ロサーノ 負傷者:FWラング 出場停止者:なし 内容で上回っていた1stレグのスタメンがベースになるものと思われる。 ★注目選手 ◆FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 自身が出場した公式戦4試合連発中の絶好調マレンももちろん注目だが、ブレーメン戦で復帰後初弾を決めたサンチョに注目したい。ブレーメン戦ではロングカウンターの流れから長い距離を持ち上がってドリブルシュートを決めたサンチョ。ユナイテッドでは泣かず飛ばずだった中、復帰したドルトムントでは持ち味をしっかりと発揮している。自身をトッププレーヤーに引き上げたドルトムントに恩を返すためにもベスト8に導きたい。 ◆FWイルビング・ロサーノ(PSV) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240312_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するPSVの注目選手にはロサーノを挙げたい。ナポリから復帰したメキシコ代表ウインガーは、1stレグにおいてドルトムントを最も翻弄していた存在だった。打ち合いとなる可能性がある中、ロサーノのドリブル突破で左サイドを打開し、主砲デ・ヨングに良質なクロスを供給したい。 2024.03.13 18:00 Wed

【CLラウンド16プレビュー】アーセナルが攻撃改善で逆転か、ポルトがしたたかに逃げ切るか…

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、アーセナルvsポルトが、日本時間12日29:00にアーセナル・スタジアムでキックオフされる。ホームで逆転狙うアーセナルと敵地でしたたかに逃げ切りを図るポルトによる、8強入りを懸けた重要な第2ラウンドだ。 先月21日にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われた1stレグは、ホームのポルトが1-0で先勝した。戦前はリーグ戦で大量ゴールを挙げているアーセナルが圧倒する展開が予想されたが、蓋を開けてみれば中盤での攻防がメインの堅い展開に。そういった中、組織的な守備で相手の攻撃を封じ切ったポルトが、試合終了間際にガレーノが決めた見事なミドルシュートによって土壇場で先制点を奪取。劇的な形でアドバンテージを手にした。 0-1という結果に加えて、枠内シュート0本という厳しい内容での完敗となったアーセナル。それでも、以降のリーグ戦ではきっちり3連勝を飾って三つ巴の争いにおいてプレミアリーグ首位に浮上した。中2日で臨んだニューカッスル戦の4-1での圧倒、敵地で前半に5ゴールを叩き込み6-0で圧勝したシェフィールド・ユナイテッド戦、後半終盤のハヴァーツのゴールで勝ち切ったブレントフォード戦と、いずれも価値のある勝ち方を収めており、今回の大一番に弾みを付けている。 一方、コンセイソン監督の授けた戦術プランをピッチ上の選手たちが見事に遂行して先勝に成功したポルト。以降の国内リーグではCL直後のジル・ヴィセンテ戦こそ1-1のドローで終えたが、以降はきっちり2連勝を飾った。とりわけ、ベンフィカ戦ではガレーノの2ゴールを皮切りに5点を挙げた上、相手のシュートを3本に抑える完勝を収めており、敵地でベスト8進出を目指す大一番へ良い仕上がりを見せている。これまで対アーセナルのアウェイ戦では3連敗且つ1点も取ることができていないが、前回対戦同様に相手を0点に抑え込めれば突破が可能なだけに後ろに重くなり過ぎずに、したたかに逃げ切りを図りたい。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、ジンチェンコ MF:ウーデゴール、ジョルジーニョ、ライス FW:サカ、ハヴァーツ、トロサール 負傷者:DFティンバー、FWマルティネッリ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては冨安健洋やトーマス、ジンチェンコらが復帰の可能性が高い一方、マルティネッリは依然として微妙な状況だ。 スタメンはジンチェンコが戦列に復帰した左サイドバックの人選、ガブリエウ・ジェズスの起用法に注目したい。ジンチェンコがスタートからプレーするか、キヴィオルをスタートから起用して勝負所で起用することになるのか。一方、ジェズスの起用法に関してはスタートから左ウイング、センターフォワードで起用するか、ジョーカーとして途中投入するか。 ◆ポルト◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ジオゴ・コスタ DF:ジョアン・マリオ、ペペ、オタヴィオ、ヴェンデウ MF:バレラ、ニコ・ゴンサレス MF:コンセイソン、ペペー、ガレーノ FW:エヴァニウソン 負傷者:DFマルカノ、サヌシ、FWタレミ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては前回対戦と変わらず、前述の3選手が欠場となる。 スタメンは各選手のコンディションに問題がなければ、前回対戦と同じメンバーで臨む可能性が高い。 ★注目選手 ◆アーセナル:MFカイ・ハヴァーツ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 直近リーグ4戦連発の勢いで今季CL2点目を狙う。昨夏、ライスと共に高額な移籍金での加入となった24歳のドイツ代表アタッカー。新天地ではインサイドハーフ、センターフォワードを主戦場にプレー。シーズン序盤は予てより課題の決定力に加え、新天地の戦術への順応に苦戦。開幕から存在感を示したライスと明暗分かれる形となった。 それでも、アルテタ監督の献身的なサポート、自身のたゆまぬ努力によって後半戦に入って存在感を示し始めると、直近のリーグ戦では4試合連続ゴールに2アシストと見事なパフォーマンスでチームの攻撃を牽引。ニューカッスル戦、ブレントフォード戦では決勝点も記録している。 CLでは経験不足を露呈する場面も少なくないチームにおいて、ジョルジーニョと共に優勝を経験するハヴァーツの存在は貴重であり、再び痺れる展開が予想される今回の一戦ではブレントフォード戦同様に勝敗に直結する決定的な仕事を期待したい。 ◆ポルト:MFアラン・バレラ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240311_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動の前回対戦同様の活躍を。逃げ切りを図るアウェイゲームにおいて、中盤のフィルター役としてフル稼働の活躍が求められる22歳のアルゼンチン人MFがポルトのキーマンだ。 アルゼンチン屈指の名門ボカ・ジュニアーズの下部組織育ちの守備的MFは、2021シーズンから3シーズンに渡って主力として活躍。昨夏、総額1100万ユーロと言われる移籍金でポルトガル屈指の名門に加入した。その新天地ではここまで公式戦31試合に出場するなど、早くも主力として活躍。リバプールやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといったメガクラブのスカウトも注目する逸材だ。 ボカ時代から定評がある卓越した戦術眼と安定した技術、機動力を武器に中盤の繋ぎ役として存在感を示す一方、コンセイソン監督の下で磨きをかける守備面の攻撃も著しく、アーセナルとの前回対戦では安定した対人対応、カバーリング、狙いを持ったインターセプトと後者の貢献が印象的だった。 守勢が見込まれる敵地での一戦では前回対戦同様に気の利く守備で全体のバランスを整えつつ、アーセナルの組織的なプレスをいなしてカウンターの起点としての役割が期待されるところだ。 2024.03.12 18:30 Tue

