鎌田&長谷部先発フランクフルトと堂安先発ビーレフェルトの日本人対決はドロー決着《ブンデスリーガ》

2020.09.20 00:37 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ開幕節、フランクフルトvsビーレフェルトが19日に行われ、1-1で引き分けた。フランクフルトのMF鎌田大地は88分までプレーし、MF長谷部誠はフル出場。ビーレフェルトのMF堂安律は72分までプレーしている。

新シーズンの公式戦初戦となった先週のDFBポカール1回戦の1860ミュンヘン戦を2-1で勝利したフランクフルト。この試合で先発した鎌田が引き続きスタメンとなり、ベンチ入りも出場機会のなかった長谷部が先発となった。
一方、昨季2部優勝で12シーズンぶりに1部復帰となったビーレフェルトは、DFBポカールでは4部相手にまさかの敗戦。堂安はこの試合で先発デビューを飾ったものの、見せ場を作れずチームも敗れてしまった中、堂安は引き続きスタメンとなった。

[3-5-2]で臨んだフランクフルトは、鎌田がトップ下、長谷部が3バックの中央に入った。一方、ビーレフェルトは[4-1-4-1]で臨み、堂安は右インサイドMFに入った。

ビーレフェルトが良い入りを見せた中、徐々に圧力を強めていったフランクフルトは、21分にローデがミドルシュートでオンターゲットを記録。すると1分後に決定機。コスティッチの左クロスをダ・コスタがボレーで合わせたが、わずかに枠の左に外れた。
さらに32分にも決定機。GKのミスパスを鎌田がカットした流れから、アンドレ・シウバがヒールでシュートに持ち込むも、GKにセーブされる。

ゴールレスで迎えた後半、フランクフルトはダ・コスタに代えて新戦力のツバーを投入した中、開始5分に堂安がゴール正面の位置から際どいミドルシュートを浴びせたビーレフェルトが、51分に先制する。

スルーパスに反応したスクがディフェンスライン裏を取り、ボックス右に侵入しシュートを蹴り込んだ。

追う展開となったフランクフルトが前がかる中、62分に追いつく。コスティッチの左クロスをニアサイドのドストがヘッドで逸らすと、最後はアンドレ・シウバがヘッドで押し込んだ。

そして78分には逆転のチャンスが訪れるも、2度にわたる決定的なシュートはゴールライン上の相手DFの好クリアに阻まれた。

終盤にかけてはフランクフルトが押し込む展開が続いたが、ビーレフェルトが粘りの守備を見せ1-1でタイムアップ。日本人対決は勝ち点1を分け合っている。
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