バルサを去るメッシは一体どこへ? 3つの有力候補と希望的観測
2020.08.26 17:30 Wed
25日、サッカー界に衝撃が走った。世界最高峰のサッカー選手の1人であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、バルセロナに対してトランスファーリクエストを出したと一斉に報道された。ニューウェルズ・オールドボーイズでサッカーをしていたメッシは、2001年に13歳でバルセロナのカンテラに加入。成長ホルモンの分泌異常が発覚していたメッシに対し、治療費を含めてバックアップを約束したバルセロナに加入すると、メッシはカンテラ時代から類稀なる才能を発揮。その後は現在に至るまでバルセロナ一筋でプレーを続けてきた。
チームのアイコンとして、そして数多くの功績を残したメッシに対しては、バルセロナも破格の契約を結んでおり、メッシは自身が退団したいタイミングでクラブを辞められるリリース条項を持っているとされている。
一方で、クラブは6月10日にその条項は期限が切れたと主張している状況。しかし、2019-20シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でシーズンが中断していたこともあり、この条項は例外的な措置がとれるという考えもできる。何れにせよ、互いの信頼関係の下に結ばれている契約と推測できるが、今回の一件で条項が発効される可能性が現実味を帯びてきてしまった。
そのメッシに対しては、世界中のクラブが当然ながら興味を示している状況。数々の報道がなされる中、行き先の候補をいくつかピックアップしてみたい。
退団が決定した場合に可能性が高いクラブとしては、マンチェスター・シティが挙げられるだろう。本気度はともかく、これまでもメッシの獲得に関して興味を示していたことは事実。さらに、メッシを獲得するだけの資金力も十分に持っている。
また、ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執っていることも大きい。グアルディオラ体制下では3冠を達成するなど、バルセロナでの黄金期をともに作った監督である。ヨーロッパでのプレーを考えると、グアルディオラ監督の下に行く可能性は十分にある。
さらに、シティのレジェンドにもなったアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが居ることも後押しするだろう。良き友人でもあるアグエロとの共演は、シティが果たしたいチャンピオンズリーグ制覇へ大きく近く可能性もある。ダビド・シルバが退団した今、メッシが加入となれば、シティはより強力になることは間違いないだろう。
◆パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)
次に候補として挙げられるのは、パリ・サンジェルマン(PSG)と言っていいだろう。何よりもその資金力が群を抜いており、メッシの満足いく契約も結べる力を持っている。
加えて、バルセロナで共にプレーしたブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表の同僚でもあるMFアンヘル・ディ・マリア、さらにはフランス代表FWキリアン・ムバッペなど各国のトップクラスの選手が所属。2019-20シーズンはチャンピオンズリーグ決勝まで駒を進めたことからも、魅力あるクラブと言える。
特にネイマールの存在は可能性を感じさせ、メッシが共演を再び望むのであればPSG行きの可能性は高くなる。リーグ・アンとリーグのレベルは下がることは否めないが、チャンピオンズリーグの舞台でビッグイヤーを掲げることは叶う可能性がある。
◆インテル(セリエA)
メッシが良きライバルを追うという可能性もあるだろう。イタリアに行くという選択肢であればユベントスで共演という夢のような考えもしたいところだが、現実を考えればなかなか難しい話。アンドレア・ピルロ監督が獲得を望むとも考えにくい。
その点では、インテルは可能性があると言える。中国の蘇寧グループがオーナーを務めるインテルは、資金力も豊富。各国の代表選手も所属しており、チームの再建に動いている最中だ。アントニオ・コンテ監督が獲得を望むかは不明だが、イタリアに行く理由の1つとして金銭面も挙げられる。
スペインに比べ、イタリアは税金の支払いが少ない。移籍後も高額な年俸をもらうであろうメッシにとっては、イタリアへ移籍することは1つの側面では大きなプラスとなり得る。
また、レアル・マドリーとバルセロナのエースとして切磋琢磨したクリスティアーノ・ロナウドと再びライバル関係になれることを考えても、可能性はゼロとは言えない。
◆メッシ、バルサとアルゼンチンで積み上げた700のゴール!
チームのアイコンとして、そして数多くの功績を残したメッシに対しては、バルセロナも破格の契約を結んでおり、メッシは自身が退団したいタイミングでクラブを辞められるリリース条項を持っているとされている。
一方で、クラブは6月10日にその条項は期限が切れたと主張している状況。しかし、2019-20シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でシーズンが中断していたこともあり、この条項は例外的な措置がとれるという考えもできる。何れにせよ、互いの信頼関係の下に結ばれている契約と推測できるが、今回の一件で条項が発効される可能性が現実味を帯びてきてしまった。
そのメッシに対しては、世界中のクラブが当然ながら興味を示している状況。数々の報道がなされる中、行き先の候補をいくつかピックアップしてみたい。
◆マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)
退団が決定した場合に可能性が高いクラブとしては、マンチェスター・シティが挙げられるだろう。本気度はともかく、これまでもメッシの獲得に関して興味を示していたことは事実。さらに、メッシを獲得するだけの資金力も十分に持っている。
また、ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執っていることも大きい。グアルディオラ体制下では3冠を達成するなど、バルセロナでの黄金期をともに作った監督である。ヨーロッパでのプレーを考えると、グアルディオラ監督の下に行く可能性は十分にある。
さらに、シティのレジェンドにもなったアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが居ることも後押しするだろう。良き友人でもあるアグエロとの共演は、シティが果たしたいチャンピオンズリーグ制覇へ大きく近く可能性もある。ダビド・シルバが退団した今、メッシが加入となれば、シティはより強力になることは間違いないだろう。
◆パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)
次に候補として挙げられるのは、パリ・サンジェルマン(PSG)と言っていいだろう。何よりもその資金力が群を抜いており、メッシの満足いく契約も結べる力を持っている。
加えて、バルセロナで共にプレーしたブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表の同僚でもあるMFアンヘル・ディ・マリア、さらにはフランス代表FWキリアン・ムバッペなど各国のトップクラスの選手が所属。2019-20シーズンはチャンピオンズリーグ決勝まで駒を進めたことからも、魅力あるクラブと言える。
特にネイマールの存在は可能性を感じさせ、メッシが共演を再び望むのであればPSG行きの可能性は高くなる。リーグ・アンとリーグのレベルは下がることは否めないが、チャンピオンズリーグの舞台でビッグイヤーを掲げることは叶う可能性がある。
◆インテル(セリエA)
メッシが良きライバルを追うという可能性もあるだろう。イタリアに行くという選択肢であればユベントスで共演という夢のような考えもしたいところだが、現実を考えればなかなか難しい話。アンドレア・ピルロ監督が獲得を望むとも考えにくい。
その点では、インテルは可能性があると言える。中国の蘇寧グループがオーナーを務めるインテルは、資金力も豊富。各国の代表選手も所属しており、チームの再建に動いている最中だ。アントニオ・コンテ監督が獲得を望むかは不明だが、イタリアに行く理由の1つとして金銭面も挙げられる。
スペインに比べ、イタリアは税金の支払いが少ない。移籍後も高額な年俸をもらうであろうメッシにとっては、イタリアへ移籍することは1つの側面では大きなプラスとなり得る。
また、レアル・マドリーとバルセロナのエースとして切磋琢磨したクリスティアーノ・ロナウドと再びライバル関係になれることを考えても、可能性はゼロとは言えない。
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