【CLラウンド16プレビュー】好調維持のバルセロナと復調気配のナポリ、勝ち上がるのは?

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、バルセロナvsナポリが日本時間12日29:00にキックオフされる。3週間前に行われた1stレグでは両主砲のゴールにより1-1のドローに終わっていた一戦だ。 敵地での1stレグを優勢に運んだ中、FWレヴァンドフスキのゴールで後半序盤に先手を取ったバルセロナ。一瞬の隙を突かれて追いつかれる形の、悔やまれる引き分けに終わったが、その後のラ・リーガでは2勝1分けで公式戦8試合負けなしと良好なチーム状態を保っている。調子を取り戻していたMFペドリが今季三度目の離脱となったのは痛いが、直近のマジョルカ戦ではFWヤマルがゴラッソで決勝弾、DFクバルシが無失点に貢献と若手がチームを引っ張っている点は頼もしい限りだ。チャビ監督が登用した若手たちが着実に結果を残している中、4季ぶりベスト8進出で更なる自信を手にしたい。 一方、スパレッティ監督の元副官であるカルツォーナ監督の初陣となった1stレグを主砲FWオシムヘンの個人技による同点弾で引き分けに持ち込んだナポリ。その後のセリエAでは2勝2分けと負けなしで、とりわけサッスオーロ戦では今季最多の6ゴールをマーク。そしてユベントスにも競り勝ち、昨季を彷彿とさせるような攻撃力を取り戻しつつある。タイミング的には申し分ない中でのバルセロナ戦、昨季の初ベスト8進出に続く8強入りを果たせるか。 <div style="text-align:center;">◆バルセロナ◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_5_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:テア・シュテーゲン DF:クンデ、アラウホ、クバルシ、カンセロ MF:ハフィーニャ、クリステンセン、ギュンドアン FW:ヤマル、レヴァンドフスキ、フェリックス 負傷者:DFバルデ、、MFペドリ、デ・ヨング、ガビ、FWフェラン・トーレス 出場停止者:なし フェラン・トーレスに復帰の可能性があったが、見送られた。ウノセロ勝利とした直近のマジョルカ戦のスタメンがベースになるものと思われる。ベンチスタートで温存されたレヴァンドフスキ、出場停止だったアラウホは先発に戻ることが確実だ。 <div style="text-align:center;">◆ナポリ◆ 【4-3-3】</div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> ▽予想スタメン GK:メレト DF:ディ・ロフェンツォ、ラフマニ、ファン・ジェズス、マリオ・ルイ MF:アンギサ、ロボツカ、ジエリンスキ FW:ポリターノ、オシムヘン、クワラツヘリア 負傷者:なし 出場停止者:なし 序列が落ちているジエリンスキではなくトラオレが先発の可能性も。左サイドバックはオリベラが入る可能性がある。 ★注目選手 ◆FWラミン・ヤマル(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_7_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの注目選手にはヤマルを挙げたい。直近のマジョルカ戦では守備に徹してきた相手に対し、終盤に個人技でゴールをこじ開け勝利に導いた。タイトなスペースでも打開でき、正確なフィニッシュワークでゴールも陥れることが可能と、16歳にして完成度の高いアタッカーだ。対面するナポリの左サイドバックはマリオ・ルイにしてもオリベラにしても攻撃に特長のあるサイドバックで、やや守備に難を抱える。ヤマルがこのエリアを制すことができればバルセロナ突破の可能性が高まっていくはずだ。 ◆FWクヴィチャ・クワラツヘリア(ナポリ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240310_7_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一方、ナポリの注目選手にはクワラツヘリアを挙げたい。今季は鮮烈に名を揚げた昨季ほどのインパクトこそないものの、カルツォーナ監督就任後はパフォーマンスが明らかに向上している。セリエAではここ3試合で4ゴールを挙げ、昨季に続く二桁ゴールを達成した。昨季の良いイメージを取り戻しつつある中、バルセロナ相手にも躍動できるかがナポリの突破に大きく影響しそうだ。 2024.03.12 18:00 Tue
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