人種差別発言があったと主張するネイマール、PSGは全面サポートを発表
2020.09.15 12:45 Tue
パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、ブラジル代表FWネイマールに対する人種差別について、全面的なサポートを行うと声明を発表した。
この試合では後半アディショナルタイムに両チーム合わせて5名が退場。ネイマールもその中の1人だったが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、マルセイユのスぺイン人DFアルバロ・ゴンサレスの後頭部を殴打したことが確認され、退場となっていた。
ネイマールは、この退場劇の裏側にアルバロからの人種差別発言があったと主張。「いいかげん口を閉じろ、汚い猿め!」と言われたとし、自身のツイッターでも「アイツの顔を殴らなかったことが唯一の後悔」と怒りをあらわにしていた。
この件を受け、PSGは声明を発表。ネイマールを完全に擁護する姿勢を見せ、人種差別発言の調査を待つとした。
「クラブは、社会、サッカー、また我々の生活に人種差別の余地がないことを思い出させ、世界中のすべてのそのような兆候に反して、声を上げるように呼びかけます」
「15年以上にわたり、クラブはSOS Racisme、Licra、Sportitudeなどのパートナーと共に、あらゆる形の差別との闘いに力を注いできました」
「パリ・サンジェルマンはLFP(フランス・プロリーグ機構)の懲戒委員会が調査し、この事実を明らかにすることを期待しています。クラブは、調査を進める上で協力いたします」
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ネイマールは13日に行われたリーグ・アン第3節、マルセイユとの“ル・クラスィク”に臨み、0-1で敗戦。開幕2連敗という屈辱を味わった。ネイマールは、この退場劇の裏側にアルバロからの人種差別発言があったと主張。「いいかげん口を閉じろ、汚い猿め!」と言われたとし、自身のツイッターでも「アイツの顔を殴らなかったことが唯一の後悔」と怒りをあらわにしていた。
この件を受け、PSGは声明を発表。ネイマールを完全に擁護する姿勢を見せ、人種差別発言の調査を待つとした。
「パリ・サンジェルマンは、相手選手による人種差別的発言の犠牲者であるネイマールを強く支持します」
「クラブは、社会、サッカー、また我々の生活に人種差別の余地がないことを思い出させ、世界中のすべてのそのような兆候に反して、声を上げるように呼びかけます」
「15年以上にわたり、クラブはSOS Racisme、Licra、Sportitudeなどのパートナーと共に、あらゆる形の差別との闘いに力を注いできました」
「パリ・サンジェルマンはLFP(フランス・プロリーグ機構)の懲戒委員会が調査し、この事実を明らかにすることを期待しています。クラブは、調査を進める上で協力いたします」
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