モナコ時代のファルカオ、大不振に喘ぐチームを救う殊勲の一撃【ビューティフル・フリーキック】
2020.08.22 22:00 Sat
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は、ガラタサライのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオがモナコ時代に決めたフリーキックだ。
名門リーベル・プレートで名を上げ、ヨーロッパへ移籍してからはポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産し、2013年にモナコへ移籍したファルカオ。その類稀な得点能力は、対戦相手にとって常に脅威であり、“エル・ティグレ(スペイン語で虎の意)”の異名を持つ典型的な9番タイプのストライカーだ。さらに、右足のキックの精度にも定評があり、モナコでは度々直接FKも沈めている。
2018年11月24日に行われたリーグ・アン第14節のカーン戦ではどん底のチームを救う一発を決めている。
キッカーのファルカオは、慎重にボールをセットし、自分に何か言い聞かせながらシュートモーションに入る。放たれたシュートは、相手の壁のわずか上を通り、そこから急激に変化してゴール左へと突き刺さった。スピードの乗ったシュートに、相手GKは飛ぶことすらできず、貴重な先制点となった。
モナコはエル・ティグレによる“虎”の子の1点を死守。アンリ監督に初勝利をプレゼントしている。
◆ファルカオが不振に喘ぐチームを救う殊勲の一撃
名門リーベル・プレートで名を上げ、ヨーロッパへ移籍してからはポルトやアトレティコ・マドリーでゴールを量産し、2013年にモナコへ移籍したファルカオ。その類稀な得点能力は、対戦相手にとって常に脅威であり、“エル・ティグレ(スペイン語で虎の意)”の異名を持つ典型的な9番タイプのストライカーだ。さらに、右足のキックの精度にも定評があり、モナコでは度々直接FKも沈めている。
2018年11月24日に行われたリーグ・アン第14節のカーン戦ではどん底のチームを救う一発を決めている。
ティエリ・アンリ監督就任後公式戦6試合で2分け4敗と未勝利の状態が続いていた中で迎えたこの試合、ゴールレスで迎えた55分にモナコはール正面右、ゴールまで約20mの位置でFKを獲得する。
キッカーのファルカオは、慎重にボールをセットし、自分に何か言い聞かせながらシュートモーションに入る。放たれたシュートは、相手の壁のわずか上を通り、そこから急激に変化してゴール左へと突き刺さった。スピードの乗ったシュートに、相手GKは飛ぶことすらできず、貴重な先制点となった。
モナコはエル・ティグレによる“虎”の子の1点を死守。アンリ監督に初勝利をプレゼントしている。
|
関連ニュース