熾烈なシーソーゲームを制した横浜FC、名古屋を下して連敗脱出! 三浦知良はベンチ入りも出場せず《J1》
2020.09.13 19:58 Sun
明治安田生命J1リーグ第16節、横浜FCvs名古屋グランパスが13日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、3-2で横浜FCが勝利した。
3連敗中の横浜FC(勝ち点14)と、直近5試合で3勝1分け1敗の名古屋(勝ち点27)が激突。8月にはクラブ史上初のJ1リーグ3連勝を収めた横浜FCだが、一転してまたしても苦しい状況に置かれている。前節はFC東京相手に先制するも、似たような2失点で逆転負けを喫した。対する名古屋は、前節は横浜F・マリノスに開始直後に先制される展開となったものの、逆転勝利を収めて公式戦4試合ぶり白星をあげた。
三浦知良が今季初めてベンチ入りした横浜FCが立ち上がりはペースを握ったが、虎視淡々と攻撃のチャンスを窺う名古屋は12分、相馬が左サイドから上げたクロスが跳ね返されたところを、右サイドバックの吉田がボックス手前から右足一閃。強烈な勢いを持ったボールがゴール右上隅に突き刺さるスーパーゴールで、アウェイチームが先制した。
出る杭を打たれる形となった横浜FCだが、大先輩が見ている手前、情けない姿は見せられない。すると19分、田代がボックス右へ縦に送ったパスが相手のクリアミスを誘うと、齋藤功がボックス中央から蹴り込んで同点に。齋藤功はこれがJ1初ゴールとなった。
さらにその3分後には、手塚のアウトスイングの左CKからゴール前で混戦になったところを、田代がこぼれ球をねじ込んで瞬く間に逆転に成功した。
1点ビハインドで後半を迎えた名古屋は立ち上がりから攻勢を強めて横浜FCを押し込んでいく。52分には金崎のポストプレーから稲垣がシュートを狙うも、惜しくも枠の右に外れてしまう。
旗色が悪くなってきた横浜FCは59分に齋藤功を下げて松尾を投入。するとその直後、後半初めてボックス内でボールを持ったホームチームは手塚がボックス中央からシュートを放ったが、再び味方に当たってしまう。さらにそのこぼれ球を拾った手塚からパスを受けた松尾がネットを揺らすもオフサイドの判定に。
攻撃の圧力を上げたい名古屋は63分に3枚替えを決行。ジョアン・シミッチ、マテウス、山崎を投入すると73分、GKからパスを繋ぐ横浜FCにプレッシャーをかけた山崎がGK南からボールを奪うと、金崎、シミッチと繋ぎ、最後はマテウスがゴールを陥れて試合を振り出しに戻した。
シーソーゲームの様相を呈してきた一戦。このまま名古屋の勢いが勝るかに思われたが、78分に横浜FCが勝ち越しに成功する。右サイドから入れたクロスが相手に当たって跳ね上がると、上手く収めた松浦がボックス手前からゴール前にパスを供給。オフサイドギリギリで飛び出した途中出場の瀬沼がこれを押し込んで、再び横浜FCがリードを得た。
その後はオープンな試合展開となったが、リードを守り切った横浜FCが壮絶な撃ち合いを制し、連敗を「3」でストップ。名古屋は2試合ぶりの黒星となった。
3連敗中の横浜FC(勝ち点14)と、直近5試合で3勝1分け1敗の名古屋(勝ち点27)が激突。8月にはクラブ史上初のJ1リーグ3連勝を収めた横浜FCだが、一転してまたしても苦しい状況に置かれている。前節はFC東京相手に先制するも、似たような2失点で逆転負けを喫した。対する名古屋は、前節は横浜F・マリノスに開始直後に先制される展開となったものの、逆転勝利を収めて公式戦4試合ぶり白星をあげた。
出る杭を打たれる形となった横浜FCだが、大先輩が見ている手前、情けない姿は見せられない。すると19分、田代がボックス右へ縦に送ったパスが相手のクリアミスを誘うと、齋藤功がボックス中央から蹴り込んで同点に。齋藤功はこれがJ1初ゴールとなった。
さらにその3分後には、手塚のアウトスイングの左CKからゴール前で混戦になったところを、田代がこぼれ球をねじ込んで瞬く間に逆転に成功した。
俄然勢いが増してきた横浜FMは、33分に瀬古がミドルシュートでGKランゲラックを強襲。その直後には斉藤光のドリブルによるチャンスメイクから、松浦が絶好機を迎えるも、ゴール手前から放ったシュートは味方に当たってしまった。
1点ビハインドで後半を迎えた名古屋は立ち上がりから攻勢を強めて横浜FCを押し込んでいく。52分には金崎のポストプレーから稲垣がシュートを狙うも、惜しくも枠の右に外れてしまう。
旗色が悪くなってきた横浜FCは59分に齋藤功を下げて松尾を投入。するとその直後、後半初めてボックス内でボールを持ったホームチームは手塚がボックス中央からシュートを放ったが、再び味方に当たってしまう。さらにそのこぼれ球を拾った手塚からパスを受けた松尾がネットを揺らすもオフサイドの判定に。
攻撃の圧力を上げたい名古屋は63分に3枚替えを決行。ジョアン・シミッチ、マテウス、山崎を投入すると73分、GKからパスを繋ぐ横浜FCにプレッシャーをかけた山崎がGK南からボールを奪うと、金崎、シミッチと繋ぎ、最後はマテウスがゴールを陥れて試合を振り出しに戻した。
シーソーゲームの様相を呈してきた一戦。このまま名古屋の勢いが勝るかに思われたが、78分に横浜FCが勝ち越しに成功する。右サイドから入れたクロスが相手に当たって跳ね上がると、上手く収めた松浦がボックス手前からゴール前にパスを供給。オフサイドギリギリで飛び出した途中出場の瀬沼がこれを押し込んで、再び横浜FCがリードを得た。
その後はオープンな試合展開となったが、リードを守り切った横浜FCが壮絶な撃ち合いを制し、連敗を「3」でストップ。名古屋は2試合ぶりの黒星となった。
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